見出し画像

Instagramと距離を置いてみて

Instagramアプリを消してから約1ヶ月が経った。



アカウントは残してあるのでたまにブラウザから覗き見をしているが、本当に自分が見たい情報(親しい友人や好きなアーティストの投稿等)しか見ないようになった。
主体的に情報を得られるようになり、時間を無駄にしている感覚や、不必要に心をざわつかせることが格段に減った。

また、日々の生活の中で、投稿しよう!と意識して行動することもなくなり、本当に自分が今やりたいことや必要なことに意識を集中できるようになった。
投稿してから「やっぱやめとけばよかった」とか「こっちの写真のほうがよかったかも」みたいな余計なことを考える時間も当然なくなった。
一度、試しにストーリーを載せてみたが、やっぱり私はその投稿のことがその後ずっと気になってしまうので、もうやめた方が良いんだなと悟った。

そもそも、有名人でもなんでもないのに、充実している自分の生活を人に見せつけていることにも違和感を覚えるようにもなった。自慢したいことは誰しもあると思うが、noteやブログのような情報を得る側に主体性があるところに投稿したり、信頼関係のある友人や家族に聞いて貰えば十分ではないか。
もちろん、自慢しないのがかっこいいのに越したことはない。(と私は思う)


以前はかなり頻繁にストーリーを投稿していたため、「慣れない海外生活でついに病んだのか?」と心配されるかもとも思っていたが、仲の良い友人と電話をした際に、「最近投稿ないから気になっていたよ〜」と言われ、それに返答するくらいであった。
事実ではないし、そう思われたとて気にしななくていいや。聞かれた時だけ答えよう。

この1ヶ月間に、日本にいる何人かの友人や家族と電話をしたり、手書きのメッセージを添えたポストカードを送ったりした。
電話で直接話すことで、SNS上では見えなかったリアルな生活や悩みなど、人間味のある部分を共有することができたし、海外から送ったポストカードはみんなからとても喜んでもらえた。
ゆっくり話ができて、喜んでもらえて、私もとても満ち足りた気持ちになった。

頻繁に近況をストーリーに載せることで、「気になったら向こうから連絡をしてくれるだろう」と慢心していた自分を反省し、自分が大切にしたいと思う相手には自分の方から働きかけるようにしたい。

こんな感じで、これからもInstagramとは一定の距離を持ち、自分の心に合った使い方をして行こうと思う。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?