いつぞやの心のつぶやきパレード4 留学編
アメリカの大学、図書館が24時間開いていた。たまに利用した。眠れない人がヘッドフォンを付けて寛いでいたり、こつこつ課題している人がいたり。チルな深夜図書館、よかった。
留学は、目の前で毎日洋画が再生されている感じだった。
トルコ人の目の前で、めっちゃ赤裸々な日記書く。ここでは日本語は暗号なんです、ふふふ。
目の前の景色も、人間も、常識も、全部変わって、価値観が大革命。
謙虚にしてたら点数貰えたのに、いきなり発言しないと点数貰えない世界になっちゃって、キツい
みんなの名前難しすぎて、Facebookで確認してやっと把握する始末。(ジョンとかだと助かる)
英語話せないより、話さない方がかっこわるいことに、留学が終わってから気付いたくやしさよ。
ルームメイトと深夜に売店に行き、フライドチキンを買ってライフ、イズ、ハード!って叫ぶ。
フットサル、観戦したけどルールが全く分からず、どちらかというとフットサルを観ている私を楽しんでた。
フライデーナイトのたのしさ。午前3時にこっそり、しのび足で寮に戻る。ほろ酔い、重いまぶた。深い夢の中。
天国かと思ったら、アジアスーパーだった。
ハグにじわじわ慣れる。
バーでハメを外して知らない誰かとチューしている友達を、弱いお酒片手にラブロマンスを鑑賞するかの如く眺めてました。アメリカだ。
スタバでスモールなんてないよ、アメリカにようこそって出された巨大なアイスコーヒー。洗礼。
授業中にピザがやってきたこと、あった。
クラスで真面目にマックのノートパソコンで作業してる女の子をチラ見したら、Googleを開き、Amazonで買い物し、Facebookのメッセンジャーで友達とやり取りしてた。その名もGAFA。
大学Tシャツは、私服であり、パジャマ。
トランプvsヒラリーで大騒ぎだったあの日の寮。
私、英語を勉強しなかったらこの人たち全員に出会えなかったんだと思ったら、本当に英語を勉強してよかった。
今の彼との初デートは、キャンパスのダイニングホールだった。ハンバーガー食べながらお喋りして、うっすらこの人と付き合うかもって思ったら本当に付き合った。
月に1回、大きなバスに揺られて彼氏の住む街に遊びに行った。8時間の大移動。道中すら楽しい。遅れてばっかだったけど。
帰国の1日前に初めて言われて言ったアイラブユー
ウーバーのおじさんと語って仲良くなりがち。
イケメンが何故かこぞってださめのロングソックス履いてて、日本語でそれはないやんって呟く。
外国人の方がアニメに詳しい。
異国で数少ない日本人に出会えたとき、ウォーリーを発見した並の嬉しさ。そして仲良くなる。
むずかしい授業、iPhoneで録音したやつ3回くらい聴いてやっと理解する。
シャワーじゃなくて、たまにはあったかい湯船にどぼんしたい。
課題に殺されかけた、深夜。
寮の共用冷蔵庫に物入れたら、次回減ってる。
ボーっとしてたら、いきなり祈りましょうと声かけられた。
深夜に友達と食べるインスタントラーメン3倍旨いのなんで
いつでも記憶を取り出せるように日記つけとけばよかった。あと、もっと動画を撮ればよかった。
大きくて柔らかいクッキーと、ヘーゼルナッツコーヒーは、毎日摂取しても飽きず、やみつき。
元彼からクリスマスプレゼントに貰ったお洒落な小包の中身がスライスチーズだった話、スピーチのクラスでしたらウケて成績に10点プラスされた。そうか、あれはアメリカンジョークだったんだね....。
KADAI OWARIMASEN。
全然違う人生を歩んできた人たちと交われた気がしてなんだかフシギな感じ
新しい価値観、毎日インストールされる。
帰国、夕方の日本。長い夢から覚めた感じがする
留学は、わたしの中で文明開花だった。
つづく
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