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2分で読める素敵noter様交友録#17『思い出の作り方』

昨日、リアル会に参加した。


第2回目の参加だったので、新幹線も一人で乗れることは確認済み。
必要だと思われる、何とかpayも用意した。

よっしゃ、
と思っていたら家族にこうツッコまれた。
「え? お母さんだけ? ズルくない?」

みんなも車でついて行くと言い出した。
そう決まったのが、1か月ちょっと前。

うそーん。
うそーん。

気楽に日帰りで行ってこようと思ったのに?
前泊出来る宿を予約し、神戸に前のりした。


当日、用意したセーターを引っ掛けて破るは、待ち合わせの東口と西口を間違えるはと、度々おこる旅のハプニング。

さまよった挙句、待ち合わせの目印、豚まん屋さんを目にした時、うっすら涙が出たとかでないとか。
肉まん見てふつう泣ける?

あとは、みなさんについて行くだけ、もう安心。

ところがお支払いの時、

「すみません、うちはなんとかpayは扱っていません。そのほかのお支払方法か現金で・・・」

マジか!

都会はほぼ何とかpayでのお支払いだと思っていたのに、出番があったのはわずか1回。
やっとモタモタせずにお店の人にスマホを差し出せるようになったのに。
ちぇっ。

都会は現金を使わないなんて、完全にワタクシの思い込みだったと気がつく。恥ずかしい~。


夕方再び、家族と合流し、旅の話を交換した。

「見てみて、これすっごくきれい~」
とダンナと娘に見せてもらった写真は、
「どんだけ撮ったの?」
というくらいの超超大量の写真。

それは遊びに行った先の景色や、観てきたステキな物。

それに引き換えワタクシの旅の写真。
自分が食べたものと一目ぼれしたケーキ、そしてそのお店の入口。

結局、食い気かーい。

一番自分が驚いた。
いい、心の中に思い出はある。



今、どこのおみせも店内は黙食かなるべく小声でが大前提。

そんななか、風が吹きぬけるテラスで声のボリュームを気にせずにしゃべったこと。それも、青くて、広い広い空を見上げながら飲んだコーヒーは最大級の思い出として残った。

寒さもトイレも時間も気にせずに温かい部屋でゆ~っくりと味わったら決して出来ない思い出、ワタクシ流。

大満足。












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