「実在していないもの」を「実在している」という勘違いが苦しみを生む
【音声で聴きたい方は一番下の「ラジオ配信」からどうぞ】
Core塾でもよく話しに出しています
「インド哲学」と
「コ―スインミラクル(奇跡のコース)。
どちらも
すべては繋がっていている、という非二元論です。
どちらもゴールは同じでも、
アプローチの仕方が違うな、と感じています、
アコースインミラクル(以下、ACIM)で、
一番大切な実践は「赦し」
そして、ACIMでいう
「赦す」というのは
観る=観察する=looking。
自我(思考)を観察する、
幻想を観察する、
闇(怖れ)を観察する、
と、とにかく
「観る」を実践していきます。
実在しないものを、
実在しないものとして、
きちんと観る、ということです。
私たちは、
実在していないものを、
「実在している」と勘違いをしているところから
苦しみがはじまります。
だから、
実在、と、非実在を
しっかりと識別していくこと。
私がいつも例えているものでいえば、
幻想、映画のストーリーに入り込んでいることに、
いつも気づいて、
それを観客席から、きちんと観る、ということです。
これは、
インド哲学や聖典でいうように、
真理や神や愛や光といったものを
追い求めていくようなアプローチとは少し違って
真理ではないものを見つけ出して、
それを取り消していくことをしていく、
というものになります。
自分が創り出しているこの世界は
いったいどういうものなのか、
なぜ、その世界が目の前に現れているのか、
そこを観察して、
それを否定せず、ジャッジせず観ていく、ということ。
それは、
「ありのままに見る」
ということです。
ありのままに「観る」というのが
ACIMでは「赦し」になります。
起きていることを
起きているままに直視することで、
それは実在ではなくて、幻想であることを
見抜くことができて、
自分がそれらの幻想を信じることによって、
自分の世界を創っていただけだった、
ということに気づくことができます。
全部、自分で創っていたんだ、ということ。
私たちがしていくのは、それだけです。
自分が作り出したもの(幻想)を
しっかり正視しなさい!ということです。
なぜなら、
自分で全部作っていたことに気付けば、
苦しみも不安も、怖れも
全て自分で創り出していたことに
気づくことができるから、です。
行きつくゴールは同じです。
Who am I?
I am That.
ここへの深い理解ですが、
色々な実践方法がありますね。
気楽に、自由に、
ただ、今にいる、をしてみませんか。
アーユルヴェーダやヨガの実践、
瞑想、呼吸法の習慣は
私たちを真理に近づけてくれます。
明日も素敵な1日を♪