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PMSの症状緩和6つの対策

PMS(月経前症候群)に悩まれている方は
結構いらっしゃると思います。

私も20代の頃は
PMSにとても悩まされていました。

PMSは
月経がはじまる1~2週間前に生じる
身体的、感情的な諸症状のこと。

症状はいろいろですが、
大抵の場合、月経が開始するとおさまります。

PMSの症状は
人それぞれで、複雑なため、
確かな原因はわかっていませんが、

いくつかの原因がきっかけとなって
ヴァータとピッタがバランスを崩すことで発症すると
アーユルヴェーダでは考えます。


不規則な生活やストレス、
カフェインやたばこ、アルコールの取りすぎなど

食事や行動が乱れることで、
ドーシャバランスが崩れ体内毒素が蓄積していきます。

これにより
体内の循環が悪くなり、
組織に十分栄養が届かず、免疫が落ちます。

免疫が落ちれば、
さまざまな病気になりやすくなったり、
各組織や器官から痛みなどになって症状がでてきます。

これがPMSの時にでてくる症状。


アーユルヴェーダでは、
PMSの症状緩和の方法としてはいくつかあります。


①カティバスティ

うつぶせになって、
腰に(小麦粉などをつかって)土手をつくり、
腰の部分に温めたセサミオイルを保留する療法。

腰痛、下腹痛の軽減、
骨盤内臓器を支配する神経系の滋養強壮に役立ちます。
PMSだけでなく、通常時の腰痛などにも効果が高いです。

土手を作ることが困難である場合や
ひとりで行いたい場合には、うつぶせになって
温めたオイルをたっぷりと染み込ませたコットンを
腰に当て、その上から湯たんぽ等をのせて
オイルを腰部にじんわりと浸透させてください。


②下腹部のオイルマッサージと発汗

生理前に温めたセサミオイルを下腹痛に浸透させ
蒸しタオルで温めたり、さらにその上に湯たんぽをのせ
かるく発汗させます。
下腹部痛の軽減に役立ちます。


③アヴィヤンガ(全身のオイルマッサージ)

セサミオイルで全身をオイルマッサージをする。
体全体の滋養強壮、体の痛みの軽減に役立ちます。

オイルマッサージが終わったあとは、
シャワーで流し、お風呂にゆっくり入って
無理のない範囲で軽く発汗しましょう。


④シロピチュ

温めたセサミオイルをコットンに浸し、
頭頂部におく湿布法。

シロダーラと同様、頭痛、不眠、イライラや不安解消に
役立ちます。


⑤瞑想

不安、イライラ、落ち込みの緩和に役立ちます。


⑥クミンウォーター

クミンは消化力のUPや子宮の浄化作用があるので、
生理前~整理中は特におすすめです。

1Lの水に大匙1杯のクミンシードを入れて煮だし、
5分おいてこし、
1日の中でこまめに飲むようにしてください。


またPMS予防のために、
避けるべき食べ物や行動も。

じゃがいも、さつまいも、
かぼちゃ、ナス、
パン、揚げ物、チーズ、お刺身、
アルコール、喫煙、コーヒーも控えめに。

また、ストレスや不規則な生活、
夜ふかしなども、PMSの悪化につながりますので
避けたいですね!


毎月のことですから、
PMSはホルモンバランスが乱れているから仕方ない、と諦めて、
痛み止めなどを服用する前に、
自分でできる対策はしていきたいですね♪



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