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#250 大人は思考ツールを使っているのか?自分で検証してみる

2023.1.5.
新職場へ初出勤!!!
つーかーれーたー!!!!!
いや…新職場と言っていいのか…?またの機会にそのことについても書こう。



家で棚を整理していたら、こんなものが出てきた。

6年生を担任していたときに、ラミネートして子供たち一人一人に配っていたものだ。

この年は同じ学年に総合が専門の先生がいて、いろんなノウハウを教えてもらった…いや、横目で見たりちょっとエッセンスをいただいたり程度だったので、もっとちゃんと教えてもらうべきだったなと思う。


※めちゃくちゃ余談だが「専門は生活総合です」という方から漂う優秀臭っていったいなんなんだろうか。私だけ?香ってるの。



この年、板書などで意識的に思考ツールを使いつつ、こういう時に便利だよねーと子供たちに紹介していって、あわよくば2枚目のカードも出したいと思っていたのだが…。そこまではできなかったし、子供たちも「あ、あれ使えばいいんじゃない?」とは言っていたが、自分たちで使いこなすというところまでは全く至らなかった。反省。



そしてふと思ったのだ。

私自身は、日常的に思考ツールを使ってるかな?と。
子供に紹介してはいるが自分は使いこなしているのかと。


…というわけで、
ここ数年使っていた自分のノートや板書には思考ツールが使われているのか、探してみることにした!!!





一覧/シンキングツール〜考えることを教えたい〜より


★マトリックス(表)…整理する・比べる

これもまとめが強引、整理するための表

比較的使用頻度は多い気がする。項目が多めだと表はまとめやすい。


★ステップチャート…順序づける

英語の超略案

授業の進め方を考えるとき、矢印などがないにしてもたいていはステップチャート形式である。だって、進め方だもんね。番号をふって書いていることが多い。


★ベン図…共通点と相違点を整理する

強引にまとめているが、ベン図

あんまり使わないかも…。たまたま見つけたこの板書。算数の集合みたいな問題ではよく使うけれども。


★座標軸…2つの視点から考えを整理する

記録に残っているものはなかったが、これもちょこちょこ使うな!
昨年度は研究の実態調査もこれに近かったかも…?


★イメージマップ…考えを広げる

国語「くじらぐも」研究授業のアイデア出し

これは色分けもしてある…。イメージマップと言っていいのか?
多分ピンクが課題となる実態で、青が良いところの実態で、緑は授業のアイデア?

運動会の表現を作るとき

これは完全にイメージマップ。やっぱり広げるツールだから、考える初期段階で使っていることが多い。使いどころ、合ってるぞ!



★ピラミッドチャート…考えを整理する

全然使っていない。


★XYWチャート…考えを広げる・具体的にする

板書には時々使ったけれど、自分の普段使いは全くしていない気がする。



★プラマイチャート…いろいろな見方をする

全然使っていない。


★くらげチャート…理由づける

全然使っていない。




分かったこと

自分のノートやらを見ていると、「囲み」「矢印」「イラスト」「番号」「吹き出し」などを使ってまとめていることが多いことが分かった。

名前がついているような「プラマイチャート」や「くらげチャート」などは見当たらない。多分同じような作業や考え方をしているのだが、囲みと矢印で済ませていると思われる。

高校体育の座学
教育書を読んだまとめ
書写研究授業のアイデア出し



それはそれでいいのだけれど、もう少し技として思考ツールを持っていると、まとめ方の幅が広がるような気がする。とにかくとにかく、字だけだと自分で考えているときもスッキリしないし、人の考えを読んでいるときも頭に入ってこない、というのは実感としてある。




何を使うかは本人に任せるとしても、子供たちに紹介して引き出しを増やしてあげることは大事だろうな、と思ったのだった。



以上、検証終わり〜!




#教員エッセイ
#思考ツール
#フィッシュボーンとか一度も使ったことない

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