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急にきた紫式部な母の書は…
#712
2025.1.23.
年始は姪と書き初め…というのが恒例行事となっている我が家。今年も無事に?行事終了。
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だったのだが、いつも一緒にやっていた母優子や姉を誘っても、2人とも「今年はいいや。」と言う。ちょっと手が離せないし、上手に書けそうにないと。えー、大人も一緒にやるのが楽しいのに…。
ちょうど?家に書き初め用の長い半紙もストックがなく、今回は私と姪2人で終えたのだった。ちょっと寂しい。
すると、1/7になって母優子からLINEが。
書き初めを紫式部風に、書いてみました。(笑)
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だ、だ、大丈夫そ???
両親にはいつまでも元気でいてほしいと、改めて思わされた2025年の幕開けであった。。。
歌人な優子の記事複製はこちら↓
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#254 母優子、心の短歌
2023.1.12.
母優子。
雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けない
150cmほどの体を持ち
欲はなく 怒っては反省し
いつも静かに笑っている
正月に大人6人と子供2人と赤ちゃん1人の飯を作り
あらゆることを自分を勘定に入れず
よく見聞きし 分かり そして忘れっぽい
下町の家のリビングの
ホットカーペットの上でクロスワードを解いて
東にアレルギーの孫がいれば
別メニューを用意し
西に介護が必要な姑がいれば
文句を言われながらも世話をしていた
南に裁縫ができない娘がいれば(姉)
入学セットを手作りし
北に町内会の仕事があれば
次の人が見つからないから辞められないと言い
日照りのときは洗濯機を3回まわし
寒さの夏は家でりかちゃんの服を作り
皆に「みゃー家の首都機能」と呼ばれ
身に降りかかるものを 苦とも思わず
そういう母に 私はなれそうにない
あれ、優子の説明をしようと思ったのになぜ「雨ニモマケズ」が出て来てしまったのか。しかも記事もあった↓
年末年始に寮母のごとく家族のために奔走していた母だが、姉一家が帰って余裕ができたのか…
なぜか短歌を詠み始めた!!!
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「プレバト」というテレビ番組をご存知だろうか。私は、教員を退職してからこの番組を初めてしっかり見る時間ができた。木曜19時からの番組である。(ちなみに今日は3時間スペシャルをやっていた。)
色鉛筆、スプレー、トースト…様々なアート作品や俳句で作品を競う番組で、メインは俳句である。
なんだか高尚すぎて私には全然分からない世界なのだが、それをよく見ていた母。
1月5日、急に「短歌を作ってみたの。」と言ってきた。俳句は季語も必要だし音が少ないし難しいので短歌にしたそうだ。
母が急に短歌を詠み始める…というのがじわじわ面白く、一応許可を得たので作品をここに残しておこうと思う。
◆掃除担当はたくみんよと言ってのける 娘の羨ましさよ
※たくみんとは、姉の旦那である。全く家事ができないうちの父との対比が…
◆陽の当たる部屋に残されし紙オムツ ちょっぴり淋しい正月四日
※この間までギャン泣きする赤ちゃんがいたもんね…
◆弁当を作る娘の後ろ姿 嬉しくもあり淋しくもあり
※1年半ぶりに自分で弁当を作ると言った私の話である。そんなこと思ってたんかい!というか私の作ったお弁当、手直ししてましたよね?
◆物干しの向こうに見える飛行機は 母住む熊本へ行く便か?
※母方の祖母はボケてしまったが熊本にいる。
◆新春に掃除はじめる父親に 具合でも悪いかと娘と目くばせ
※父は本当に家事をしない人なので!!!
いい感じ。
意外なところでアウトプットしてくる母なのであった。
#教員エッセイではない
#紫式部
#みゃー家の首都機能
#うちの母のこと
#短歌詠んどる
#日曜の朝は短歌の番組見てるらしい
#お家でプレバト