#273 デリカシーがない人
2023.2.12.
1年生の授業実践記録を書いていたところだったけれど、急に書きたくなったことがあるので残しておく。
土曜日は幼なじみSAOちゃんと、同級生めっちゃんのお墓参りに行った。
めっちゃんが亡くなったのは7年前。生きている間もお祭りやらみんなでの集まりやらを企画調整してくれる子だったけれど、亡くなってからはお墓参りで毎年会う機会を作ってくれる。どこまでもありがたい存在である。
そして、いつでも会えると思っている人に、言葉で感謝を伝えないといけないなと思うのもめっちゃんのおかげである。
お墓参りの後いつも行くちょっとよいランチで、「デリカシーがない人」の話になった。
いろんなタイプがいるので挙げておきたいと思う。
↓この下、ただの愚痴と悪口です。申し訳ございません。
★自覚なく時間を奪ってくる人
先週、とある学年の作品で「休んでいた子や終わらない子はどうするか」という相談を担任の先生としていた時のこと。
この作品は行事の関係でどうしても完成させないといけないものだった。
順調に進めて終わっている子もいるので、これ以上全体で授業時間を取るのはちょっと…(そもそももう年間の時数も達してしまうし)と伝えると
「来週から中休みと放課後毎日行かせるからガンガンやらせていい」
と言われた。
え…。
中休みと放課後毎日…。
もしや私のこと暇だと思ってる???
毎日の中休みの図工室って…私が一人どんでん(これってウェディング用語?)してるんですが???
そこまで時間を割けませんと丁重にお断りした。
ちなみに、時間を奪うという考え方で言えば、私も周りの人を捕まえて、やれここがうまくいかないだの画用紙のサイズどうしたらいいかだの話しまくっているので、我がフリ直せである。
★他人への想像力がない(想像しようとも思っていない)人
誤字脱字が多発している資料を起案で回してくるとか。添付された資料が文言と合っていないとか。
なんか、完成度20%くらいの状態で出してくる人!
(たいてい突き返されると思うが、)その資料を受け取った人が解読して直して…みたいな作業をする羽目になるということを考えないんだろうか。ある意味これも時間を奪っていることの一つだ。
SAOちゃんによると、音楽作りのやり取りでも出てくるというそういうタイプの人。
もはやデータファイルの並びで分かるらしい。
こんな感じで、整理されていないデータがぽーんと送られてきたりするそう。(SAO様、書き方合ってる?)
これも、受け取った側が解読して整理し直したりすることになるのよ!
タチが悪いのは…こういうのを出してくる人にあまり悪気がないことが多いということ。指摘すると「あ、本当だ!」みたいなリアクション。こんなところ間違えてたんだ、気付かなかった!
…気付こう!!!
★人がかけた時間に無頓着な人
まあ、これもつまりは他人への想像力がないのと同じ。
誰かが本を読み込み、自分の中で噛み砕いて、相手に合わせてまとめたデータがあったとする。それを何に使うか、どのように使うかも説明せずに簡単にくださいと言える人。
SAOちゃんの例えで言えば、ピカソが10分で描いた絵を「10分で描いたくらいの絵だから安いよね」と言ってくる人…みたいな。
そこに到達するまでにどんな経験や努力をして生み出したものかなどを度外視してそういうことを言ってくるのだろう。
★ナチュラルに失礼なこと言う人
最初の「私のことヒマだと思ってる?」に通じるが、ことあるごとに「私が図工室行くんで、どうぞうちの教室行ってください〜」と言ってくる人がいるのだが…
やってみろい!
図工で早く作品が終わった子に、学年で作る予定の卒業式用の装飾を作らせることはできるかと、担任の先生に聞かれた。どんなものをどれくらい作ればいいのか指示もらえればできると返答したところ、どんなものだったっけかな?去年の記録写真ありますよね?と言われた。
それを調べるところは私の仕事じゃないよね???
そう伝えると、そうですよね〜と。量も教えてと言ったら…
「ああ、でも多かったら捨てるんで大丈夫です。」
(°▽°)
こんなこと言っておいて
総じて、他人を思いやる気持ちに欠ける人のことをデリカシーがないと言えば良いのだろうか。
自分だって誰か別の人から見たらデリカシーのない人である可能性は否めない…ということを忘れないようにしておきたい。