#255 最終的には自分で決めるしかない
2023.1.14.
年明けから図工専科として小学校に復帰して、13日までに仕事について考えたことややったことを書いておこうと思う。
確信している。今日の記事はまとまりがない。
授業準備をする
◆STEP1/残時数の確認をする
各学年の2学期までの時数を確認。そこから多少プラスになるようにして実施回数を決め、行事予定表を見ながら入れていく。(そして担任の先生にお知らせする。)
◆STEP2/いつどの単元をするか決める
これがかなり難航…!担任の先生に聞いたり前任の先生の週案簿を見たりして、どの単元がやってあってどれをやっていないのか確認。
他教科に比べて図工は「いつ何をやるか」がきっちり決まっていない。オリジナルのネタをもつ方もたくさんいるだろう。逆に自由過ぎるのって初心者マークを掲げる私にはちょっと困る…。
そして材料の発注なども考えると、担任時代のように「前日に授業準備」もということもできない。3学期の単元は全部決めてしまって、いつまでに何が必要なのか決めておいてほうが良いだろう。(これに気付いたのが水曜か木曜)
単元一覧と照らし合わせて、やっていないものを!と考えていたが、今日会った中学生に「え?何度もやっても楽しいやつもあるよね。」と言われて、そうかー!となった。確かに。でも今更変えられない。
前任の先生&怪しげサークルの先生から紹介してもらった「図工人」というサイトはすごいと思う↓
◆STEP3/試作する
理科の予備実験と同じ。指導書の紙面上ではその楽しさや配慮すべきことがどうにもイメージできないものも。まずは自分で作ってみないとである。これは…楽しい。ただ、時間がかかる。そして時々「これ…楽しいのか?」とか思ってしまう単元もある。
◆STEP4/授業の流し方を考える
どの程度説明をするのか。どの程度見本を見せるのか。時間配分は。
◆STEP5/物を準備する
子供たちに持ってきてもらわないといけないものは早めに連絡。こちらで用意するものを確認。どのくらいの量があればよいのか…。
最初の授業について
・自己紹介は短く簡潔にしたい。私はくどくど喋ってしまう傾向にあるので、気をつけなければ。
・図工オリエンテーションはいるのか。私は初めての図工だけど、子供たちはこれまでずっと受けてきてるしな…。
・授業ルールはどの程度にするか。iPadのスライドショーで説明したほうがスムーズか。でも掲示もできたほうがいいか。
話の聞き方、安全に、時間を守って、現状復帰と掃除。掃除の分担は、以前見学させてもらった学校のものを参考に。
・単元をどうするか。サークルの先生からは、「最初はその時間で完結するようなものがいいよね。簡単で、楽しくて、できればお土産ができるようなもの。」という話が。確かに、3学期の図工が楽しみになるようなものにしたい!それから、初回から忘れ物どうのこうの言いたくないので、いつも持っているものやこちらで用意できるもの。図工人のサイトには模様でカードを作るものが載っていた。いやあ…単発でできる絵の単元、ある学年とない学年。いきなり教科書にないことする?
働き方について
・担任の先生たちが子供たちと新学期の学級を作っている…のを見て、なんか何も授業をしていない自分に焦る!とりあえず朝の電話は絶対に出よう。図工室に籠りっぱなしもよくないよなあ。(今となってはもっと図工室で準備をガンガン進めるべきだったと思う。)
・こんなに「先生が楽しく働けることが大事」とかnoteで言い続けてきたのに、最初から飛ばしすぎてひいひいしてるのダメよね。担任とは仕事内容も違うのだから、定時退勤を目指す姿勢でありたい。いやでも、図工専科としては初心者なんだから、波に乗るまでは納得いくまでやるべきなんじゃないか。
その他
・授業で大失敗する、子供とバトルになる、指示通らなくて崩壊…みたいな想像をしてしまう。
・「みゃー先生だったら、絶対楽しい図工の授業ができますよ。」と複数の方から言われて、とてもありがたいけれどやめておくれとも思う。私は美術専門の人ではないし、とりあえず教科書通りにやるべきことを普通にやる授業でいいの。私も私に期待するな。そしてどこかで「よく見られたい」「ちゃんとできていると思われたい」の芽が顔を出す。そんな自分が嫌…!
・指導書についている「用具・材料編」という冊子が面白い。見ていて飽きない。
結局
上につらつらと書いたような迷い、どうやって決断するかと言えば「タイムリミット」である。明日もう授業だから決めないと、となって初めて決められるのだ。
ありがたいことに、私には時間と選択肢がある。
朝早く来ることもできるし、土日の時間を自由に使うこともできる。
たくさんの人の意見をもらうし、情報を集めるし、あーでもないこーでもないと悩む。
だからこそ、大切なのは決断力だろう。
使える時間が7日あれば7日考え、7日目の終わりに決断するし、3日あれば3日目の終わりに決断するようなやり方はなんとかしなければならない。
どれだけ時間や選択肢があっても、
最終的に「こうしよう!」と決めるのは自分だ。
決めなければ実行できないし、決めたものがよかったのか悪かったのかの判断もできない。
もっと…なんか自由に楽しく決めようよ、自分〜。せっかくの機会だよ〜。
最後に、大先生の金言を貼っておこう。