![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128547482/rectangle_large_type_2_b4f4c8e172b0126df18cfd4b6784e957.png?width=1200)
#515 そんな職場があっていいのか?
2024.1.23.
最近の私。
教室を離脱する子の対応に苦戦し、体育の授業では毎回ケンカが勃発し、国語はなかなかうまく進まない。
noteで偉そうにいろいろ書いていてこうだもんなあ…と、落ち込むーーー!
今でも交流のある教員の同期ってほとんどいないのだが、唯一、私を仮説実験授業のサークルに誘ってくれた人(仮名:佐藤くん)とはいまだに連絡を取っている。
ここ数か月はサークルに顔を出せていないのだが、本を作りたいという話は以前から佐藤くんにしていて、応援してくれていた。
なので、無事完成したので本を送りたい旨を連絡してみた。
22時半過ぎ、佐藤くんから着信。出版おめでとうの言葉をもらう。仕事が終わって、今から学校を出るところだそうだ。
忙しい時期だろうなということは分かっていた。彼は教務主任なのだ。教育課程の編成、教育計画の作成…私には想像もつかないが、この時期の教務担当は相当忙しいはずである。そして、彼は担任ももっている。
だが、
そこから電話で聞いた彼の職場の現状があまりにも酷かった。
今思い出しても腹が立つので…思い切って記事にして発散してみようと思う。
◆みんなめちゃくちゃ休む
いろんな理由を付けて休む人が複数いるらしい。別に、休みは権利なのでよいと思うのだが、計画的に休むのであれば周りに迷惑がかからないように準備やお願いをするべきだし、急遽休むのであればある程度はその後の巻き返しや、やってくれた人への感謝の気持ちがあるべきだと思う。
そうでなく、「休んだらもうその仕事はしなくていい」というスタンスで休むらしい。その日締め切りの書類があれば、休んだので無理です、みたいな。
そして、その方々の年休はもう尽きているらしい。
◆補教を断られる
休みが出ると、その学級は補教を組むことになる。で、その時間空いているはずの人に打診をするのだが、断る人がいるとのこと。
それも、何かの授業があるなどの物理的な理由ではなく、他にやる仕事があるから断るそうだ。
◆締め切りを守らない
佐藤くんと電話をした日は、教育計画の提出締め切りだったそうだ。その締め切りを守らない人がかなりいると。だいぶ前からアナウンスしているにもかかわらず。(まあ、これは耳が痛いところもある。)
必ずこの日に必要な生活指導関係の資料があったとする。でも、その作成担当の人が若干確信犯的にその日に休む。資料なくて困る。そうなると同じ部の人が代わりにやることになると思うのだが、その部の主任もそれをやらずに、誰かに振ることもせず、帰ると。
こういったことが起き、教務主任軽減がある佐藤くんは行ける限り補教に入り、提出されない書類を代わりに作り、夜遅くまで家に帰れないと。
そんな職場があっていいのか?
そんな社会人がいていいのか?
聞きながら、絶句。
どちらかと言えば教員って、佐藤くんのように断れずいろんな仕事を夜遅くまでやってしまうタイプの人が多いように思っていたけれども…。(それはそれで別の問題が…)
やらない、帰っちゃう、そんな責任感のない人いるの?
佐藤くん曰く、今の職場全体的にそういった雰囲気があるそうだ。彼は異動して3年。前の学校は全然そんな感じではなかったのにと。私もそんな学校聞いたことないよ。
もちろん仕事やらない人、押し付ける人はまず大問題だとして。その周りで何も言わない人もだめだと思うし。しょうがないからオレがやるか…で疲弊してる佐藤くんにも問題があって。
いや何より、管理職は教員への指導しないんかい!その状況見てどうにもしないんかい!
もう、問題点がありすぎるし、私がいろいろ言ったところで何を変えることもできないのでなんと声をかけてよいのやら途中から分からなくなった。
そんな腐ってしまった職場って、どうしたらいいんだ?
正確な状況も分からなかったので、とりあえず電話で話を聞いているだけの私に言えることは佐藤くんに対することしかない。
「主任として人に仕事を振る練習しよう。するなら5万円で請け負おう。自分で資料作るか5万円払って僕が作るか選んでって言いな!」
実際はそんなやりとりできるはずがないのだが、5万円案を提案したとき、その休んで書類逃れようとする人が「作る」を選ぶか「5万円払う」を選ぶのかはかなり興味深いな。
その人たちから休んだ分のお金もらって私がバイトしに行ってあげたい。
唯一の同期が倒れでもしたら、どうしてくれるんだ。そんなことしたら許さない!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128543804/picture_pc_ebd1e751153bbc6fb356917a622bdc9c.png)
死ぬなよー!
と結んでLINEを閉じた。
ステキな先生たちがいる学校がたくさんある中、まさかの残念な学校にぶち当たってしまっている同期の話でした。