カンリンになれたら
私は醜くひどいことをいっぱいしてきました。
とても、ひとには言えないようなこと。
憎んだ。
怒った。
傷つけた。
苦しめた。
痛めつけた。
人に対しても、自分に対しても。
絶望はありふれている。
何処にだってある。
絶望の底は判らない。
底があるかどうかさえ判らない。
死のように誰も見たことがない。
かなしみとさみしさできた、抱えきれないほどの大きな花束を抱きしめつづけた。
抱きしめてくれる人がいないのなら、自分で自分を抱きしめてあげればいいと判った。
空やひかりや植物たちを友だちにできると判った。
真実は無限にあると判った。
自分だけの神様はいると判った。
当たり前のことに気づくことは、とてもむずかしい。
私のいのちがあるうちに、私はカンリンみたいになれるでしょうか。
悪いことをいっぱいしてきたけど、いまは世界がうつくしいです。
当たり前のことに気づくことは、とてもむずかしいです。
あなたのたいせつな時間を使って見ていただき、ありがとうございます◡̈ ⋆* 私のnoteがあなたの心にやわらかく触れてくれたら嬉しいです𓂃𓈒𓏸