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社会人2年目で転職してうまくいった事例

社会人一年目の頃、自分の適性に全く合わない仕事を任せられていました。

あえて苦手な業務に携わることで、基礎から学んで成長してほしいという会社の判断で、私にその仕事の適正が無いのを分かった上での配属でした。

会社として社員を成長させたい気持ちは分かります。

私も当時は自分にその仕事の適性がないのを分かっていましたが、出来る限り会社の期待に応えよう、苦手意識はあるけれど少しずつやって慣れていくしかない、と自分に言い聞かせて頑張っていました。

しかし、頑張ることにも限界がきました。元々苦手意識がある分野だったので、どんなに頑張っても理解できないし身につきません。

先輩に仕事を教えてもらっていましたが、その引継ぎの仕方も、次々と毎日新しい業務を教え込まれていました。全く頭に入らないままで次々と新しい仕事を覚えなければならず、段々と引継ぎを受けることも苦しくなっていました。

残業も当たり前の環境で、定時が過ぎていつ帰れるか分からない状況が毎日続くことにも疲弊していきました。

その結果、心身の不調に陥ってしまい、適応障害と診断されて休職することになりました。

休職中は心が休まらず、そうなってしまった自分を責め続けていました。

そこからカウンセリングを受けてカウンセラーの方に話を聞いてもらったことで、その会社を辞める決心がつきました。

幸い転職活動はスムーズに進み、今度は自分の適性を活かせる仕事に就くことができました。

驚くことに、転職先では仕事を楽に覚えることができて、任せてもらう業務も次第に広がっていったのです。

自分の得意なことが活かせる環境にいると、こんなにも働くことが楽しくなるのかと私自身とても驚きました。

それまでは仕事を教えてもらう一方でしたが、転職先では仕事を教える立場にもなり、人から頼りにされることも増えました。

職場の人間関係においても、以前の会社ではプライベートなことを詮索されて嫌な思いをしていましたが、転職先ではそういったことを聞いてくる人は全くいませんでした。

かといって人間関係がドライなわけでもなく、業務上で何かあったら相談しやすい環境でとても助かりました。

上司が強引に仕事を押し付けてきたり、本人が苦手なことを無理してでもやらせたりというようなこともなくなりました。

仕事内容と働く環境が変わると、ここまで変わるのかと驚きました。

なので、自分は仕事ができないと悩んでいる場合、それは単に仕事内容と自分の適性、働く環境が合っていないだけかもしれません。

仕事ができないわけではなく、自分の力を発揮して、それを感謝して受け取ってもらえる環境にいないだけかもしれません。

私のようにできること・できないことがハッキリしている人は特に、できることを活かせる環境に身を置くだけで、スッとうまくいくようになります。

なんだか今の仕事が合わない気がする、違和感がある、
職場の上司との関係で悩んでいる
転職してみたいけど実際どうなんだろう、
自分に合った働き方を知りたい等、お悩みがある方は
ぜひこちらのお話会に参加してみてください。

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