
【からだ#28】One Heart流 「さとり」の探求。からだは深い本質的な自己の次元に触れるための入り口
こんにちは。
ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。
日々アクティブに行動しているわたしがここ一年ほど感じていることがあります。
それは、わたしたちは健康なくしてこの世界で幸せには生きらない、ということ。
この世で多くの経験をするためには、身体も心も健康であることが大切だと感じています。
科学的な研究でも、心身の健康が幸福感に影響を与えることがわかっています。
ここで少し科学的観点から、健康と幸せの関係について考えてみたいと思います。
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身体の健康と幸せ
身体が元気だと、日常生活を楽しむパワーが出てきます。
痛みや病気があると、それだけで気持ちが沈んでしまいますが、逆に運動や体を動かすことが幸せな気分を引き出してくれるんです。
体を動かすことで、「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが出て、自然と気分も軽やかになります。
心の健康と幸せ
心の健康も、幸せには欠かせませんね。
ストレスが長く続くと、気持ちがしずんでしまいがちですが、マインドフルネスや瞑想といったリラックス法を取り入れると、心が穏やかに保たれ、安心感が生まれます。
心が安定すると、日々の幸せをより感じやすくなるんです。
人とのつながりと幸せ
人との温かいつながりも、心に大きな安らぎを与えてくれます。
家族や友だちとの関わりは、心を癒し、安心感をもたらしてくれますね。
逆に、孤独感を感じると心の健康が損なわれがちです。
信頼できる人との関係が、私たちの幸せな気持ちを支えてくれるのです。
日々の健康習慣と幸せ
バランスの取れた食事や、十分な睡眠、軽い運動といった日常の習慣も、私たちの心身を整えてくれます。
健康的な生活を送ることが、心と体のリズムを整え、前向きな気持ちを育ててくれるのです。
こうした小さな積み重ねが、幸せにつながっていくんだと思います。
科学的に証明されている『幸福』という概念も、いろいろ面においてバランスが大切だということがわかります。
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今回は、有料マガジン『”差”取り(さとり)プロジェクト!平和な心で生きる方法』のnoteになります。
今回から、「からだ」について書いていきます。
今までの目次をつけておきますね。
【序章】「さとり」への探求
【#1】 「さとり」の探求。
【#2】 思考はほんとうの自分ではありません。
【#3】エゴは人生のドラマをつくるのが好き。
【#4】さとりとは苦しみの終わりである。
【#5】からだの状態は、感情によって表現される
【#6】思考はうかんできたものをさらに思考で解決しようとする
【#7】思考を俯瞰するようにみる。
【#8】「感情の痛み」について。
【#9】「無意識」に生きる、とは。
【#10】「不安」や「恐れ」って”いま”起こってる?
【#11】「脳」はさとりを理解できない
【#12】「いま、ここ」にいることは、努力してなれるものではない
【#13】エゴは常に進化にビクビクしている。
【#14】未来は現在のコピー版。
【#15】「人生」というのは・・・。
【番外編】「”差”取り(さとり)」への道。
【#16】自分改革への実践。
【#17】行動は”What”よりも、”Why”で動く。
【#18】「ほんとうの自分」は何者かになろうとしない。
【#19】「不安」や「不満」は人生とパッケージされている
【#20】苦しみの根底には「欲」がひそんでいる。
【#21】無頓着に気づくこと。
【#22】”自分自身”が一番の親友。
【#23】恐れを観察するとそれはスーッとしなくなる。
【#24】過去も未来も”思考の世界”。
【#25】「待つこと」とは、”いま”が不満だから、未来を求めていく。
【#26】その行動、どんな思いでやってる?
【#27】「過去」は今この瞬間に持ち続けている思考の一部
【#28】からだは深い本質的な自己の次元に触れるための入り口
老化のプロセスをスローダウンする方法や免疫強化のための実践、また呼吸についてや傾聴(からだに関係あるそうです)についても書いていく予定です。
全文公開するものも一部ありますが、ご購読者さま向けのnoteが今後増えていくと思いますので、ご興味ありましたらぜひその先も読んでみてくださいませ。
(過去のnoteも随時追記していきます。すでに追記しているものに関しては一定期間、タイトルに「追記」の文字が入っているのでご確認くださいませ。(ご購読者さまにはお知らせが届きます)
わたしがここで書いていることは、すんなり脳に入っていく話ではないし、ちょっと難しく感じるかもしれませんね。
そしてこれは、「楽」になるためのHow toではないということ。
怠けて楽して生きる、ということを目的にしているものではない、ということは理解できると思います。
ここで書いていることはすべて、「実践ありき」だから。
「さとる」ことを目的にすると、「さとり」がゴールになってしまいますが、わたしたちは人間なので、さとってもまたすぐに戻ってしまういきものです。
これをいうと、元も子もないけど、ものごとを俯瞰視してニュートラルにみることで、現実で起こることの対処の仕方が変わり、自分の生きている世界が変わり、人間関係が変わり、人生が変わる、ということ、です。
どんなふうに変化させたいかも、「自分で選べる」し(本質的には選んでないんだけど)、なりたいようにもなれる、ということ。(ニュートラルの世界では、自由意志はないんでね)。
”からだ”ありきのわたしたちだから、意識だけでなく、からだとともにさとっていくのが自然だよね。
みんなで、現実に動じない強い心と身体をつくっていきましょう。
”One Heart流”に語っていますが、このマガジンを書いていくにあたり参考にしているご著書があります。
✧˙⁎⋆エックハルト・トール著「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」
トールさんは本書の中で、「インナーボディ」という言葉を使っています。
これは、『内なるからだ』という意味を持っていて、私たちがただ物質的なからだとして感じる表面的な存在を超えた、もっと深い本質的な自己の次元に触れるためのものだと思います。
「インナーボディ」は、肉体の感覚を通じて、自分の内側にあるエネルギーや静かな存在に気づくことで、エゴや思考から自由になり、もっと広い意識や今を大切にするためのアプローチとして紹介されています。
トールさんは、私たちが通常気づかない微細な体の感覚やエネルギーの流れに意識を向けることで、内なる静寂と「大いなる存在」に触れることができるとおっしゃっています。
最後にわたしから質問がありますので、考えてみてくださいね。
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「からだに根をおろす」ことの大切さ
Q:「からだに根をおろす」こと、「からだに住まう」ことの大切さについて話されましたが、その理由を説明していただけませんか?
A:からだは、「大いなる存在」につながれる入口なのです。
さぁ、からだのさらに奥へと、入りましょう。
Q:「大いなる存在」が、いったいなんなのでしょうか?
A:魚が人間の頭脳を持っていたら、「水が何かわかりません。」と言っているのと同じです。
一度でも、「大いなる存在」を垣間見るという体験をしたことがあるなら、「大いなる存在」を理解しようとするのは、やめましょう。
「大いなる存在」は、人間の知的活動の範疇(はんちゅう)に収まるものではありません。
「大いなる存在」は、主体と客体がひとつに溶け合ったものだからです。
「大いなる存在」は、「名前やかたちを超えた『わたし』は、永久に存在する」、という感覚で、認識できます。
「大いなる存在」を認識し、その状態にしっかりととどまることが、「さとりをひらくこと」なのです。
Q:「なに」から完全に自由になれるのですか?
A:「わたしは、肉体と頭脳だけの存在です」という幻想から自由になれます。
「幻の自己」を抱くと、数え切れないほどの「仮面」をつけなければならなくなります。
すると、「にせのわたし」を演じるハメになり、それを失うのではないか、という「恐れ」を抱くようになります。
こういった、にせのアイデンティティにともなう苦痛から解放されます。
さらに、「にせのわたし」に基づいて考え、発言し、行動しているかぎり、無意識のうちに、人にも自分にも痛みを与えてしまいますが、その「罪」からも解放されるのです。
「からだに根をおろす」
とは、どういうことか?
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