「無価値感」という無意識の中にある思いを観察する
こんにちは。
今日は、「無価値感」という思い、がテーマで書いていきたいと思います。
「仕事」「家事」「勉強」など、毎日行うルーティン的作業。
何気なく、当たり前にやっていること。
どんな思いでやっているか、観察してみる。
「わたしは、今料理がしたいからやります!」
と、行動に移す前に自分に話しかけてから始める。
自分に話しかけたその言葉に、もし違和感を感じたなら・・・
それは本心からしたいこと・・・ではないのかもしれません。
何か、ベースに”心のブロック”があるから。
こんなふうに考えてみると、自分の内面を少し覗けるかもしれません。
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無価値感
わたしたちの心の中には、
”無価値感”という、生まれてから身につけた土台のようなものがある。
人は、無意識のうちにこの”無価値感”という感じを心の中に起こして、
何か行動をするようになっているのです。
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例えば・・・、主婦の方の場合。
「家事をする」ということ。
仕事をしていても、していなくても、
「結婚したら、女は家事をしなければいけない」
「結婚したら、女は家事をするのがあたりまえ」
「やらなかったら、主婦失格だ」
こんなふうに、外側からの情報によりわたしたちは「常識」という”枠”をつくっていきます。
親から言われることが多いよね、きっと。
(わたしも言われてきました・・・)
これも、”心のブロック”。
そして、「家事をきちんとしないとわたしは認められない」
「家事もできないわたしなんて、妻として失格だ」
なんて思ってしまい、自分の価値を自分で低く見積もってしまうのです。
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家事をしない人=主婦として存在価値なし
こんな思いがベースとなった行動をしてしまう。
主婦を例えとしましたが・・・
「勉強できないと認められない」
「このプロジェクトが成功しないと評価されない」
「彼(彼女)、夫(妻)にとっていい人でいないと愛されない」
などなど・・・。
わたしたちは、生まれたばかりの頃には、
”無限の価値”の存在、でした。
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ところが、だんだん成長とともに自我が芽生えてくると、
自分と他人という分離の感覚を味わい、
”他人と比較”することを覚えます。
比較して自分がダメだ・・・、と思い込むことによって、
”無価値感”を深めていってしまうのです。
ひとつずつ気づいていくことで、
自分の中の”心のブロック”にどんなものがあるのかを知ることができます。
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「今からわたしは、料理がしたいからやります」
と宣言して、始めましょう。
違和感が出てきたら、
「わたしの何がベースにあるのかな?」ということを観察してみる。
きっとそこには、
わたしは〇〇しないと認められない
わたしは〇〇でないと愛されない
という「不足感」がある。
わたしたちの”本質”は、生きているだけで
存在価値、200%だから。
そして、ここからが大切なところ。
”心のブロック”に気づくだけでいい。
直そうとしなくて大丈夫。
気づくだけで少しずつはずれていきます。
だって、観察できているんだから。
”心のブロック”と自分自身との間に距離をつくるだけ。
これをやっていきましょう。
”心のブロック”は、抵抗することでうまれる。
どんな”抵抗”を感じているかを観察できれば、
それで、オッケーです。
いつもいつも、観察していこう。
ジャッジするのではなく、観察ですよ。
ジャッジするということは、自分の価値を低く見積もってしまう、
ということだから。
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●「概念」「価値観」について書いています☟
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今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。