【さとり#27】One Heart流 「さとり」の探求。「過去」は今この瞬間に持ち続けている思考の一部
こんにちは。
過去の写真を整理していて、思うこと・・・。
写真によっては、ビリビリに破いてしまいたい、と思うようなものがあります。(今回は残しておきたい写真もあったんですが、思いきって一緒にシュレッダーにかけました)
この思いってなんだろう?
思い出したくなかった?
それとも・・・。
その時期につらいなーと感じていたできごとも、本質的には過ぎてしまえばただの思い出。
できごとによっては、すでに忘れてしまっていることもある。
過去ってそんなもんだよね・・・。
写真を見つけなければ、永遠に思い出すこともなかったことだってあるし。
今回は、有料マガジン『”差”取り(さとり)プロジェクト!ひとつの世界で生きていく』のnoteになります。
今回は、「過去」について。
”One Heart流”に語っていますが、このマガジンを書いていくにあたり参考にしているご著書があります。
✧˙⁎⋆エックハルト・トール著「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」
エックハルト・トールさんが語る「過去」というのは、単にわたしたちが経験してきたできごとや思い出だけをあらわしているわけではないと思います。
トールさんの見解では、「過去」は、私たちが「いま、この瞬間」に持ち続けている思考の一部分として存在しているものだと思うのです。
そして、変化していく中で誰もが感じる、「過去が悪いもの」という考え。
過去そのものに問題があるのではなく、過去に対して私たちがどう関わっているかが重要だということを言いたいのではないかと思います。
何かのヒントになるとうれしいです。
✧˙⁎⋆有料マガジン『”差”取り(さとり)プロジェクト!ひとつの世界で生きていく』はこちらからご覧くださいませ。
前回のnoteはこちら。
今回は、途中からご購読者さま向けとなっております。
最後にわたしからの質問もあるので、
ぜひ読んで質問について考えてみてくださいね。
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1. 過去は振り返らない。「今のパワー」をとおして、過去を溶かす
過去の経験から自分を分析すると、「にせの自分」というアイデンティティを作ってしまいます。
〇〇なわたし、という過去の経験が、絶対的な自分だと思い込む。
わたしはピアノ講師をしているので、現場あるあるですが、発表会など、一度きりの舞台での失敗は、トラウマになることが多いです。
本番で失敗してしまった自分。
”あんなに練習したのに、どうして本番でミスをしてしまったのか・・・”
自分を責めたくなる気持ちもわかります。
わたしは、こういった経験をした生徒たちを何人もみてきました。
みんな、次の舞台は「出たくない・・・」と言って、諦めてしまいます。
「また、ミスをするんじゃないか・・・」
「もうあんな恥ずかしい思いはしたくない!」
過去に舞台で失敗してしまった記憶が「自分自身」だと思い、記憶の貯蔵庫(潜在意識)に刻み込まれていく。
生徒たちが失敗に対して強く反応し、「もう発表会には出たくない」と感じるのは、失敗を自分自身の価値と結びつけてしまっているからかもしれません。
トールさんが伝えたいのは、失敗やミスを評価したりジャッジせずに、まず「観察する」という視点が重要なんだと思います。
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「さとり」とはまさに”差”取り。 人やものごととの”境界線”をなくしていくことで、人生がイージーモードになります。 客観的な視点でものごと…
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