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「さとり」は外に求めるものではない。いつもあなたの心の中にある

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。


7月になりましたね。


2024年も後半に入りました。


あと半分。どんな半年にしたいですか?


今日は、残りの6ヶ月、何をしたいかに思いを馳せる日にしたいと思います。


さて・・・、
6月は母の命日もあり、”命をつなぐ”ことを考えさせられた一ヶ月でした。


みなさまはどんな6月でしたか?


このnoteも、「さとり」にフォーカスをあて、有料マガジン『”差”取り(さとり)プロジェクト!ひとつの世界で生きていく』をテーマにした投稿を多く書いたような気がします。


時代の流れが早くなり、あっという間に乗り遅れ感を感じてしまう今日この頃ですが・・・、
日々変化する日常の中に、「変化しないもの」もある、ということを常に心にとどめておきたいと思います。


今日は、空海さんの言葉をいくつか引用してこのnoteを書いていきたいと思います。


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仏法遥かに非ず。心中にしてすなわち近し
(般若心経秘鍵より)


自分以外の何かが原因に見えても、幸せや苦しみは全て自分自身の中にあります。


他人や他のものごと、できごとに当たってしまっては悪い心を育ててしまいます。


上手くいかないときや苦しい時にこそ、少し深呼吸をして、自分自身を見つめなおす事が大切なのではないでしょうか。


仏さまの教えというのは自分自身の中にあるということを教えてくれます。


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水月の円鍵はこれ偽れる物なり。
身上の吾我もまた非なり。
(性霊集より)


水面に映る満月は美しく見えても、決して本物ではありません。


それと同じようにわたしたちの身体に宿る自我(エゴ)も実体のないものだと空海さんはいいます。


水面に映る満月を手にすくおうとしても、できないからです。


できごとやものごとに向き合うとき、私たちは本質から目を背け、表面的な部分にとらわれてしまいがちです。


自分と向き合うときも同じで。


心の中にある考えや気持ちは実体のない、表面的なものにすぎないのです。


そんな実体のないものへの執着から離れてみましょう。


この世界は常に移り変わるもの。


月の光に照らされるように、わたしたちの本質も浮かび上がってきます。


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もし病人に対って方経を披き談ずとも病を療するも由なし
(続性霊集より)


「目の前にいる病人に向かって医学書を開いて、その内容を読み聞かせたところで、その人の病気を治すことはできない」と空海さんはいいます。


さらにこの後の句では「必ずその病にあった薬を調合し、患者に飲ませるべきである。そうすれば病は消え、生命を維持することができる」と続きます。


困った人を助けるのに、理論的になるのではなく、その理論に基づいた実践であるということ。


専門的な知識を学んだり、目上の人の教えを聞いたりすると、わかったつもりになり、実際の行動に活かされないということがよくあるのです。


学びの中でつくられたたくさんの引き出しは、人のために使われる時を待っています。


インプットしたら、必ずアウトプットというのは、
こういうところからも理解できますね。


ためになる情報をインプットしたら、行動というアウトプットを必ずしましょう。


頭に入れただけでは、本当の意味で理解したことにはならないから。


ジメジメとした季節が続きますが、体調管理をしっかりして、7月も元気に過ごしましょうね。


✧˙⁎⋆有料マガジン『”差”取り(さとり)プロジェクト!ひとつの世界で生きていく』はこちらからご覧くださいませ。


今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。

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One Heart
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