【さとり#10】追記あり。One Heart流「さとり」の探求。「不安」や「恐れ」って”いま”起こってる?
こんにちは。
関東地方、梅雨入りしましたね。
ジメジメとしたイヤな季節ではありますが、
あじさいがきれいに咲いているのをみると、
梅雨も悪くないなーと思います。
さて今日は、有料マガジン『”差”取り(さとり)プロジェクト!ひとつの世界で生きていく』の内容になります。
どうして、わたしがこの「さとり」にこんなにフォーカスを当てているかということを今日はお話ししてから本題に入りたいと思います。
”さとった”ら、欲がなくなる・・・と思っている方、いるかと思いますが、
さとったからと言って、人間である以上、欲はなくなりません。
むしろ、『使命』という意味で、
やりたいことがいっぱい出てくるのではないかと思っています。
そういう私も・・・、
2020年ごろ(この世界では”コロナ期間”といいますか・・・)、何もしてない時期があって・・・(本はいっぱい読んでいましたが、行動までは起こせていなかったんです)
いま思えば、”ただ知識をつめこんでいただけ”という時期だったように思います。
そしたら、すごい退屈になってしまって・・・、
それはそれでけっこう辛かったんですよね。
資格取ったりしていましたが、未来のこともばくぜんとしか思い浮かばなくて、毎日毎日同じような日々を送っていたんです。
徐々に・・・でしたが行動にうつす、という段階に入ったのは、
「そろそろコロナ期間が明けるかなー」なんとなく想像した2022年の夏頃だったと思います。(実際にはコロナ期間解禁は2023年のGWの頃かな?)
急に「ヤマハの教室退職しよう!」と決意。
それから数年経って、いまに至っているんです。
今は、しっかりとやりたいこと、
なりたいビジョンがあって、そこに向かって行動しているんですが、
思うようにいかないことだらけなんですよ、この世界は・・・。
今までだったら、行き詰まって途中でやめてしまったり、
「わたしはこんなもんだよね・・・」と自分を過小評価していたりで、
なかなか前に進めませんでしたが、「さとり」という”脳”が引き起こすバグのようなメカニズムを知ってから、この世界がゲームのように楽しめるようになりました。(今、コーチに実際にご指導を受けているのでその成果が出ているのかもしれません)
わたしたちの脳って、「妄想」するんです・・・。
こうなったのはわたしのせい?とか、
わたしが〇〇だったから・・・とか・・・。
どんどん思考がふくらんで、事実とは全然関係ないことまでくっつけてくるんです。
だから、諦めてしまうし、途中で投げ出してしまう。
せっかくはじめた習い事や、趣味をやめてしまったこと、ありませんか?
結果にとらわれず、毎日のプロセスを楽しめるようになったら、
結果はいつか必ずついてくる!
だから毎日コツコツやるだけ!と思って、続けるモチベーションが生まれるんです。
「さとり」のメカニズムは、応用すればハードルの高いことだって、叶うかもしれない・・・。
そんなふうに感じています。
✼••┈┈┈┈••✼
ではここから本題です。
今回も、「感情の痛み」について。
今日は「エゴ(脳)」のメカニズムについて書いていこうと思います。
今回は、最後までお読みいただけます。
前回のnoteはこちら。(このnoteは有料になっています)
今回、引用したご著書はこちら。
✧˙⁎⋆エックハルト・トール著「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」
✼••┈┈┈┈••✼
1.「恐れ」はいま、起こっているのではない。わたしがいるのは「いま、ここ」
日曜の夕方になると、明日からのことが気になりはじめ、ソワソワ落ち着かなくなる方いるのではないかと思います。
「明日からまた仕事かー、いやだなー」っていう思考。
今、それ起こっている?
今は、起こってない。
思考そのものは、「いま」起こっているんだけど、
その思い描いていること(内容)は、「いま」ではなく過去や未来だよね。
不安な思いがよぎってきたら、
いつもいつも、こう自分に問いを出してみてくださいませ。
「それ、いま起こってる?」って。
「不安商法」というやり方がありますね。
ニュースや通販番組などは、この商法をうまく使っています。
人は無意識に、何度も同じことを繰り返し聞くと、たとえ意識して聞いてなくてもそれが記憶されていきます。
そして、潜在意識という記憶の奥深い引き出しにしまわれていく。
”未来が不安”で売れる。
ほんとうに、”未来は不安なのか?”という問いを出してみよう。
その時になってみないと誰にもわからないよね、本当のところ。
わたしたちは、「いま」しか生きられない。
『重たい荷物』を下ろして軽くなる時代になると信じています。
自分の考えや感情を観察。
それは自分の考え?
それはいま、起こっている?
✼••┈┈┈┈••✼ここから追記です。
トールさんが言おうとしていることをわたしなりに解釈すると、思考や不安、恐怖は「現在」ではなく、過去や未来に焦点を当てているもので、これがわたしたちを「今」から切り離す原因なのだと思うのです。
ご著書を読んでいると、真の意味での「いま」とは思考の外側にあるものだということがわかります。
思考は過去の出来事や未来の不確かな状況に関するもので、いまこの瞬間に直接関係しているわけではないのです。
不安や恐怖のほとんどは、実際には「今」この瞬間に起こっているできごととは関係ない場合が多く、頭の中で生まれた思考によるものだとトールさんはご著書の中でおっしゃっています。
例えば、未来に対する恐れや過去の失敗で生まれた不安は、今目の前にある現実ではなく、あくまで心の中で作り出されたストーリーにすぎません。
これらの思考に囚とらわれることで、わたしたちは「今」から遠ざかり、頭の中のにせものの世界に生きてしまいます。
不安や恐怖は現実そのものではなく、未来に対する心の反応です。
例えば、「未来で何か悪いことが起きるかもしれない」という思考が、不安や恐れを引き起こしていますが、そのできごと自体は「今この瞬間」には実際には存在していないことがほとんどです。
トールさんはこれを「心の投影」や「思考のゲーム」と呼び、私たちが意識的に「いま」にとどまることができれば、不安や恐れは自然と消えていくとおっしゃっています。
またご著書の中で、「恐れとは、未来における出来事に対する思考から生まれるものだ、と書かれています。
その未来が実際に起こるかどうかは別として、恐れ自体はいつも『いま』ではなく、未来に関するものだ」とおっしゃっているのです。
✼••┈┈┈┈••✼
2.「エゴ」は頭の良さで自分の価値判断を測っている
思考とひとつになって、「ほんとうの自分」から離れてしまい、「いま」というパワーを失っている人は、自分が力のない小さな存在だと感じてしまうために、恐れとともに生きることになる。
正しさは、”自分の中”だけ。
それは他人の”正しさ”とは別のもの。
✧˙⁎⋆振り返りnote
こちらもお時間あったらご参考になさってみてくださいね。
それを押しつけることは、相手のエネルギーを奪うことになり、いいかえると「自分のエネルギー」をも奪っている。
だから、言い争いをしたあとや、喧嘩をすると疲れてしまう。
プライド、存在価値、マウンティング。
これらはすべて、人との比較で起きる。
人より優位に立つ。
その”優位”の種類は人それぞれ。
自分だけの”優位”であって、万人に共通ではない。
たくさんお金を稼いだからって、人より早く昇進したからって、
学歴が高いからって、
その人自身にしかその価値はわかりません。
しかもその”優位”は、ほんとうに自分に幸せをくれるのだろうか?
いつもいつも、人より優位に立っていないと気が済まない人は、いつまでたっても安心できない。
ずーっと死ぬまで、優位に立っているって大変だよね。
職業、肩書き、知識、所有物、評価、学歴、見た目、
家柄、価値観などなど。
もう少し幅を広げると、宗教、国家、人種、政治などの
集合的なアイデンティティも目に見えるもの。
これらすべて、「ほんとうの自分」ではないのです。
会社での役職は退職したら、ただの人になってしまうんだから意味がない。
学歴だって、キャリアを脱いだら意味がない。
私たちは、この世を去る時に、自分は幸せだったかを自問させられる、といいます。
学歴、キャリア、収入・・・。
これらは、あの世には持っていけない。
もっと大切なものがあるのではないか・・・と思うんです。
プライドやマウンティングは、『強さ』という仮面をかぶった『弱さ』。
『わたしは弱虫』というアイデンティティを守るために、プライドという武器を持った状態。
そんな『鎧』は脱ぎ捨てよう。
『鎧』が強固なほど、その人の内面は弱い。
『わたしは弱虫』というアイデンティティを自分自身から切り離してしまえば(意識の中で)、こうでなければいけないという思いや立ち位置などどうでもよくなる。
勝ち負けなど比較の意識もなくなるので、いつでも相手と対等でいられる。
本来は、守るものなんて何もない。
頭がいい(成績がいい)なども勉強ができる、できないで人を比較すること自体がエゴは大好きなので、それで優劣を決めたがる。
「大いなる存在」(ほんとうの自分)は、いつでも誰とでも対等なので、頭の良し悪しや収入とかで相手を判断したりしない。
しかも、『鎧』もつけなくても、オープンマインドでいられるのです。
比較することがダメとか、マウンティングはよくないよ、と言っているわけではありません。
脳ってそもそもそういう性質だよ、という話で、わたし=『脳』じゃないから。
3.エゴは、外側にある「にせもの」でアイデンティティを証明する必要がある。
「わたしは足りない」「わたしはまだまだだ」という気持ち。
誰にでも感じたことあるのではないかと思います。
「いま、この瞬間」は「まだそこ(未来の自分)へ到達していない場所」とするのではなく、「いま、この瞬間があるから未来がある」んだという認識に変えると、「いま、この瞬間」がとてもプレシャスな時となる。
わたしたちは一瞬、一瞬をこのプレシャスな時として刻んで生きているんだと思うんです。
『心の穴は底なし』という引用の表現、
わたしは好きです。
「何をしたか」「何を成し遂げた」かではなく、
それをどんな”想い”でやったのか、の方が大切だと思うのです。
何かをすること自体はそんなに大切なことではなくて、
何もしなくても、自分自身が「ほんとうの自分」とつながっていれさえすれば、それで大丈夫なんです。
それでも、人は
「何をしたか」にこだわりたくなる。
ベースにある、『自分の本音』にいつも問いかけてみよう。
「それは、本当にしたいこと?」
人に優しくするのも、その人の顔色をうかがってやっていないだろうか?
自分が、自発的にそうしたい!と思ってすることは、
伝わる人にはちゃんと伝わっていくんです。
もしそれが、伝わらない相手だったら、
たぶん、その関係はいつか終わる関係にあるのでしょう。
だから、ムリにつながろうとしなくてもいい。
引き寄せ、ってそういうことだと思う。
ある意味、「類友の法則」と言いかえることもできると思う。
自分がそうしたい!と思って行った行動は、
相手を惹きつけるし、それと同調した波長を持った人と繋がります。
もしも、惹き寄せ合わないのだったら、
その相手とは、波長が違うんだと思う。
ムリに引き寄せようとしても、離れるのは時間の問題。
だから、常に自分の波長を整えることは、大切なことなんです。
必要な人を惹き寄せるために・・・。
頭で考えて(エゴ的思考)で、
お互いに惹かれあっても、それは「真実の関係」にはなり得ない。
たとえば、「お金持ちと知り合いたい」と思っている女性がいるとします。
お金持ちの男性と知り合ってお付き合いをしたい理由として、
自分がおいしい思いをしたい(いつも何かプレゼントしてくれるとか高い食事をごちそうしてくれるとか)などの損得勘定をしている場合、
もしそれが叶った場合、相手も似たような思考の持ち主です。
相手も、おいしい思いをしたい(きれいな女性だったら隣を歩いて様になるとか見た目だけで選んでいるとか)と思って、引き寄せ合ったということが多いのです。
肩書き、キャリア、学歴、職業などにこだわっている人は、
同じように、キャリアにこだわる人を惹きつけます。
互いにそれを失うのが怖いから、相手に執着する傾向が高い場合も多々あります。
お金にこだわる人は、同じようにお金にこだわる人とうまくいく関係になります。
だから、”愛”を向けて、”愛”の循環をして育んでいきたい人とつながりたいのであれば、自分がそうならないとそういったご縁は巡ってきません。
この世界は「目に見える」エネルギーよりも「目に見えないもの」のエネルギーの方が圧倒的に多いんです。
わたしたちの「第六感のような体感覚」に本来は真実が含まれているのですが、わたしたちは五感によるところにどうしても依存してしまうので、五感で得られる情報がすべてと思いがちなんですよね。
長くなってきたので、今回はここまでです。
これからもっと、もっと深掘りしていきますので、
どうぞお楽しみに・・・。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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「さとり」とはまさに”差”取り。 人やものごととの”境界線”をなくしていくことで、人生がイージーモードになります。 客観的な視点でものごと…
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