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幸せを引き寄せる『ご自愛』のパワー。自分を愛することで得られる心の豊かさ
こんにちは。
ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。
今回は、「ご自愛」と幸せの関係性について考えてみたいと思います。
世の中にいま、必要なのは・・・”これ”かな?と思うくらい、「ご自愛」は自身の幸せと周りの人たちとの幸せにとても大きく関係しています。
私たちは忙しさや外部からのプレッシャーに追われ、自分自身を大切にする時間を忘れがちです。
しかし、幸せを感じるためには、まず自分を思いやり、心と身体をケアすることが大切。
今回は、「ご自愛」がどのように私たちの幸せに深く結びついているのかを探っていきたいと思います。
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「ご自愛」とは何か?
「ご自愛」とは。
自己への思いやりや優しさを持つことを意味します。
一般的には相手に対して、身体を気遣う言葉として、「ご自愛ください」と使いますが、わたくし”One Heart”はそもそも内側と外側はイコールだという考えを持っているので、自分自身にも使える言葉として使っています。
これは、単に自分を甘やかすことではなく、心身のバランスを取るためのセルフケア。
自分の感情やニーズを尊重し、無理をせず、適切な時に休むことが「ご自愛」の基本だと考えています。
現代社会では、わたしたちは「もっと頑張らなければならない」「他人の期待に応えなければならない」というプレッシャーにさらされています。
そのため、自己否定や過度の自己批判に陥りやすくなり、自分を思いやることを疎かにしてしまいがちです。
しかし、自分を愛し、優しくすることは決してわがままではなく、むしろ健全な心と身体をいたわるためには必要な行為だと思います。
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「ご自愛」と幸せの関係性
「ご自愛」が幸せにどう関わるかを考える前に、まず理解しておきたいのは、幸せは外部の環境や人間関係だけでなく、内面的な状態に大きく影響されるということです。
幸せは内側からわいてくる。
そんなふうに思ってもらえると今日の話はすんなり入ってくると思います。
自分自身に優しくすること、つまり「ご自愛」を実践することで、わたしたちは内面的な満足感や充実感を得ることができ、これが”幸せのもと”となっていきます。
(1) 自己否定から解放される
自己批判や自己否定は、ストレスや不安の原因となり、幸せを遠ざてしまいます。
自分に厳しくしすぎると、自己評価が低くなり、他者との比較によってさらに自分を責めるという悪循環に陥りがちです。
「ご自愛」を実践することで、この悪循環から解放され、だんだんと自己評価を健康的なものに保つことできるようになります。
たとえば、失敗しても「自分は人間だから失敗もある」と優しく受け入れることが、「ご自愛」のひとつのとらえ方になるのです。
(2) 感情を認めて、受け入れる
「ご自愛」は、自分の感情を素直に認め、それを受け入れること。
多くの人は、ネガティブな感情に対して抵抗し、それを否定しがちですが、その結果としてストレスや不安が募っていきます。
仏教の教えにもあるように、苦しみを避けることはできませんが、それに対して優しく向き合うことで、心が楽になっていきます。
「この感情を感じてもいいんだ」と自分を許すことが、心の健康にとってとても重要です。
(3) ストレスや不安を減らすこと
「ご自愛」を実践することは、ストレスや不安の軽減にもつながります。
現代人は忙しい日常生活の中で、仕事や家庭、社会的な期待に追われ、心の余裕を失いやすいです。
その状態が続くことで、慢性的なストレスや心身の不調が現れることもあります。
「ご自愛」を通じて、適度な休息を取り、セルフケアを優先することで、心のバランスを取り戻し、ストレスをコントロールすることができます。
(4) 自己の成長と幸せの拡大
「ご自愛」は、自己成長のためにも欠かせない要素となります。
自分を大切にすることで、心の余裕が生まれ、他人への共感や理解が深まります。
自分自身に優しくできる人は、他人にも優しく接することができ、人間関係の質も上がっていきます。
人間関係がよくなると、それがさらなる幸福感につながります。
また、「ご自愛」を通じて自己理解が深まることで、自分の本当のニーズや目標に気づき、より充実した穏やかな人生を送ることができるようになります。
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現代人が「ご自愛」を難しく感じる理由
しかし、今の世の中「ご自愛」を実践することが難しいと感じる人も多いと思います。
それは、外部からの期待やプレッシャーが強いため、SNSや職場の評価制度、周囲との競争が激しくなる中で、「休むこと」や「自分を大切にすること」がまるで怠けているかのように感じられるからかもしれません。
また、「自分を甘やかしてはいけない」という思い込みも「ご自愛」を難しくしている要因のひとつです。
自分に厳しくすることで成功を追い求めるという価値観が今でも強く残っています。
実際には、自分を思いやり、無理なく進むことが長期的な成功や幸福につながることが多いとわたしは感じています。
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「ご自愛」を取り入れるための簡単なテクニック
では、そんな「ご自愛」を感じることが難しいと思うわたしたちに、少しの時間に実践できる「ご自愛トレーニング」をご紹介します。
(1) 毎日5分の「わたし時間」を作る
毎日の忙しいスケジュールの中でも、たった5分だけ自分のために時間を作ってみましょう。
瞑想、深呼吸、または好きな音楽を聴くなど、自分自身をリフレッシュさせるための時間を持つことで、心の余裕が育まれていきます。
(2) 自分に優しい言葉をかける
失敗したり、思い通りにいかないときには、つい自分を責めたくなりますね。
そんなときこそ自分に優しい言葉をかけてみましょう。
「今日は少し難しかったけど、また明日がある」といった一言が、心を軽くし、前向きな気持ちを取り戻す助けとなってくれるでしょう。
(3) 自分の気持ちに寄り添う
日常の中で、怒りや悲しみ、疲れを感じたとき、それらを無視せずに受け入れることが「ご自愛」です。
感情を追いやったり押し殺すのではなく、「今、自分はこう感じている」と認識し、それを尊重することが大切です。
(4) バランスの取れた生活を心がける
仕事とプライベートのバランスを取ることも「ご自愛」には大切なこと。
過度な働きすぎや過剰なストレスに気づいたら、意識的に休息を取るようにしましょう。
ほんのちょっとの休息でも、次の行動をよりよいものにしてくれるはずです。
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今回のまとめ
「ご自愛」は、現代社会においてとても重要なスキルなんです。
それは、自分を甘やかすことではなく、セルフケアを通じて心の健康を守り、幸せを引き寄せるための大切な要素です。
自分を大切にし、心に優しさを向けることで、幸せの基盤が築かれ、ストレスの軽減や自己成長がスムーズに進んでいくでしょう。
「ご自愛」は、すぐに結果が見えるものではないかもしれませんが、毎日の小さな実践が積み重なって、それが大きな幸福感へとつながっていきます。
忙しい毎日の中でも、自分自身に優しさを向けることを忘れずに。
あなたの心と身体に寄り添いながら、少しずつ「ご自愛」を実践してみてくださいね。
✧˙⁎⋆わたしのnoteの中の「ご自愛」に関する記事を3つ、ご紹介します。
いろいろな視点から「ご自愛」を探求しています。
お時間ありましたらお立ち寄りいただけるとうれしいです。
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