最近の身の回りの組織関係について記録する。
上司が部下に指示を出し、そのアウトプットの尻拭いまでさせるような組織が増えてきたと感じる。上司の仕事の一つは責任を追うことである。責任を追うことができない部分(緑部)への口出しは越権行為となり、上司自身の首を締めることになる。それは無責任と奴隷を作り出す。上は決定権を持っていながら責任を取らない越権行為による無責任、下は決定権を持たないにもかかわらず責任が生じる状態である。(そんなものは人間の扱いではない)
責任と権限
これが嫌ならば、パソコンを雇えばいい。それができる時代なのだ。人と仕事をするときは、決定権を持っている人と責任を追う人をしっかりと考えなければならず、それは基本的に同一人物が持つべきである。また、責任の範囲と権限の範囲は一致していなければならない。
これは裏を返せば、部下のすべての行動に上司が責任を持つという考え方はいささか古い。部下は部下で、自分自身の責任と決定によって仕事を推し進めなければならないということである。
お互いがお互いを尊重しあい、自分のエリア,周りの人間のエリアをしっかりと認識することが重要であると考えている。
「相互の尊敬がなければ、どんな仕事も成功しない。」出典:アインシュタイン(理論物理学者)
【注】本記事はあくまで個人的見解と偏見です.信頼性に関しては自己判断でお願いします.
補足