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置かれた場所で咲こうとしてみたい。〜「世阿弥 最後の花」を読みました〜

藤沢周さんの「世阿弥 最後の花」を読んだ。

置かれた場所で咲きなさい。
って、だいぶ前に流行った本のタイトルを思い出した。

世阿弥は不本意ながら佐渡に島流しにされてしまう。
しかしそこで腐らなかった。

自分が信じた道をひたすらに貫いた。
そこに感銘を受けた人たちが集まり、素敵な人間関係も生まれた。

置かれた場所でなんて咲けないよ。
そう諦めてしまうことは簡単だ。

だけどせっかくのご縁だからと前向きに解釈して、とりあえず、咲けるかどうかは知らんけど、やれることを全力でやってみる。
考えるのはやり切った後でいい。

例えば今の会社。
ここが自分の咲くべき場所だろうかと、ずっと悩んでいる。

悩む前に、最善を尽くしてみればいい。
世阿弥のように、信じた道をひたすらに突き進んでみればいい。

絶対咲けないだろって程の環境の中に、まるで宝物のような素敵な出会いがあったりする。
だから人生は面白い。

咲くための努力を。行動を。
まずは一歩動き出すことからはじめてみようと思わせてくれる一冊でした。

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