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気にしないで生きることはできないが、気になりにくい精神状態を作り上げることはできる。(筋トレで)

気にしないで生きたい。
鈍感に生きられる人に憧れる。

気にしないぞ!
と力むほどに気になる。
人生とは難しく辛い。

気にしない努力をひたすらに続けてきた経験から言うと、結論、気にしないことは無理だ。
きっとこれは人間の持つ性質だ。
気になるからこそ、こうして今まで人類は生き延びてきたと言える。

気になる。しんどい。
別に些細なことを気にせずとも命を奪われることがない現代では、私たちの過度な繊細さはむしろ人生の大きな障害となってしまう。

気にしないことは無理だ。
努力の範疇にない。
では、次善策としてどうするか?

気になりにくい状態を作る。
ここに注力すべきなのだ。

気にしないぞ!と、雑念に真っ向から挑むのではなく、根気強く土壌を耕して、そこに不安や恐れが生まれにくい環境を作る。
美しさと同じように、気にしない生きやすさは内側から育むべきものである。

ここからも経験則で話す。
この気になりにくい精神状態を作っていく上で、鍵を握るのは「ホルモン」だと思っている。
中でも、「テストステロン」というホルモンは私たちを前向きにし、些細な心配事から人生を遠ざけてくれる。
(詳細な説明は省く。ネットで調べてみてほしい。)

今、私は気にしない!ということを意識して生きていない。
ただ、テストステロン値を高めることだけにフォーカスして、日々を過ごしている。
結果として、格段に生きやすくなった。
なぜなら、気にならなくなっているからだ。

気にしないことを直線的に目指すのではなく、一見遠回りのようだけれど、テストステロンを高めることだけを目指してみる。そこだけを気にする。
気づけば、気にしていない自分がそこに存在していることに気づくだろう。

テストステロン値を高める手段は様々な論文などで紹介されているが、私が意識しているのは「筋トレ」と「体脂肪を減らす」ことだ。
この二つはテストステロン値を高める上で、大いに役立っていると実感している。

健全な魂は健全な肉体に宿るとは、よく言ったものだ。
筋トレをして適度な摂生をした上でクリーンな肉体を作り上げれば、そこに私たちを蝕む邪悪な思考は生まれにくくなる。

筋トレをしよう!
と、巷のマッチョが言う。
いやいや、それどころじゃないんだって。
私は人生がしんどくで、筋肉のことなんて気にしている余裕はないんだ。
今まで、そう思っていたのではないだろうか?

これは経験則だ。
気にしいで繊細で気弱で生きづらい一人のおじさんが、筋トレしてテストステロンを味方につけたことで、人生を割と楽しく生きられている。

この経験を広めたい。
言葉足らずなマッチョを代弁して、生きやすさを手に入れる人間を増やしていきたい。

気になる人生は辛い。よくわかる。
不安や心配を抱えたままで、目の前のことを楽しめない日々が腐るほどあった。

人生なんて変えられないかもしれない。
だけど、身体を変えてホルモンバランスを整えてみたら、変わらない人生を感じ取る私の感性が変わってくれた。

私にできたのだから、あなたにもできる。
これからも、私はテストステロン値を高め続ける。
そして言葉にして外に出し、同じく人生の豊かさを手にする同志を、増やしていけたらいいなと思う。

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