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「君が手にするはずだった黄金について」を読みました。

小川哲さんの「君が手にするはずだった黄金について」を読んだ。

承認欲求というものについて、そして自分の生き方についてとても考えさせられた。

生きてる以上、承認欲求を持たずには過ごせないと思う。これは人間の本能だから。

その本能に従って生きれば良いかというと、それも少し違う。
確かに承認欲求が努力の燃料になったり目標へ向かう後押しをしてくれたりするが、そこを拠り所にしてしまうと本来の自分がやりたかったこととかけ離れていく恐れがある。

自分の心の声に従って生きることが、何より大切なのだろう。
何がしたい?どう生きたい?
その声に耳を傾けて、その期待に応えられるように、できる限りの行動を積み重ねていく。

承認欲求のベクトルは、他者じゃなく自分の心に向けるべきだ。
私が私をどう思うか?しっかりと評価して、承認できるような生き方をできているか?

己からの承認欲求を原動力にしていれば、人生に迷うことはない。
その判断基準は、潔いほどにわかりやすいから。

私が私を嫌いだなと思うなら、きっとその生き方はどこかずれている。
私が私の生き方を称賛できていたなら、他の人が何を言おうと、例え批判をしていようと関係などない。

自身からの承認欲求だけに敏感に生きていよう。
他者からの声には鈍感でいよう。

どう生きたい?
本を読んで自分の人生に真っ向から向き合えている。
そんな自分を、自分は確実に承認できているから、このままの道を突き進んでみようと思う。

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