『ストリートファイター6』ゲーム内ポイントの溜め方と、無駄のない課金方法
『ストリートファイター6』には、製品版ソフトだけでも3種類。その他、課金要素も複数種類存在するため、詳細を知らなければどれを買っていいのか。どれに課金すればいいのかわからず、無駄にしてしまうこともあります。
このnoteでは、『スト6』の課金要素やポイントのシステムについて、わかりやすく説明します。
ソフトのグレードは3つ
製品版ソフトを買う時、選択肢は3つあります。DL版はセールなどで価格が変化しますが、下ではメーカー小売価格で表示しています。
価格 グレード
--------
7,990円 通常版 https://amzn.to/4dDuIrT
10,490円 Deluxe Edition(Year 1キャラクターパス同梱)500円お得
12,490円 Ultimate Edition(Year 1アルティメットパス同梱)500円お得
Yearパスについて
Yearパスとは、毎年4キャラずつ追加されるプレイアブルキャラクターに関する使用権等が開放される課金要素です。
Year 1ではラシード、A.K.I.、エド、豪鬼。
Year 2ではベガ、テリー・ボガード、不知火舞、エレナ。
ベースとなる「キャラクターパス」は、3,000円で4キャラをプレイアブルキャラとして使えるようにアンロックする権利です。使うだけなら、ゲーム中で入手できる「レンタルファイター」チケット(最大10枚までストック可)を消費すると、1枚につき30分間だけ使えます。
各キャラの衣裳(Outfit 2)は、ワールドツアーで好感度を上げると使えるようになりますが、面倒な人は課金(550円)でも選べるようにできます。追加BGMやアバターキャラ用衣裳を購入できるドライブチケット(後述)も4,200枚貰えます。
豪華版となる「アルティメットパス」を購入すると、キャラクターパスに加えて好感度を上げなくてもOutfit 2衣裳が選べるほか、ファイターコイン(660円)で購入するOutfit 3もセットになっているため、新キャラの衣裳3も使いたい人はこちらがおすすめ。「ベガの衣裳3とか、いらねーし」みたいな倹約家さんは「キャラクターパス」を買って、衣裳3を使いたいキャラだけ550円で「ファイターコイン」を買う、という方法もアリです。
でも、アルティメットパスを買うとステージも2つ追加されるので、3,000円出してキャラクターパスを買うくらいなら、アルティメットパスを買う方がお勧めです。
ファイターコインについて
ファイターコインは購入日から180日が経過すると消滅してしまうため、購入するときは使用する寸前に買うといいです。しかも、10倍(5500円)まとめ買いしても単価は2.2→2.0円と9%引きにしかなりません。使い切れずに消滅するリスクを考慮すると、最小額の550円で250枚ずつ買いましょう。
ファイターコインの単価
コイン数 価格 コイン単価
-------------
250 550円 2.2円/枚
610 1,320円 2.16円/枚 2%お得
1250 2,640円 2.12円/枚 4%お得
2750 5,500円 2.00円/枚 9%お得
ファイターコインの使い道
必要枚数 内容 円換算
-----------------
50枚 カラー1色 110円
315枚 カラー3~10セット 693円
300枚 Outfit 3衣裳 660円
350枚 新キャラの購入 770円
250枚 プレミアム報酬 550円 ※ただし、たくさんプレイすると…
1キャラにつき700円なので、4キャラを個別に買うと2800円。キャラクターパス(3000円)を買うのと大差ありませんが、ドライブチケットが4400枚付いてくる分がお得という印象。
「ベガは使えなくてもいいけど、テリーと舞は使いたいんだよね。エレナは見てから考える」みたいな人は、キャラクターパスを買わずにファイターコインを必要分だけ買う、というのがお勧めです。
ただし、アルティメットパスは1キャラにつき使用権(700円)と、Outfit 1のカラー8色(693円)、Outfit 3の衣裳(660円)と、1キャラにつき2,053円。4キャラ分だと、ファイターコイン8,212円ぶんのDLCがセットになっているものを5000円で購入できます。追加ステージも2つと、ドライブチケットのおまけも7700枚付くので、キャラクターパスに較べてお得感は大幅に違います。
ファイターコインの使い道は、プレミアム報酬に
『スト6』では不定期に「ファイティングパス」と呼ばれる、3週間程度のイベントが開催されています。イベント期間中にゲームをプレイするとプレイポイントが加算されていき、期間限定のアバター用衣装やエモート、フォトフレームなどを入手できるというもの。
普通にプレイしていてもある程度の衣装などは入手できるものの、コイン250枚(550円)を課金すると、衣装やエモートに加えて、ステージで演奏できるBGMデータや、ゲーム内ゲームなども入手できますよ…と聞くと「でも課金はな…」と抵抗を感じる人も多いはずです。
ですが、ファイターコイン250枚(550円)は、一度のファイティングパスのために550円を消費されるのではなく、イベント期間中にプレイポイントを14500まで貯めると、全額返却されるという変わったシステムを採用しているんです。そして返却されたコインは、次のファイティングパスのプレミアム報酬の購入に使えるので、一度課金するだけで、それ以上のお金はかかりません。
「とは言え、開催中の3週間に14500ポイントも溜まるかな…」と不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。単純な割り算をすると、1日700または、週に5000ポイント稼げていれば大丈夫。
この「1日700ポイント」という数値がピンと来ない人に向けて、実際にどのモードを何分プレイすると何ポイント溜まるのかも説明します。
プレイポイントが貯まるモード
以下は、プレイポイントが溜まるモードと、溜まるポイント数です。ここに記載されていないモードではポイントが貯まらないので、ファイティングパス実施中はこれらのモードを中心に遊ぶといいでしょう。
PT プレイモード
-----------
01 トレーニングモード(ボタン操作時間10秒)
05 コンボトライアル(1個成功につき)
05 エクストリームバトル
10 ワールドツアー1試合
10 観戦1試合
20 Vライバル1試合
30 対人対戦(ランクマッチやアバターバトルも)
35 アーケード(5試合) ※ボーナスステージやストーリーは無関係
60 バトルハブ・ゴールド台での対人対戦
84 アーケード(12試合)
上記モードについて、1分当たりの効率を集計したものがこちら。
15 Vライバル
35 ワールドツアーの雑魚戦
35 コンボトライアル
つまり、プレイポイントを最高率で貯められるのはコンボトライアル。簡単な初級コンボを6個クリアするだけで、対人対戦1試合ぶんのポイントが得られます。
次いでタイパが高いのは、ワールドツアーのモブ戦。相手がレベル1でも倒せば10ポイント得られるので、メトロシティの拠点近くで低レベルの敵を倒しまくるのが楽。
Vライバルは相手をROOKIEにしても2本先取をする関係で時間がかかり、効率はやや低目です。
意外なのは、観戦を1秒でもすると10ポイント貰えます。観戦~終了と繰り返すだけでポイントが溜まりますが、観戦を選んでから「観戦終了」メニューが表示されるまでがかなり遅いのがネック。
不毛な操作を繰り返してポイントを溜めても、時間効率では前述した「ワールドツアーの雑魚戦」や「コンボトライアル」に劣ります。
トレーニングモードで「寝かす」
トレーニングは10秒につき1ポイントペースで加算されるものの、ボタン入力があったときのみ。レバー入力だけでは加算されません。
寝かしでプレイポイントを貯めたい場合には、連射コントローラをONにしておくといいでしょう。
ドライブチケットについて
ドライブチケットはキャラクターパスやアルティメットパス購入時にも入手できますが、基本的にはマンスリーチャレンジ(期限が1ヶ月)やウイークリーチャレンジ(期限が1週間)、デイリーチャレンジ(期限が24時間)で設定された「バトルハブの筐体で対戦しろ」「アバターバトルを5戦」「エクストリームバトルを観戦」といったチャレンジをこなすと増えます。※チャレンジの更新は日本時間で16時に行われます
特にマンスリーチャレンジは「バトルハブマッチを60試合(または30勝)」という、時間がかかるチャレンジもありますが、クリアするとプレイポイントを2000貰えます。「バトルハブへ行く」だけで500ポイント貰えるチャンレンジもあるので、こまめに確認してみましょう。
記号の見方
WT ワールドツアー
BH バトルハブ
FG ファイティンググラウンド
ドライブチケットを使うと、アバター用の衣裳やBGM、エモート。他にも乱入時の表示画像などを購入できます。
ただ、一部ファイターコイン専用の商品もあるのでご注意を。
結論:キャラクターパスは買うな
「できるだけ課金は抑えたい」という人は、キャラクターパスを買わずに(その時点で)必要な数だけファイターコインを購入し、使いたいキャラクターの使用権やカラーを個別購入しましょう。
ただし「細かいことはどうでもいい。俺はスト6が好きだし、年額5,000円くらいお布施だと思えば安いもんだ」というタイプの人はアルティメットパスをお求め下さい。