うつ病でも働くをあきらめない ぶつかる壁もゆっくり迂回する
現状の私は、
うつ病を発症→休職→病院のリワークプログラムを受ける→フリーランスとして働いてみるというところにいます。
まだ所属していた企業は休職扱いにして頂いており、復職の可能性も視野に入れながら、フリーランスとして働いてみるとどうなるのか。を試してみています。
主にやっているのは病気発症後に好きになった色彩関連の仕事。
もう一つは、もともと建築士として働いていたため、設計業。
まず色彩の仕事はいくらでも勉強したい事で、初めてのお客様にドキドキはするものの、一日で完結し、誰かの協力を仰がなくていいので心理的負担は大きくありません。
仕事が終わると1,2時間ほど大の字になって動けなくはなるのですが、気持ちとしてはすっきりしており、続けていきたいと思えます。もちろんまだ走り始めたばかりなので、これから壁にぶつかるのかもしれません。
そして、うつ病発症時までしていた建築士の仕事。
やはり重さを感じます。
お金は受け取らずやっているのですが、工事自体の金額は大きく、その窓口になるわけです。しっかりとした対応、また士業としての責任はついてきます。
また、関係者も多く自分のペースでやるのが難しい。
客先にも病気のことは伝えていません。
設計自体は今までの積み重ねがあるため、出来はするのですが、やって楽しい!というよりも義務感が強いので精神的な消耗が大きい。
お客さんと関係性がうまくいっていると、まだいいのですが、少しでも「何か不満な点があるのかも」と考えてしまうと頭痛とめまいとで具合が悪くなってきます。
打合せ前にもう、動けずうずくまることも、、、
でもお客さんが来ると不思議と通常業務ができます。
不安を膨らませる時が一番症状が出るようです。
そして、調子が悪いうちは仕事はストップして、一回落ち着かせます。
やらなければ、で動かさず、やろうかな、、と思えるまで。
人から見るとペースが遅く、怠けているように見えるかな。
でも、これが精一杯。
走らなくていい。とまっていい。
病気を抱えてからは息切れしないペースで。
といいつつよく息切れするけど笑
確かに以前より厄介です。思った通りの体ではありません。
でも私は私であるために働きたい。
誰のためでもなく自分のために働きたいです。
体当たりする、よじ登る体力もないので壁は壁のまま、
ゆっくり遠回りします。
もちろん周りの協力のおかげです。
そして、遠回りするやり方だからこそ、できる働き方を見つけ出したいと思います。