見出し画像

影響力の武器を読んだ感想

最近は影響力の武器という本を読みました!


興味深い部分の1つがターコイズの話でした。
とあるジュエリー店ではターコイズが売れていませんでした。
店主はターコイズを陳列ケースの目立つ所に移して客の注意を引こうとしたり、店員がターコイズをもっと積極的に客に勧めたりしても売れませんでした。


怒った店主は陳列ケースの商品の価格を1/2にしてほしいという内容のメモ書きを店員に渡したそうです。
しかし店員はメモの1/2の部分を2と読み間違い、2倍の価格にして売ったそうです。
すると陳列ケースの商品は完売したそうです。


消費者は安かろう悪かろうというルールを聞かされて育ってきたので、それまでの人生でこのルールが当てはまるのを何度も見てきたそうです。
そうしているうちに高価なものは良質なものという意味に置き換わったそうです。


自分に有利な買い物をする為に、ターコイズの価値を表す特徴を一つ一つ丹念に検討する代わりに確実に品質を表していると思われるたった一つの特徴、つまり価格さえ分かれば必要な事全てを知る事ができると考えたそうです。


結果的に人を騙したような感じになりましたが、人の心理を利用すると売れやすい事がわかりました。
他にも騙されない方法等も載っていました!

いいなと思ったら応援しよう!