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カブト×クワガタ×苔テラリウム

虫の苦手な私が、去年くらいから虫に興味を持ち始めた息子(4歳)と、職場の後輩と虫取りに行き、見事カブトムシとクワガタゲット。晴れてお家で飼うことになった。

インテリアが好きな私としては、どうせ飼うなら、虫かごではなく、お洒落に見えるお家にできないかを考えた。

そこで、思いついたのは苔テラリウム。これと、カブトムシとクワガタの共存ができるものなのか。この夏、実験が始まった。

▼▼▼完成したお家がこちら▼▼▼

カブトは気に入ってくれたのかすぐに木に登った


ホームセンターに行って、いろいろ実物を見ながらスマホでも調べ、2〜3時間は何を買うか悩んだ。(まだカブトムシとクワガタをゲットする前に。笑)

現在飼い始めて1ヶ月が経とうとしているが、

カブトムシ×1
ミヤマクワガタ×2
コクワ×2
のうち、コクワちゃんが1匹いつの間にか脱走していて、玄関でお亡くなりになっていた。(どこから出たんや。すまん。)

ミヤマくんには2回脱走された。
(虫が苦手な私は悲鳴をあげながら、園芸用手袋とスコップでなんとか彼らのお家へ帰す。笑)

出口はない。構造上、蓋を押し上げて脱走した以外考えられないので、現在はこの上におもりを増やして対策を取っている。

てな訳で…

【カブクワ苔テラリウムハウスの作り方】

材料
✔︎水槽
✔︎とまり木
✔︎流木
✔︎造花
✔︎石
✔︎苔
✔︎観葉・多肉の土
✔︎ココヤシの実チップ
✔︎水苔
✔︎樹皮チップ
✔︎餌用ゼリー
✔︎餌置き場(今回は植木鉢の受け皿で代用)

道具
✔︎はさみ
✔︎定規
✔︎カッター
✔︎カッターボード
✔︎油性ペン
✔︎千枚通し(ピック)
✔︎セロテープ
✔︎透明の太めのテープ(梱包用)
✔︎霧吹き



【材料参照画像】

水槽
とまり木・流木・造花・石・苔
①観葉・多肉の土
②ココヤシの実チップ
③水苔
④樹皮チップ
苔を貼りつけるための土
ハードタイプのカードケース(百均)
メッシュポーチ(百均)


【お家の作り方】

①蓋を作る(小さい虫が発生しないように空気孔を確保する構造)
・ハードタイプのカードケースを水槽の大きさに合わせて蓋の形になるように、油性ペンで下書きし、カット(正方形×1 長方形×3)
・中央に千枚通しで穴を開ける
・メッシュポーチを空気孔部分に被せられる大きさにカット
・テープで固定

水槽にピッタリ合うように蓋をカットしテープで固定
こちらの面は開閉しやすいようにテープで固定(鑑賞面)


②土類を入れる
土→ココヤシの実チップ→水苔(水を含ませて絞る)→樹皮チップをこの順番で入れる

③飾りを入れる
・とまり木、流木、造花、石を設置する。

④苔を植えつける
・苔用の土に水を入れて混ぜ、柔らかくする
・苔をつけたいところに上記の苔用の土をつけて、その上に根元をカットした苔を植え付ける

⑤虫たちを入れて完成

蓋を開けて上から見た図


一緒に虫取りに行った後輩曰く、カブトやクワガタは土の中に潜れるスペースがいるとのことで、潜れるように以上の順番で土類を入れてみた。

園芸屋さんでも、どの土が良さそうか、相談させてもらった上で土を検討した。このチョイスで生き延びてくれるのか心配していたが、今のところ元気に動き回ったり、木にとまったり、土に潜ったり、苔をひっくり返したり(苔の意味!笑)している。

お手入れとしては、1日1回霧吹きと、餌がなくなったら餌を追加。食べ終わった餌を取り出して捨てる。ということを毎日している。

当初は息子にお世話をしてもらう気満々だった私だが、虫が苦手な私の方が、割と今日も元気かなー?とのぞいたり、餌交換をしたり、観察したりしている。笑

今回は交尾する組み合わせはなしとのことで、卵を産むことは想定していない。初心者なので、まずは生き延びてくれる限りお世話しようと思っている。

後輩から、「匂いがきついと思います。」と、引き継ぎを受けていたが、今のところきつい匂いを感じたことはない。(マット選びが良かったのかもしれない?)

ということで、カブト×クワガタ×苔テラリウムは今のところ、以上の条件だと共存可能のようだ。

今後も観察やお世話を続けていく。



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