8月病、9月病に注意!?
昔から5月病という言葉はよく耳にしますが、最近は6月病もあるとか?
「放っておくとうつ病になるので早めに対策を!」と数ヶ月前にネットで見かけて心配になりましたが、どちらも同じ適応障害で5月病は急性、6月病は慢性的なものです。
5月病は、4月に新生活をスタートした人がGW連休明けに疲労やストレスを感じて不調が出る、でも、不調を感じながらも週末には気分転換出来たり、暫くすると新生活にも慣れて不調を感じなくなるイメージですが、
6月病は環境に慣れれば大丈夫と不調を我慢し続けたのとジメジメした梅雨の影響で、長引いたり悪化して自分だけでは対処できなくなってきたイメージです。
日本の場合、4月始まりが多いので5月病、6月病が取り上げられると思いますが、ストレスも季節の影響も1年中あります。
では、5月病や6月病があるのなら、◯月病は1年中あるのでは?
そろそろ、お盆休みや夏休みが明けるなぁ。
また暑い中、満員電車で通勤かぁと思う人、
夏の自由工作や宿題がまだ終わってないと焦る親子!
8月病や9月病になりそうですよね。
そんなことを考えた時に思い出したのは、私が昨年末、6月病ならぬ12月病になった時の話です。
ちょうど1年前の8月にパートを始めたのですが、
10月頃から緊張で動悸が始まり、背中の汗が止まらない、手がこわばる。
帰宅後は落ち着いていたし、仕事に慣れれば大丈夫と我慢した結果、家から一歩出ると喉が詰まり吐き気がし始める。
12月頃には職場方面のスーパーにも行けなくなる程の重症化。
家で休んでいても、外が暗くなるのは早いし寒いし、気分が晴れない。
漢方薬を飲んで症状を抑え、仕事を辞めて数ヶ月経って、やっと外に出れる様になりました。
これって、まさに6月病の悪化状態、12月病でした。
そんな私が、◯月病の対策として最近行っていることをお伝えします。
❶大声を出す
遠くに住む父とのコミュニケーションを兼ねて、父の詩吟教室に週1オンライン参加中。 腹式呼吸でお腹から大きな声を出すことで、ストレス発散と血流アップを感じています。
❷綺麗な色の服を着る
モノトーンの洋服を着ることが多かったのですが、明るい色の服を着て気分が晴れるようにしています。
❸香りを楽しむ
ジャスミン茶、柑橘系の香りのハンドソープなど、好きな香りで和んでいます。
その中でも、大声を出すことが1番効果を実感しています。
なかなか家で大きな声を出せない場合は、カラオケに行ったり、腹式呼吸でお腹の中の空気を全部出し切るだけでもスッキリすると思います。
漢方では、人は自然界の一部と考えます。
湿度の高い日本では梅雨時期だけでなく、猛暑、酷暑が続く夏も体調不良になりやすいですが、ストレスや体質と季節の影響が重なった時はいつでも不調が出ます。
5月病も6月病も遠い昔の話のようで、また来年になったら気をつけよう!
ではなく、今月、8月病や9月病にもなるかも知れません。
いつでもあるんだと心に留めて、日頃から上手に気分転換して◯月病にならないようにしていきましょう!
私も、1年前のような絶不調に2度となりたくないので、楽しく対策しながら過ごしたいと思います!