05:サイト・コンセプトは「癒やしの森」
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当たり前の話なのですが、サイトには「名前」が要ります。
この「サイト名」を何にするのか、しばらく悩みました。
やはりサイトの方向性と言うか、全体の「コンセプト」に合った名前が良い……ということで、合わせてその「方向性」や「コンセプト」も考えました。
自然と出てきたキーワードは「心」や「癒やし」や「ハート・ウォーミング」といったものでした。
自分のこれから書いていく小説が、読者の皆さんの心に触れるものでありたい、という願望からのイメージです。
そのうちにふと頭を過ったのが、古今和歌集のはじめの言葉でした。
「言葉」とは「言」の「葉っぱ」、そしてその葉を生む「種」は「人の心」……
初めて読んだ時に「『これから和歌を読んでいきます』という人に対して、なんて素敵な序文を贈ってくれるんだ!これが千何百年も前のものだなんて!なんという素敵センス!」と震えた言葉です。
言葉が葉っぱなら、その葉っぱが集まっている場所(小説サイト)は――すなわち、森。
「森ならば、元々マイナスイオンやら何やらで癒されるイメージがあるし、癒やしというキーワードにも合っているじゃないか」と……
そんなわけで、サイト名は「言ノ葉ノ森」に決定しました。
(2つの「ノ」がカタカナで入っているのはデザイン的なこだわりです。この方が見栄えが良いと思いまして……。)
サイト名に森が入っているということで、サイトのビジュアルデザインのイメージも固まってきました。
サイト名に森が付くなら、サイトの見た目も「森っぽく」すれば良いのです。
木や植物をあしらったデザインで、動物なども盛り込んで……と、どんどんイメージは膨らんでいきました。
しかしながら、そのイメージを「形」にするには、いろいろと必要なものがありました……。
そこがまた大変で、振り返ると我ながら「よくこれでサイトを開設しようと思えたものだな」と思うのですが……
その話はまた次の機会に……。
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