津籠睦月

自作サイトや投稿サイトなど、いろいろな所で小説を書いています。 新しいことに挑戦するのが好き過ぎて、気づけば実験的な小説ばかりになってしまっています…。 あと、8割方の小説に猫が出てきます。

津籠睦月

自作サイトや投稿サイトなど、いろいろな所で小説を書いています。 新しいことに挑戦するのが好き過ぎて、気づけば実験的な小説ばかりになってしまっています…。 あと、8割方の小説に猫が出てきます。

マガジン

  • こんなこと考えながら小説書いてます~我流小説執筆法~

    小説を執筆する上で、どんなことに気をつけて書いているか、目標や、狙いについてetc…小説執筆活動の記録です。 他の方の参考になるかどうかは分かりません…。

  • 小説の見つけ方・見つけられ方(web小説の検索方法研究)

    「小説投稿サイトで『小説を探す』のが大変!難しい!」と思ったことはありませんか? そんな小説検索の欠点・難点を「個人レベルでどうにか改善できないか」ゆるっと研究しています。 小説を「探す」方だけでなく、投稿している方も、検索方法をもっとよく知ることで役立つことがあるのではないかと。

  • チャレンジャー過ぎる創作活動の記録

    初めてのホームページで「今までにない小説サイト」を作ろうという野心を抱いてしまった管理人の、七転び八起きな創作活動の記録。

  • Webサイト デザイン試行錯誤

    自作サイト(小説サイト)制作の、特にWebデザイン面での試行錯誤の記録です。素人が初めて作ったホームページですが、気づけば異常に多機能になっています。 (別マガジン「チャレンジャー過ぎる創作活動の記録」にも関連記事を載せています。)

最近の記事

  • 固定された記事

チャレンジャー過ぎる創作活動の記録:もくじ

<はじめに>アンダーラインの引かれた部分をクリック(タップ)すると、各記事へジャンプします。ナンバリングはあくまで目安で、順番はフワッとしていますので、お好きなものから読んでいただければ幸いです。 01:せっかく「ネット小説」なのにネットの特性を活かさないなんて、勿体ない サイト開設までの道のり(02~17)02:サイト制作は初心者だが、勝算はある(?) 03:ソフト選びは慎重に… 04:そうだ、著作権を勉強しよう。 05:サイト・コンセプトは「癒やしの森」 06

    • 「作家追い」してもらうための絶対条件とは?

      「別作品」まで追ってもらえるための「武器」  小説の「ファン」にはタイプが2つあることに、皆さん気づいていたでしょうか? 1つは「作品」につくファン。 そしてもう1つは「作家」につくファンです。 「作品」につくファンが追いかけるのは、あくまでその作品(シリーズ)のみ。 作者が同じでも「別の作品(シリーズ)」までは追ってくれません。 一方「作家」につくファンは、1つのシリーズが終わって新シリーズが始まっても、ずっとその作者を追いかけてくれます。 (あるいは過去作品まで

      • 「オリジナリティーの高い小説」だけが持てる価値&投稿サイトでのサバイバル術

        前回の記事の中で「投稿サイトではオリジナリティーのある作品よりテンプレ作品の方が人が集まる」ということを書きましたが… なぜそうなってしまうのかと言うと、1つには「オリジナルな世界観は、まず設定を理解することから始めなければいけない」という理由があるかと思われます。 「テンプレートな世界観」――つまり「オリジナリティーが低い」ということは「どの作品を読んでも、だいたい設定は一緒」ということです。 読者が「今までに読んできた作品」で既に設定を理解できているなら、新しい作品

        • ゼロから小説の設定を作る【実例その2:オリジナルファンタジー編】

          前回の記事は「資料を調べてファンタジー設定を創る」でしたが… 今回は「ボンヤリしたアイディアを膨らませてファンタジー設定を創る」パターンについて語っていきます。   それも、いわゆる「テンプレなファンタジー設定」ではなく、世界観からしてガッツリ「オリジナル」な「本格的なハイ・ファンタジー設定」です。   今回も著者本人の実体験を元にまとめていきますので、人によって合う部分・合わない部分があるかと思います。   合わない部分は存分にスルーしていただき、お役に立つ部分だけ参考に

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        チャレンジャー過ぎる創作活動の記録:もくじ

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        記事

          ゼロから小説の設定を作る【実例その1:和風ファンタジー編】

          前回の記事の中で「ゼロから作品を生み出すスキルを磨く」というのを書きましたが… 今回はその辺を、実体験を元にもっと詳細かつ具体的に語っていきます。 前回記事で触れたものは「ライトなコメディ」で「異世界転生もの」だったため、「ゼロからの創作」でも「元から頭の中にあった知識や小ネタの組み合わせ」といった感じのものだったのですが… 今回は完全なるゼロからの創作――「企画を元に資料を集め、自分の中に無かった知識から設定を組んでいく」タイプの創作の話です。 スキル的にはおそらく

          ゼロから小説の設定を作る【実例その1:和風ファンタジー編】

          「小説投稿サイトで有利なスキル」を育成する

          「習作」を通して苦手を克服し、新たなスキルを獲得する(&新たなジャンルを開拓する)…というのを前回の記事で書きましたが… せっかくなら「自分の活動にプラスになるスキル」を育成できた方が「お得感」がありますよね? 実際に自分も「こんなスキルを持っていた方が小説投稿サイトでは有利なのでは?」というのを考察し、小説執筆をしながらの育成を試みています。 ■一定のペースで「連載」するスキル 小説投稿サイトというものは、基本的に「単発の作品」よりも「長期連載作品」の方がポイントの

          「小説投稿サイトで有利なスキル」を育成する

          書けないモノを書けるようになるための「習作」

          物書きの皆さん、苦手なジャンルや苦手な描写、苦手な執筆過程ってありませんか? 自分の「得意」なモノだけで小説を書けるなら、こんなにラクなことは無いのですが… それ「だけ」では、いずれ限界が来ます。 創作活動をただ「やる」だけでなく「続けていく」ためには、どうしてもどこかで「苦手を克服する」ことが必要になってくるのです。 ■新しい「何か」にチャレンジするなら、それが「習作」 「習作」と言っても定義はいろいろあると思うのですが… 自分の場合「新しい“何か”に挑戦してい

          書けないモノを書けるようになるための「習作」

          「読者のニーズ」との向き合い方(ニーズのある場所に如何に作品を届けるか)

          小説界隈のみならず、あらゆる活動・商売事の基本中の基本に「需要と供給」という言葉がありますが… 「ヒット」するために必要なのは「需要(ニーズ)」のある所にモノを「供給」することなのです。 たとえば「納豆嫌い」な人にどんなに「納豆」をアピールしたところで、高評価はおろか口にしてすらもらえません。 それがどんな大変な試行錯誤の末に生まれた画期的な新商品であろうと、嫌いな人にとっては「納豆な時点で既にダメ」なのです。 しかし、元から「納豆が大好き」で大変なこだわりを持ってい

          「読者のニーズ」との向き合い方(ニーズのある場所に如何に作品を届けるか)

          読者に刺さる小説の書き方(ターゲットに合わせた作風を)

          皆さん、小学校に上がる前に好きだった本って、覚えていますか? あるいは小学生、中学生、高校生の頃に好きだった小説って、覚えていますか? 思い出せた方は、その作品を「今現在、一番好きな作品」と比べてみてください。 「いつの間にか、だいぶ好みが変わったな」と感じませんか? もしも「今現在好きな本」と幼い頃に出逢っていたとして、好きになれたと思いますか? あるいは「昔好きだった本」と今初めて出逢ったとして(思い出補正ナシで)、好きになれると思いますか? 「おもしろい」は

          読者に刺さる小説の書き方(ターゲットに合わせた作風を)

          小説執筆スキルを「計画的」に育成する(まずは小説作りの基本から)

          基本的に自分は「書きながらスキルを上げる」というスタンスで常にスキルアップを図っているのですが… そんな中でも「育てるべき執筆スキル」に優先順位をつけ、物書きとしてのスキルを「計画的」に育成しています。 特に大切にしているのが「小説の基礎力」を身につけること。 なぜなら、どれほど面白いアイディアが頭の中にあったとしても、その面白さを小説として「表現」できなければ意味が無いからです。 1.まずは「文章」よりも「内容(中身)」 皆さん、小説の「文章」って細かく覚えていま

          小説執筆スキルを「計画的」に育成する(まずは小説作りの基本から)

          小説投稿サイトをめぐる3つの立場(作者だけに努力を課しても意味が無い)

          「投稿サイトで小説がヒットするまでを時系列順に追うと、そこには6つの壁がある」と以前の記事で書きましたが… この「小説投稿サイトに立ちふさがる壁」を「時系列」ではなく「立場ごと」に整理すると、そこには3つの壁が存在することになります。 図にすると、以下のような感じです。 ヒットは作者の努力だけで成立するものに非ず。小説投稿サイトには「投稿サイト(の運営)」「作者」「読者」の三者が関わっています。 投稿小説界隈では、何かと作者の努力や工夫がクローズアップされがちですが…

          小説投稿サイトをめぐる3つの立場(作者だけに努力を課しても意味が無い)

          理想のレビューは「作品の愉しみ方」を教えてくれるレビュー

          他者の感想やレビューを「読者目線」でどう活用しているのか…↓ 「物書き目線」でどう役立てているのか…↓ というのは、過去記事で書いてきましたが… それを踏まえて、結局「理想のレビューとは何なのか?」――自分の中には、ぼんやりとした1つの答えがあります。 ■自分の知らない「独自視点」ほど面白く役立つものはない 実を言うと自分は「まだ読んだことのない本」の感想・レビューより、「既に読んだことのある本」の感想・レビューを読む方が好きです。 …と言うより、他の方の「考察」

          理想のレビューは「作品の愉しみ方」を教えてくれるレビュー

          他者のレビューから「賢く」作品を選ぶコツ(役立つレビューとアテにならないレビュー)

          皆さん、他の読者のつけた評価やレビューを見て作品を選んだことはありますか? それで「ダマされた!」と思った経験はありませんか? 小説投稿サイトのみならず、Amaz○nさんなどの小説レビューを見ていても思うのですが… 他の読者の「高評価」に釣られて作品を読み、後悔したという読者さん、結構多いんですよね…。 また、逆に「低評価が付いていたけど、むしろ自分は良いと思う」という意見も結構よく見かけるんですよね…。 もしも小説に「絶対的な基準」というものがあり、皆がそれを元に

          他者のレビューから「賢く」作品を選ぶコツ(役立つレビューとアテにならないレビュー)

          「パクリ」と「カブリ」の違いって、気づけていますか?(「カブリ」の生まれるメカニズム)

          小説投稿サイトを巡る問題で「あるある」なのが「パクった」「パクられた」問題です。 ですが皆さん、「パクリ」とは何なのか、深く考えてみたことはありますか? 自分は以前から「パクリ」とは別に「カブリ」という言葉を使い、両者を区別しています。 ■「パクリ」は意図的な盗作、「カブリ」は偶然似てしまうこと そもそも「パクリ」という言葉は、創作以外でも「物を盗む」という意味で使われている言葉ですよね? なので自分は、創作の場における「パクリ」を「他人のアイディアやストーリー等を

          「パクリ」と「カブリ」の違いって、気づけていますか?(「カブリ」の生まれるメカニズム)

          「おもしろそう」と「おもしろい」は別物なので…

          皆さん「おもしろそう!」と思って読み始めた小説が「期待外れ」だったことって、ありませんか? 逆に、読む前は特に「おもしろそう」と思わなかった小説が、読んでみたら意外と「おもしろい」ことって、ありませんか? 「おもしろそう」と「おもしろい」って、実は別物なんですよね。 なぜなら「おもしろそう」は小説を読む前に抱く感情。 「おもしろい」は実際に読んでいる最中に抱く感情だからです。 ■読者は「おもしろそう」に惑わされる 皆さん、意外とこの「おもしろそう」と「おもしろい」

          「おもしろそう」と「おもしろい」は別物なので…

          「アクション(評価)のしやすさ」と「不正防止」のジレンマ

          (投稿サイトで)小説がヒットするまでには6つの壁がある、その6つ目の壁が「アクションの壁」だ…ということを、以前の記事で書きましたが… この「アクションの壁」、投稿サイトの機能やシステムによっても厚さ(高さ)が変わります。 皆さん、気づいていましたか? 作品に星をつけたり、感想をつけたり、ブクマやお気に入りなどのアクションをするには「アカウントが必要」だということを…。 過去記事で紹介したスターツ系投稿サイトの「ひとこと感想」のような例外もたまにありますが… ほとん

          「アクション(評価)のしやすさ」と「不正防止」のジレンマ