新規ファンが体験したBTSのプロモーションが幸せ過ぎたので、冷静にまとめてみたら、狂気の沙汰だった。(褒)
今日は、私が消費者として、『こんなに幸せなプロモーションがあるのか!』と感動した話をしようと思う。
普段は、フリーランスとして、ブランディングをメインに、プロモーション、マーケティング周辺のご相談をいただくことが多いので、職業柄、『これには、こんな魂胆があるな〜。』と、うがった目で見るチカラを色々と養ってしまった感がある。
それなのに、ここまで感動するのか…!と震え上がり、どんなプロセスだったのだろう…とまとめたら、えげつなかったので、noteに残してみた。
これは『○○さえすれば、結果はでる!』というキラキラした話とは無縁の話であり、こだわりとやり抜く狂気さえ感じる。
(素晴らしい狂気のおかげで、このnote長いです。)
とはいえ、これだけの労力をかけましょうねと強制する話でもなく、ここにはこんな意図があってねという、仕事的な解説がしたいわけでもなく。(いずれしたいけど、まずは、伝えたい。)
ただただ、一個人として、感動しすぎて、その感動を伝えたいがためにまとめたというスタンスでお読みいただけたらと思う。
とはいえ、仕事に役に立てたいという人にも、必ずヒントになると思う。
*
そもそものきっかけは、去年の9月だった。
去年の9月、BTSのDynamiteという曲を知った。
その頃は、もうすでに世間では話題になっていて、いつも見ているYouTubeチャンネルが『MVのリアクション動画』なるものを投稿していることをきっかけに、私は、彼らを知った。
(リアクション動画って、私も、そのとき初めて知ったんですが、MV見ながら、リアクションをするというジャンルの動画があるのよ・・・・!説明力・・・・!でも、これが本当、すべてなの・・・・!検索してみて・・・!)
『BTSはダンスが凄い。』という学生時代のダンス仲間の話を聞いて、見て見たら、あまりにも上手くてビックリした。
本当に、雷に打たれたようにとは、このことか・・・・!というくらい、衝撃で、その日をさかいに彼らを追いかけるようになった。
コンテンツの量が尋常じゃなかったので(これについても言及したいことがたくさんあるのですが一旦置いておきます)、私は、イトも簡単にBTSにハマって行った。
この過程もいろいろあるのですが(そういうの多い)、今回の話とは逸れるので、一旦省略します。
省略しても、すごさはめちゃくちゃ伝わると思います。
BTS、アルバム発売するってよ。
9月末に公式からアルバム発売する案内が出た。
このとき、私は、知らなかった。
アルバムを発売するということの意味を。
『アルバム発売するらしいけど、買うかはわからない。』それくらいに思っていた。
ただ、結論からいうと
買った。
買わせていただいた。
カムバックに向けたプロモーションが始まった。
韓国アイドルでは、カムバ(カムバック)という言葉があるらしい。(こちらのサイトから、説明をお借りしました。)
新曲やアルバム(ミニアルバムを含む)をリリースすること
音楽番組などメディアでのプロモーション活動全般
ということらしい。
今回のBTSのアルバムに関しては、11月20日に発売して、その後メディアなどでプロモーション活動をしていくことを指すのだと思う。(理解あってる??)
本当、K-POPに触れている界隈の人たちは当たり前のように、『カムバ』という単語が使っていて、新しい言語を学び、新しい世界に入っていくような気分。
この先、アルバム発売前から、『こんなにも、心を揺さぶってくるのか・・・!』と思うくらい、私は心を揺さぶられていき、どんどん沼に入っていった・・・・。
*
ちょうどアルバムが発売する、1ヶ月前の、10月20日。
たった一枚の写真が、BTSの発信する媒体に掲載された。
コンセプトフォトというものらしい。
正直、私は、『おおお、かっこえええええ。』くらいにしか思わなかった。
だからこそ、私は、本当に衝撃だった。
私が見ているTwitterに、突如として、この1枚の写真の考察が溢れかえっていた。
正直、『いや・・・たった1枚しか、出てないよね???』と思ったけど。
世界を魅了するBTSのこだわりと、美意識に私はどんどんとのめり込むことになる。
Twitter上の考察では、
・衣装の上がフォーマルで、下がカジュアルなので、ステイホームを意識しているのではないか。
・この絵は、あの動画でSUGAが書いていた絵なのではないか。
という、新米のBTSファンでもギリギリ追いかけられるようなものから。
(本当、ギリギリ。その動画とは、ステイホーム時期にメンバーがそれぞれライブ配信をしながら、ステイホームの様子を撮っていたもの。流石に、数ヶ月分くらい、遡るくらいにはのめり込んでいたよ。)
(ちなみに、BTSのファンは、ARMYという名称なのでこれからは、こちらを活用いたします。)
・ということは、もしや、アルバム内のユニットはこの組み合わせ???
・この小物はこんな意味がある???
・みんな黒髮なのは、こんな理由から???
などという、ちょっと、私には、ハイレベルな考察まで、様々な議論が交わされていた。
そこで、私はカムバックとやらの、熱量を感じ始めた。
ただ、それは、始まりに過ぎなかった。
10月31日、おそらくアルバムの中に入るであろう、新曲の曲名が発表された。
なるほど。
どこかで聞いたことがある・・・
BTSが公式のYouTubeで2020年の5月に、『次のアルバムどうする?』的な会議をしている動画をアップしていた。
そこで、このLife goes on的な話が出ていた。
『あの時の!!!!!!!!』と、私としては、コナンくんが事件を解決したときのような、つじつまがあった喜びがとんでもなかった。
(とはいえ、本当、そんなもんじゃないということを後で知ることになるんだけど。)
他にも、この公式YouTubeから、アルバムの制作、MV、写真、衣装に関する相談、に関する動画が5月以降定期的にアップされていた。
実は、既に、5月にアップされていたのだ。
そんな前から、布石が打たれてたなんて・・・・!!!!
なんか、怖いんだけど!!!!!!
とはいえ、アルバムが正式に出るとわかると、このコンテンツたちが、私たちARMYの期待感をとんでもなく高めてくれる材料になったのは、いうまでもない。
アルバムが出る前もみたし、出た後全部わかってからも見た。
見るタイミングで、楽しめる楽しみ方があるって、最高やろ。
11月からの追い込みで、気づいたらポチっていた。(発売まで20日)
ちなみに、今までのコンテンツを見たとて、『アルバムを買おう。』とは思っていなかった。
11月始まって、どんどんコンテンツがアップされていく。
まずはじめに、コンセプトクリップとやらの動画が2本アップされた。
一人一人順番で、キメていく。
この動画からも考察が溢れてた。新米ARMYの私にとって、割と、この時点で衝撃だった。
ただ、『かっけええええ』で終わった私の思慮の浅さよ・・・・。
*
とはいえ、次の日のコンテンツからがすごかった。
それぞれのメンバーのコンセプトフォトが1日ずつ、決まった時間にアップされていく。
(いいねやリツイートの数、尋常じゃないwww)
メンバー、一人一人がこだわった、部屋と衣装などなど、意味があるということで、予想できると思うけど、考察班が本当に、すごいのだ。
例えば、この写真は、昔の映像のこのシーンで撮影していたものだよね、と特定されていたり。
あと、BTSが身につけているものに関して、何か出るたびに即特定しているTwitterアカウントがある。
ARMY同士の会話の盛り上がりも尋常じゃない。
そして、写真だけじゃなくて、公式サイトから音声まで配布されている。
このサイトの同じ写真の、『ドア』『絵』『写真』をクリックすると、ご本人の声で、この部屋に込めた意味や、ARMYへのメッセージが聞ける。
ただ、韓国語がわからない世界中のARMYはどうやって聞き取るのか?というところが課題なのだけど。
各国に、翻訳を発信するARMYがいらっしゃる。
ARMYが翻訳して、拡散してくれるので、韓国語がわからない私たちにも、彼らが伝えたかったことがわかる。ありがたすぎるよ・・・・。
なによ、これ・・・・!!!すごすぎるやないの!!!!!!!!!
一枚一枚にどれだけ命かけてるのよ!!!!!!
そして、明日は、誰がくるのよ!!!!!!!!
と、私は、この数日、指定時間が楽しみでこの個人写真がリリースされるのを心待ちに生きていた。(マジ)
本当、どんな考察がされているかとか、紹介すると、とんでも無いので、これをみて興味を持った方は是非、検索してくれ・・・!(ちなみに、ジミンちゃんの写真についての考察好きだったなぁ。)
Twitterの投稿だけ貼ります。
そして、『次は誰がくるんだろう〜???』というドキドキ。
さっきさらりと触れた、コンセプトムービーの中でメンバーが登場する順番になってた。
こういう、ドキドキ感、すごすぎる。
*
そして、突然ですが。
私は、このタイミングで、BTSが11月20日に発売する、BEをポチった。
こんな細部までのこだわりと、美意識を作る彼らの生み出すアルバムを手にしたくなり。
こんなにワクワクが止まらない日々を、ありがとうという、気持ちで、課金させていただきたくなり。
思考では、『CDなんぞ、いらんのや!!!!』と思っているのだけど。
自分の中で、いろんな感情が入り混じりながら、結局、ポチった。
(こういう、消費者心理を自分で観察するのも、新鮮でした。笑)
とはいえ、まだまだ、油断できない。
全体のコンセプトクリップとやらがでて。
アルバムのデザインも発表された。
発売1週間前。
※ちなみに、今回は、このアルバムにしか触れていませんが、この間にも、絶え間なくコンテンツが溢れてるのですが、省略しております。すごすぎるのよ・・・・
個人的には、これが、爆イケすぎて、びびった。
話を戻すと・・・・
発売直前の、18日に、TeaserとやらがYouTube内にアップされた。
『ティザーきた!!!』的な流れがあまりにも当たり前にはびこっていたので、なんのことやら・・・・!!!と思ってググったのですが、新曲の発売前に10秒から30秒ほど公開される映像のことらしい。
teaseという言葉が、焦らすという意味らしく、『なるほど・・・!』と思った。笑
たった、30秒だ。
たった、30秒で、マジで、エモさが爆発した。
尊い・・・・・!!!!
本当、最高かよ!!!!!
この時点で、『アルバム予約して最高だったわ!!!』と思った。
そして、次の日は別のティザーが。
尊い。そして、ジョングク撮影してるのエモおおおおお、みたいな感情に、まみれてた。
発売日してからが、本番だった。
そして、20日、アルバムの発売と同時に、Life goes onのMVがリリースされた。
最高すぎた。
あれこれ書きたいのだけど、この発売後がすごいからこそ、その凄さについての話をしたい。
発売して終了〜!!なんてはずがない。
この後がマジですごい。
まだ???って思うじゃないですか。
私も、書きながら、『こんなに出してるの???』と再確認してる。
実績があるから、売れるのもあるというより、彼らは、売るための努力をめちゃくちゃしているのだ。
文章読んでくださっている方、休憩しながら読んでくださいませ・・・!
リリース後もライブストリーミイングで使って、全世界に記者会見を流したり、Vliveという韓国アイドル御用達のライブ配信アプリで新曲リリースを記念した配信をしたり、忙しいであろうに、(オンラインを通じて)リアルタイムの彼らが見れる機会がたくさんあった。
(そこで垣間見れる、人の良さに沸いた。)
tiktokやInstagramのストーリーでも、メンバー一人一人の動画がアップされていた。
ARMYが投稿したものもまとめてMVを作るとのことで、ARMYの動画投稿促進もされていて、事務所、マジ、本当、凄い。
あまりにも膨大になるので、このシリーズの動画は、1人目のジン君のみですいません…Twitterから是非飛んでくださいませ。
MVを出した後に、別バージョンのMVが連日出た。
これがまた、最高すぎた。
えーーっと・・・・オフィシャルミュージックビデオ、こんなにあるんですか!!!!!!という驚きと、有難さと、彼らの熱量に圧倒された11月。
11月20日にアルバムを発売して、オフィシャルな、ミュージックビデオがこんなに出て。
ファンとしてはありがたいんだけど、まだまだこんなもんじゃなかった。
MVのリリース日から、全8曲入っているアルバム曲の中の音楽を1日ずつ公開し。
もはや、YouTubeで全部聞ける。
え????????無料で公開してくださるの!!!!!!!ありがてえええええええ!!!!!!!
という感じだ。
もう、語彙力がなくなっている。
すいません。
ちなみに、この全曲がビルボードのHOT100にノミネートされるという快挙を成し遂げていらっしゃった。(厳密にいうと、skitは曲ではないので、それ以外の7曲。)
あの・・・そんなことあるの????
(曲それぞれのロゴをデザインしているのも、バチクソいけてる。)
また、連日彼らは、TV番組でのパフォーマンスのステージをして、後日、公式からその動画がアップされるのだけど、その量もすごい・・・・。
セットが豪華で、パフォーマンスがすごすぎて、とりあえず、すごいから、みんな見て欲しい・・・・・
毎回、スーパーボウルか???ってくらいのお金がかかっていそうな、ステージで、最高級すぎるパフォーマンスなの。(頭悪そうな表現。)
他にも、可愛らしいインタビュー動画が上がっていたり。
メンバーのアルバムレビュー動画が上がっていたり。
ここまで触れただけで、発売して、10日ほどのコンテンツ量である。
えぐっっっっ。
(ちなみに、ここで紹介しているのは、あくまでも、公式が出しているもののみなのですが。個人的には、ARMYが自分の才能を活かして生み出すコンテンツのすごさも感動しているので、是非見て欲しい・・・!私はARMY見つけてTwitterフォローという、BTSライフハックヲオススメします。笑)
そして。
この時期の盛り上がりは、コンテンツだけじゃない。
11月25日にグラミー賞へのノミネートが発表された。
彼らをこの1ヶ月ほど追いかけている間に、BTSの物語を気づいたら一緒に追いかけていた。
本当、泣けるよ。最高よ。
ちなみに、BTSのグラミー賞のノミネートはどんな意味、価値があるのか?ということをオウンドメディア的な役割を果たしているweverserで、専門家の方に執筆してもらってるのも、凄い。
そもそも、私のような、疎い系には、その教育から必要なのだ。
順風満帆に見える裏で
ここまで書くと、光の部分ばかりが見えていると思う。
世界で活躍して、スターにしか見えない。
そんな彼らの影の部分に光を当てたインタビューがオウンドメディアから発信された。
リアルな言葉で、本当に、いろんな意味で、刺さった人が多いのではないかな。
普段は見えない、彼らの魅力を引き出されていて、思慮深さと、『人間なんだ。』と感じさせてくれるような、発言に、ドキドキして、そして、心がぎゅっとなり、また、好きになった。
本当、読んで欲しい。(こればっかりですいません。)
12月の締めくくりに泣ける。
一つ一つ、紹介すると、本当に無理なのですが、公式の動画のアップロード数を見て欲しい。
11月のペースで、コンテンツが上がり続けているのだ。
もはや、狂気だ。
そして、12月31日のコンテンツにマジで、泣いた。
ARMYがアップした動画でMVを作るという・・・・本当、最高かよ・・・
こういうのを見ると、ファン思いで、尊い・・・!と思う。
私も書きながらだんだん語彙力が消えていったのですが。
パフォーマンスももちろんだけど、自分たちが生み出したものを伝える努力も本当に凄いということを改めて、痛感してる。
*
私にとって、本当に、嘘偽りなく、今までで体験した一番の幸せなプロモーション。
この期間の中で感じたこと、思ったこと、考えたことは、自分にとっては、学びだったし、彼らのことがもっと好きになった。
と、この濃さで、初めの小さな布石を入れると、8ヶ月くらい?カムバに向けたプロモーションで3ヶ月くらい?
すごすぎるやろう・・・・・・。
そして、次も・・・・
私の中では、BTSのこの幸せなプロモーション期間を追いかけたいという気持ちがこの体験をきっかけに生まれた。
そして、このBEのEssential Editionとやらが2月19日、発売されるらしく、今、絶賛プロモーション中だ。
リアルタイムでリリースを追いかけるのが楽しいのでは?と思うので、是非このnoteを読んだ方で興味を持った方は、是非、Twitterをフォローすることをお勧めします。
という、ただのいち感想のまとめでした。笑
本当は、細かく解説したい気はいっぱいなのですが、今回はヲタクとして、文章を綴った次第です。
彼らのプロモーションは売るための手段なんかではなく(そうなのかもしれないけど)、そもそも、ARMYに伝える、届けるという部分をいろんな角度でクリエイトしているような感覚を受けた。
本当幸せだったのよ。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
P.S.
今回は、アルバムに特化したんですが。
これは、ほんの一部でしかないのよ。
本当に、全部凄いのよ。(語彙力)
▶︎HPができました。
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