ほろ酔いラプソディー『58.わけぎとアンチョビ』

スーパーにわけぎが青々と陳列され春の訪れを告げている。一束手に取りレシピを考えるため、わけぎについて調べてみる。てっきりネギの一種かと思っていたら、ネギとエシャロットのハイブリッドらしい。

最近よく目にするのはリモートワークと会社通勤のハイブリッド。最初は中途半端だなと思っていたけれど、慣れてくるとそれぞれの長所を活かして選択できるようになり、効率的に仕事ができると考え直す今日この頃。

折角なのでネギとエシャロットの良さをなるべく活かす料理にしようと、まずはネギの相方である豆腐をかごに入れる。エシャロットとアンチョビの冷やっこが美味しいことを思い出し、アンチョビもかごに入れてレジに向かう。

春とは言っても帰り道はまだ肌寒く、湯気の立つ料理が恋しくなったので炒め物に決めた。ちなみにハイブリッドについても調べてみたら、イノブタのラテン語が語源とのことで、少しだけハイブリッドへの愛着が増した。

『　長所を見つけると可能性は無限に広がる　』

豆腐とわけぎのアンチョビ炒め

材料
・わけぎ
・木綿豆腐
・アンチョビ
・ニンニク(みじん切り)
・オリーブ油
・七味唐辛子など香辛料(お好みで)

作り方
1.木綿豆腐を水切りする
2.わけぎを食べやすい長さに切る
3.オリーブ油でニンニクを炒める
4.3にアンチョビとわけぎも入れる
5.4がしんなりしたら1を入れる
6.器に盛りお好みで香辛料をかける

※豆腐の水切りははキッチンペーパーで包んで600Wで2分加熱するのが楽チンです。
※味付けはアンチョビのみなので、多めに入れて下さい。
※香辛料はお好みで七味や糸唐辛子、黒胡椒などかけてください。