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本当は、誰もが自分の可能性を自分の中に持っているー。わたしの可能性を”再発見”するアートワークショップへようこそ

久しぶりにnoteを定期更新するようになって気づいたこと。

それは、「言葉にすることで、自分の頭と心が想像以上に整理される」ということ。

書いているのはこれまでの経験やできごとだったけれど、「わたしはこういうことを伝えたくて記事を書いているんだな」ってことが、書くことを通して、改めて浮き彫りになってきたのです。

それは、「本当は、誰もが自分の可能性を自分の中に持っている」ということであり、「人生はもっとオリジナルの輝きを持っている」ということ。

けれど、多くの人がこのことに気づいていないように感じて、すごくもったいない気持ちになるのです。

今日は、久しぶりに新しいテーマでワークショップをつくったので、そのお知らせも兼ねて、自分らしさにもっと出逢うための「きっかけ」のお話をしたいと思います。


もしあなたが「自分らしさ」がわからないなら

人に会う度によくこんなことを聞かれるのです。

自分が本当にやりたいことってどうやってわかるもの?
新しいことをやる勇気ってどこからやってくるの?

何度も何度も聞かれるので、それだけ今の世の中が「やりたいことが見えづらい社会」で、「一歩踏みだすことが難しい世界」なんだなと感じる一方で、

わたしという人間が「やりたいことのために一歩踏みだす人」に見えているのだなって思ったのです。


でも、やりたいことって、正直なくても生きていけるんですよね。

みんな忙しいから、目の前のやらなきゃいけないことの方に気が取られて、だんだん忘れていっちゃう。勇気を出すことってめんどくさいし、エネルギーがいることなので、どんどん後回しになっちゃう。

けれど、ちょっとずつ違和感は自分の中に溜まっていて。

時間ができるたびにそのことが湧いてきたり、自分らしく生きている人をみると、もう一度その気持ちが湧き上がってきたり。

そのことに対して、これまでは「自分で行動してみないとわからない気がする…」と言っていたのですが、言語化し続けたことで、その答えが見えてきたので、これをもっとちゃんと伝えたいなって思うようになったのです。

自分の人生を見つめることって、「大切だとわかっているけれど、緊急性がない」ものに分けられてしまうからこそ、「あえて時間をとって、誰かと一緒に考える」というのが一番おすすめです。

できれば、自分の人生を自分のものとして生きている人と一緒に。

自分らしい人生を生きるために必要なこととは?

わたしが自分らしく生きられるようになったのはおそらく、この2つのことが腑に落ちたからでした。実はこれ、これまでの人生のことをnoteにまとめていくうちに気づいたことなのです。

・無意識の思い込みに気づけば、選べる選択肢が増えていく
・人生で大切なことは、自己表現することと勇気を出して一歩踏み出すこと

わたしは、ここ数年「教育」「対話」「アート」に興味があって、そのことについて学ぶ機会が多くあったのですが、そのことに加えて自分で仕事を創ることに挑戦してみたり、キャリアの相談を受ける中で、わかったことがあります。

それは、わたしたちが、自分が意図せず身につけてきたたくさんの「思い込み」に縛られているということ。

親の考えとか家庭のルールとか。
学校教育とか、社会常識とか。

「自分で自分の人生を生きる」と決めて、直感に従って行動していった結果、「無意識のうちに身についていた思い込み」や「自分を形づくるフィルターのようなもの」がだんだん浮き彫りになってきたのです。

例えば、

・なんでも「早く」することが良いこと
・いい大学に入って、就職することが一つのゴール
・できることが増えれば、人から嫌われない

とか。

わたしもそうだったけれど、会社員として働いていると、ある意味レールの上を綺麗に歩いていることで、「自分らしさが見えづらくなる」「新しい一歩が重くなる」という事実に気づきました。

「わたしがやっても、影響力がないし」
「もっと他にすごい人はいるし」
「今でもそれなりに幸せだし」
「この資格が取ればこれをやりたい」

もし、こんなふうにあなたが思っているとしたら。

それは、あなたがすごく”ちゃんと”この世界で生きてきた証です。

けれど、もしあなたがその状態なら、「もっと自分には他の道があるんじゃないか」と思っていたとしても、そのままでは新しい一歩を踏み出すことはすごく難しく感じているはずなのです。

(ちなみに、わたしは会社員や組織に所属しながら自分らしく生きることも全然できると思っていて、これから先は会社員とか組織人とか関係なく、自分ブランドを持っている人が強いんじゃないかなって思っています。)


大学で教員免許をとり、大手教育会社で働いていたわたしが、会社を辞め、北欧やイギリスの教育観に出逢って、やっとわかったことがありました。


普通に生きていたら気づけなかったこと。

何が、自分らしく生きることを止めていたのかということ。

その一つが、教育の価値を広く捉えるなかで、見えてきたのです。

それは何かというと、、、


わたしたちが日本の教育で見落としてきたことは、「わたしがわたしであることの素晴らしさを認める」ということ。今っぽく言うとBEINGのこと。できるものでもなく、持っているものでもなく、あなたの存在のこと。


そして、昔の日本人にあって、今のわたしたちにないもの。それは、スピリチュアリティであり、「精神性やつながりを感じられていない」ということ。目に見えるものしか認めない、という価値観でもあります。


この2つのことが抜けていることで、わたしたちは自分らしく生きることがすごく難しくなっているのだなって気づいたのです。


これ、正直有料記事で書こうかと思ったくらい、わたしにとってはめちゃくちゃ大きな気づきだったのですが、これがわかるとすごく生きやすくなるって思うからこそ、そのまま書くことにしました。


ちなみに、このことに気づいたなら、新しくアップデートしていけばいいだけなんです。必要のない思い込みを手放して、新しい希望をインストールしていけばいいだけ。

今回は、その2つのことを2回のワークショップを通して、手渡して行こうと思っています。言葉だけよりも、もっとリアルで体感する方が、ずっとずっと腑に落ちて、自分のものになるからです。

①自分なりのものの見方に気づくこと

あなたは、隣の人と同じ世界に生きていると思っていませんか?

人はそれぞれ、自分が見たいように世界を見ていて、その自分が創り出した世界に生きています。

でも、「自分がどのように世界を見ているか」については意外と無頓着だったりします。


実はここに、あなたらしさが隠れています。


このワークショップでは、「五感」を使い直すことを体験します。

オリジナルなあなたを支えているのは「感覚」です。それは、あなたと世界との大切な接点だから、です。


AIはすべての世界を見渡せますが、わたしたちはいろんなフィルターを通して世界を部分的に経験しています。つまり、そのフィルターと経験こそが、あなたのオリジナルなのです。

感情や思考が出てくるのは、その後です。

これに気づいたときに、わたしはぽろぽろいろんな思い込みが解けていきました。自分が世界をつくっているなら、見たい世界を自分から描いていけばいいんだ!と思いました。


というわけで、このパートでは、こんなお話をしようと思います。

⚫︎「自分のものの見方が世界をつくっている」とは?
⚫︎自分にかかっている思い込みを解(ほど)いていく
⚫︎感覚こそが、あなたのオリジナリティを教えてくれる
⚫︎内側と外側のコミュニケーションの不思議な関連性
⚫︎「あなたが変われば、世界は変わる」の意味

②「自分であること」からはじめる

もうひとつは、自分が創造主であることを知る、ということ。

多くの人が「あの人が〇〇だから」「社会が変われば」という話し方をします。何が目的かわからない批判や炎上は、ここから始まっている気もします。

大切なのは、主語を「わたし」にすること。

「わたしは、こう思う」
「わたしは、こう感じる」

わたしから始まる言葉は、自分という存在をメタ認知させてくれます。すべての行動が自分由来になります。言葉が変われば、自分と世界の関わりかたは、必ず変わってくるはずです。


シューマッハ・カレッジの創設者、サティシュ・クマールはこう言っています。

ACTIVIST(行動する人)は、楽観的でなければならない。
悲観的な人は、現実を嘆くだけで、自ら行動しません。
けれど、行動する人は、希望を持っています。


わたしはこのことに気づいたときにびっくりしました。わたし自身も、まさにこう思っていたからです。

「わたしが与えられる影響なんて大したことないし・・・」
「他の人がすでにやってるいることを、わたしがやる意味なんてあるんだろうか」

そんなことは関係ありませんでした。

わたしのままで、あなたのままで、行動することに意味があるのです。

行動すれば、自信になります。
好きなことで行動すれば、資産になります。
生きていくほど、自分の価値が貯まります。
自分のことを信じられるようになります。
たぶん、人生の見え方は全然違うと思います。


というわけで、2日目はこんな話をしようと思います。きっと、自分から何か始めたくなると思います。

⚫︎直感や心地よさをコンパスとして使う
⚫︎今ここにあることに目を向ける
⚫︎自分という存在を表現することの意味とは?
⚫︎行動し続けると、いろんなことが起きてくる
⚫︎好きなことで、自分の資本を積み重ねていく
⚫︎あなたのままで生きることが、周りを幸せにする

「アートってハードル高くないの?」への答え

内容には興味があるけれど、アートってなんだかハードルが高い気がする・・・

もし、そう思っている人がいたら、ぜひ、一度わたしのワークショップに来てみてほしいのです。

あなたが思っているより、アートはずっとずっと自由で、身近なもの。

わたしにとっては、むしろ「自由さ」を教えてくれて、人生をより自分らしく生きたくさせるものなのです。


アートを使う一番の理由は、「わたしがアートを通して自分に気づいたから」なのですが、それ以外にもいくつか理由はあります。

【1】アートには正解がないから

わたしたちはいつも、何かの「目的」を持ち、「正解」を探すために会話をしています。会社員の方は、想像以上にこのルールが染み付いているはずです。

けれど、自分らしさと出逢うためには、「目的のない言葉のやりとり」や「自分にとっての正解を探すこと」が必要。

日本の教育では「ただ一つの正解」があることがベースになっているため、わたしたちは「同じ」ことを求められてきました。そのことが当たり前すぎて、「違う」ことが「めんどくさいこと」になってしまっているのです。

音と色と言葉のワークショップ

けれど、アートは「違う」ことが面白いのです。「そんな見方があるんだ!」ということが、楽しさや可能性になるのです。

一度経験していただくと、その意味がわかると思います。

【2】アーティストとは人生に向き合い続けた人だと感じるから

わたしは一人のアーティストに着目した美術館や展覧会が好きです。それは、残された作品を通して、一人の人生を覗き見ることができるからです。

そして、それらを見ていつも思うのです。

アーティストとは、「自分なりのものの見方」を死ぬまでずっと更新し続けた人であり、自分の人生に誰よりも向き合い続けた人なのだな、と。

わたしたちが見過ごしてしまうようなことを拾い上げ、人生を通して丁寧に向き合い続けた、そのことがその人をアーティストにするのだなって思いました。

ゴッホのひまわり

わたしたちは、いつからでも人生を自分のものとして生きることができます。そのヒントが、アーティストたちの生き方に隠されている気がするのです。

そして、わたしもそうした物語に出会うたびに、わたしの人生をちゃんと表現しなくちゃな、と思わされるのです。

【3】生きることすべてがアートだから

昨年、イギリスのシューマッハ・カレッジという大学院大学の体験コースに参加してきました。

焚き火を囲んで授業

本当に人生を変えるような場所で、一歩背中を押されると同時に、そこで教わったのが、生きることすべてがアートということでした。

芸術は現代の世界では、音楽、絵画、彫刻のようなファインアートだけを指すと思われている。けれど、もっと芸術の概念を広げてほしい。

芸術家は特別な人ではなく、すべての人が特別な芸術家なのです。
すべての人が詩人であり、すべての人が芸術家である必要があるのです。

もしあなたが土地の世話をし、健康の世話をし、人生の世話をし、そして楽しみ、喜びと祝福のようなものを持つならば、あなたはアーティストなのです。

現在、わたしたちの社会は消費者の社会です。
わたしはこの社会を変革し、この社会をアーティストの社会にしたい。

人生に美を取り戻しましょう。
それこそが真の芸術なのだから。

パンをつくることも、詩をつくることも、庭を手入れすることもすべてが芸術であり、わたしたちは本来誰もが芸術家。

芸術家とは何か特別なことをした一握りの人を指すのではなく、自分の想像力、創造力、自発性、自分の心、自分の手で何かを創り出した人のことを言うんだよって教わりました。

これって、今のわたしたちにすごく抜けている視点だと思ったし、わたし自身もこの話の続きを聞いて、自分からはじめようっていう覚悟が決まったのです。

わたしのオリジナリティ「アート」「学び」「対話」

ここまで色々わたしの「想い」を書いてきてしまったのですが、はじめてわたしのnoteを読んでくださった方もいると思うので、少しだけ自己紹介を。

わたしは、今年の春に法人を立ち上げ、今はワークショップの開催やキャリア相談を主に行なっています。

よしこ/株式会社あいのかたち代表

「誰もが自分の存在に気づきなおし、その才能をカタチにできる世界へ」 
旅行会社・教育会社で、企画・マーケティング職として働いたのち起業。直島への来島をきっかけに自分に気づいた経験から、アートを用いたコミュニケーションに興味を持ち、芸術や対話について学び直す。「日常から少し離れた、表現と対話の場づくり」「言葉を通して、その人らしさを見出す作業」をライフワークにするため活動中。

もし良ければ、自己紹介noteも読んでもらえたら嬉しいです…!


加えて、ワークショップにちなんだ3つのキーワードで自己紹介を。

❶「アート」を通して自分に気づいた経験
わたしは、ベネッセアートサイト直島に行ったことで、アートが自分のものの見方を教えてくれるということに気づきました。そこから、京都芸術大学(通信制)で学び直して、同時にARDAの対話型鑑賞ファシリテーターも取得しています。数年後、実際にベネッセアートサイト直島とのタイアップ事業も経験しました。

❷「学び」の可能性を信じている
2年前までベネッセという教育会社に勤めており、留学事業・社会人事業に携わってきました。フィンランドの教育視察をきっかけに、人を主軸にした北欧の教育観や対話型の学びに興味を持ち、昨年デンマークにあるフォルケホイスコーレ、イギリスにあるシューマッハカレッジに短期留学してきました。教育に対する考えが大きく変わったのは、この留学経験から。

❸日本に欠けているのは「対話」だと思う
北欧の対話型の教育に興味を持ったことをきっかけに、青山学院大学のワークショップデザイナー講座を修了、認定資格を取得しました。昨年秋から個人でもワークショップを主催しており、コミュニティや法人で150名程度の実績があります。目的のない「素直な言葉のやり取り」が、その人の可能性を開いていく姿を見て、もっとそういう奇跡に出会いたいと思い、不定期でイベントを実施するようになりました。

わたしの可能性を”再発見”する 秋のアートワークショップ

というわけで・・・とてもとてもここまでが長くなってしまいましたが、イベントについての詳細を最後に…!


《わたしの可能性を”再発見”する 秋のアートワークショップ》

9月と10月の2回に分けて、都内近郊のレンタルスペースで開催します。イベントの日程や参加方法など、詳細は末尾のPeatixより。

\こんな方におすすめ/
・「自分らしさ」について深めたい
・新しいことに一歩踏みだす勇気が欲しい
・就活中/転職を検討している
・自分で新しく仕事を始めようとしている
・アート、教育、対話のいずれかに興味がある

▼プログラムの概要

テーマ①:自分のものの見方に気づく
この日のテーマは、自分の五感を使うこと。1枚の絵をみんなで見て、どんなふうに見えるかわいわい話しながら鑑賞します。
視覚以外にも、聴覚や嗅覚のワークも行う予定。
「わたしだけが見ている世界の面白さ」に、ぜひ気づきにきてください。

<扱うトピック>
⚫︎「自分のものの見方が世界をつくっている」とは?
⚫︎自分にかかっている思い込みを解(ほど)いていく
⚫︎感覚こそが、あなたのオリジナリティを教えてくれる
⚫︎内側と外側のコミュニケーションの不思議な関連性
⚫︎「あなたが変われば、世界は変わる」の意味

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テーマ:「自分であること」からはじめる
この日のテーマは、自分をそのまま表現すること。あるテーマでお絵描きをして、言葉のカードで対話をします。何か具体的なものを描くわけではないので、絵が苦手な人もウェルカムです。
「自己表現と行動の先にある面白さ」についてもお話しする予定です。

<扱うトピック>
⚫︎直感や心地よさをコンパスとして使う
⚫︎今ここにあることに目を向ける
⚫︎自分という存在を表現することの意味とは?
⚫︎行動し続けると、いろんなことが起きてくる
⚫︎好きなことで、自分の資本を積み重ねていく
⚫︎あなたのままで生きることが、周りを幸せにする

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【日程】
1日目:9月29日(日)自分なりのものの見方に気づく
2日目:10月27日(日)「自分であること」からはじめる

【時間】いずれも14時〜17時(10分前受付開始)
【場所】都内近郊レンタルスペース
【定員】5〜8名程度(最少催行人数3名)

【参加費】
2日程とも参加の場合、10,000円(税込/事前振り込み)
単体での参加の場合、各回6,000円(税込/事前振り込み)
※その他詳細、お申し込みはPeatixより。


ちなみに、最初は知り合いが多かったのですが、最近ははじめましての方が増えてきました。ほとんどの方が、お一人で参加してくださっています。

もしたまたま記事を見た方、今回は参加できないけれど少しでも興味を持ってくださった方がいたら、嬉しい限りです。

もしこのnoteがあなたと出逢うきっかけになることを願って。


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