【好きな本】夜が明ける
苦しい。
リアルすぎて目を背けたくなる。
読み続けるのにエネルギーがいる。
けど、これは
どんな人へも向けられる
孤独へのエールな気もする。
イイネの数やフォロワー数に安心感をおぼえ
《認められてる》
《自分の価値が数値化されてる》
と錯覚してしまう傾向がある世の中。
無条件に絶対的味方でいてくれる人は
どのくらいいるのだろう?
むしろ、いまの世の中
そんな絶対的な存在がいない人の割り合い
の方が多いのではないだろうか?
友達に囲まれて笑顔で過ごしていても
本当は孤独に押しつぶされそうな人たち。
孤独ってことに気づかされると
かなりシンドい。
信頼できるものがないって恐怖。
だからこそ、
自分のことは自分が一番信じてあげないと。
もっと寛容的に、
自分の率直な気持ちに寄り添ってあげないと。
どんな状況でも
どんなに嫌な自分が剥き出しになっていても
『まぁ、いいじゃないか!』と
とりあえず受け入れてみる。
《自分を受け入れてあげる》って
案外難しいけど、
数をこなせば少しずつ
感覚が変わってくることに気づく。
人間なんだから完璧じゃなくて当たり前。
周りは頑張れてるのに、自分は頑張れてない。
そういう思考は身体に毒だと思う。
人と比べない。
自分に厳しくしすぎない。
自分に厳しいと
周りへも厳しくなる。
周りへ厳しいと、
不平不満が溢れ出る日々になってしまう。
そんなの誰も得しない。
社会人になって気づいたことがある。
『こんなに人のこと想って行動してるのに
上手くいかない!むしろ空回りする!
なんで報われないんだろう!』
というときは、
大抵《エゴの押し売り》になっている。
本当に相手を思って行動していたら
見返りは求めていないはずだから。
例え、こっちが全力で善意をみせたのに
相手がリアクション薄かった場合でも
『まぁ、いっか!
私が自分でしたいことをしただけなんだから』
で終われる。
たった1人でも、
絶対的信頼関係を感じれる人がいれば
満たされると思う。
手っ取り早いのが、親子関係。
人は満たされていないと、
どんなに根がいい人でも毒がでてしまう。
そんな気がする。
自分にも相手にも寛容になって、
絶対的信頼関係を築いていって、
自分で自分を満たしていってあげれば
孤独から解放されるんだと思う。
人生は勝ち負けじゃない。
そんなつまらないモノに
振り回されちゃいけない。
もっと自分が生きやすい選択を。
周りを変えたければ声を上げて。
自分を満たすための行動をして。
支離滅裂な文章に
なってしまったかもしれないけど、
とにかく自分を受け入れる大切さを感じた
そんな小説でした。
西加奈子先生、流石です。
はぁ、疲れた。
向き合うってエネルギー大量消費する。笑
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