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妄想旅にハマるのススメ

みなさん最近、旅をしてますか?

「旅」と「旅行」

どちらも普段の生活の場から離れ、別の土地を訪ねることを指しますが、細かいニュアンスには違いがあり 「旅」が目的地までの過程を重視するのに対し、「旅行」は「目的地への到達」という結果を重視する点が特徴となっています。

休養をしたり、何かを見物したり、誰かに会いに行ったりすることで、さまざまな大切な出会いがあり、自分の成長へ繋がっていると思います。私も旅も旅行も大好きです。最近はよく趣味の鉄道で近郊含め日帰りの旅に出ています。

さて、昨今の情勢で、この旅がなかなかできていないという方も多いと思います。今回は、おうち時間で妄想旅に出れる素敵な作品をご紹介します。

1. 鉄子の旅

旅の案内人として横見浩彦が同行する鉄道紀行漫画。コンセプトは、鉄道にまったく興味のない作者が鉄道好きのトラベルライターの横見に嫌々日本全国の鉄道に連れ回されるというもの。通常、旅をするメンバーは作者、横見、編集者で、時折ゲストが随行する場合もある。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ノンフィクションの鉄道漫画ですが、鉄道好きでなくても全国各地(シリーズでは海外も一部登場)の見どころが作品を通して体験できます。20年以上前にスタートしたので既に廃線、廃駅などは続出していますが、時の流れや人々の想いを合わせて楽しめる名作です。続編として「新・鉄子の旅」「鉄子の旅3代目」とあり、漫画家さんは変わりますが、それぞれの視点や感じ
方があってどのシリーズもオススメです。

2.  ちょっとそこまで旅してみよう

大阪出身のイラストレーター、漫画家、エッセイストの益田ミリさん著書。書店で表紙と目があって購入。この本が益田ミリさんを読むきっかけになりました。

石川金沢/秋田五能線/青森弘前/東京深大寺/東京八丈島/宮城白石/宮城鳴子温泉/京都/フィンランド/スウェーデン/福井/京都/兵庫宝塚/鹿児島/東京スカイツリー/神奈川茅ヶ崎・江ノ島/ヘルシンキ/奈良/山口萩

さまざまな場所を訪れる著者のエッセイなのですが、観光雑誌や旅番組では得られない独特の共有感というか、言葉で表現するのが難しいのですが、、ミリさんの文体や感じ方、視点にページをすすめるごとにハマっていきます。この一冊を読み終えてからミリさんの大ファンになり、著書を揃え続けています。他にも「47都道府県女ひとりで行ってみよう」、「心がほどける小さな旅」、「ちょっとそこまでひとり旅だれかと旅」、「美しいものを見に行くツアーひとり参加」などが妄想旅にオススメです。

3. 友近・礼二の妄想トレイン

「妄想があれば何でも出来る!」

鉄道、温泉、グルメ…、時刻表などを片手に理想の旅を
“ただただ妄想”する新感覚紀行。
そのプラン通りに旅に出たらどうなるのか!?

スタジオで練りに練った妄想をもとに番組スタッフがカメラを片手にいざ現場へ。
スタジオトーク+映像で完成する妄想トリップは
はたして週末の参考になり得るのか?

月曜よるの“旅をしない旅番組”をどうぞお楽しみください。

「友近・礼二の妄想トレイン」公式サイト

と、今回のテーマのトリを飾るにふさわしい作品です。
連ドラ録画、番組を見ながら食事をするのが毎週の楽しみです(笑)

全国さまざまな沿線を訪れて、妄想旅をするのですが、友近さん、礼二さんの熟年夫婦的な小芝居やゲスト、案内人を交えてのトークは、一緒に旅している仲間のように感じてとても幸せな時間です。時々、リアル旅に出ることもありますが、基本はスタジオで映像を見ながらという斬新なつくり。
時刻表で調べながら乗車する列車などを選ぶのですが、究極、時刻表があれば妄想旅できてしまうのでは?と思った次第です。

いかがでしたでしょうか?
この中に気になる作品があれば嬉しいです。

読んでいただいてありがとうございました。

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