妄想旅にハマるのススメ
みなさん最近、旅をしてますか?
「旅」と「旅行」
どちらも普段の生活の場から離れ、別の土地を訪ねることを指しますが、細かいニュアンスには違いがあり 「旅」が目的地までの過程を重視するのに対し、「旅行」は「目的地への到達」という結果を重視する点が特徴となっています。
休養をしたり、何かを見物したり、誰かに会いに行ったりすることで、さまざまな大切な出会いがあり、自分の成長へ繋がっていると思います。私も旅も旅行も大好きです。最近はよく趣味の鉄道で近郊含め日帰りの旅に出ています。
さて、昨今の情勢で、この旅がなかなかできていないという方も多いと思います。今回は、おうち時間で妄想旅に出れる素敵な作品をご紹介します。
1. 鉄子の旅
ノンフィクションの鉄道漫画ですが、鉄道好きでなくても全国各地(シリーズでは海外も一部登場)の見どころが作品を通して体験できます。20年以上前にスタートしたので既に廃線、廃駅などは続出していますが、時の流れや人々の想いを合わせて楽しめる名作です。続編として「新・鉄子の旅」「鉄子の旅3代目」とあり、漫画家さんは変わりますが、それぞれの視点や感じ
方があってどのシリーズもオススメです。
2. ちょっとそこまで旅してみよう
大阪出身のイラストレーター、漫画家、エッセイストの益田ミリさん著書。書店で表紙と目があって購入。この本が益田ミリさんを読むきっかけになりました。
石川金沢/秋田五能線/青森弘前/東京深大寺/東京八丈島/宮城白石/宮城鳴子温泉/京都/フィンランド/スウェーデン/福井/京都/兵庫宝塚/鹿児島/東京スカイツリー/神奈川茅ヶ崎・江ノ島/ヘルシンキ/奈良/山口萩
さまざまな場所を訪れる著者のエッセイなのですが、観光雑誌や旅番組では得られない独特の共有感というか、言葉で表現するのが難しいのですが、、ミリさんの文体や感じ方、視点にページをすすめるごとにハマっていきます。この一冊を読み終えてからミリさんの大ファンになり、著書を揃え続けています。他にも「47都道府県女ひとりで行ってみよう」、「心がほどける小さな旅」、「ちょっとそこまでひとり旅だれかと旅」、「美しいものを見に行くツアーひとり参加」などが妄想旅にオススメです。
3. 友近・礼二の妄想トレイン
と、今回のテーマのトリを飾るにふさわしい作品です。
連ドラ録画、番組を見ながら食事をするのが毎週の楽しみです(笑)
全国さまざまな沿線を訪れて、妄想旅をするのですが、友近さん、礼二さんの熟年夫婦的な小芝居やゲスト、案内人を交えてのトークは、一緒に旅している仲間のように感じてとても幸せな時間です。時々、リアル旅に出ることもありますが、基本はスタジオで映像を見ながらという斬新なつくり。
時刻表で調べながら乗車する列車などを選ぶのですが、究極、時刻表があれば妄想旅できてしまうのでは?と思った次第です。
いかがでしたでしょうか?
この中に気になる作品があれば嬉しいです。
読んでいただいてありがとうございました。