バロック・フルートの息
今年最後のバロック・フルートのレッスン。
1月中旬に『バロック体験会』で、チェンバリストと一緒に演奏する機会があります。今回はヘンデルのHWV363bをやってみる予定ですが、アレグロができず、苦戦中です💦
いつものことですが、吹きすぎて、疲れます😮💨
途中からは、ちょっと遅れ気味でリズムもジャズのような裏打ちになってしまって?….まずい😅
先生:「手のひらを出してみてください。どのくらいの息で吹いているか、感じてみてくださいね」
と言って、私の手のひらに向かって、最初の4小節くらいを息だけで吹いてくれました。
えっ!!
15cmくらい離れた手の平に向かって吹いてくれた息に驚き😳です。
優しい羽の扇子のような上品な風が...
でもちゃんとタンギングも感じられ、しかも、息の的は一定のところに絞られて吹きかけられました。蝋燭はギリギリ消えないくらいの感じです。
す、すごい。
そういえば、子供の頃、CMで民謡の歌手が、蝋燭の炎を消さないで歌っているのを見て驚いた記憶がありました。そのくらい静かな息という感じでした。
さて、今度は自分もやってみたら、先生の息とは全く違ってました😨
まず、先生より息が倍以上強い。そして、一定のところに息が当たらず散っている感じでした。これだと音も割れてしまいます。修正してできるだけ細く息を吹いてみたところ、前よりも舌が動き、テンポがあげられるというのがわかりました。
先生:「Mさんは、息を使いすぎて疲れてますが、私はもっと息を出したいのに、お腹に蓋をするような感じで抑えていて、それはそれで結構疲れますよ🤭
ずっと、お腹の浅いところでキープして吹いているので、息を吸う時もいっぱい深く息を吸いすぎないようにしてください。必要な分だけでいいのです」
なるほど、蓋をした感じ、浅いところで一定に保つ感じかあ。
最初はそれで少しできてきましたが、1曲2分程度が終わるまで、それを保つことはまだできません。だんだんと高音のところなどは息が強目になって、ブワーっと漏れていく感じです。とにかく息をブワーッと出さないように冷静に吹くことが目標です💪
この息のコントロールができれば、1段階ステップアップしそうです!!
ガンバレ〜
おかげさまで今日は実際、どのくらいの息で強さで演奏しているかがよくわかりました。
すごいわかりやすかった!!!
今年7月に入手したバロックフルートにもだいぶ慣れてきて2025年は3年目。
バロックフルートは『息』が大事です。
今日のレッスンはとてもいいクリスマスプレゼント!となりました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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