声の下、漏れなく朧げになってしまう。
昨日ちらつかせた通り、会員登録を済ませて申し込みまで済ませてやった。
それが昨日のことで、それからずっとラジオを聞いて、文章を読んでいる。こうも飽きないものかと思うけれど、飽きる怖さも同時に感じていて、それに追いつかれないように没頭で逃げているだけだ。
自分もそんな風に誰かを夢中にさせてみたい。
趣味のなだらかな変化にしたがって、この部屋も色や形を変えていくだろうか。
昨日は友人からの誘いが数件あった。嬉しかったけれど、どうして重なるのか不思議だった。全てを受け入れ、これから2週間を予定で埋めた。
そして今日は起きてから相談の連絡を入れ、また予定が詰まる。やりたいことを激しくやるにはどうすればいいのか分からない。どうすればいいのかなんて考え出すと何もできなくなると分かっている。分かるところからやってみるのがいちばん進むと知っている。
それならと白い紙を机の上に持ってきた。まだ何もしていない。図書館に行きたいが外が暑そうで出るのを渋っている。過程ばかりを気にしてしまうから目的を忘れるんだ。よくないね。
ラジオを聞いていたら一瞬で時間が過ぎる。もう夕方だ。今日は何時間聞いていたのだろう。他のことが手につかなくなる。何かをしているんだろうけれど全部幻みたいに思える。パンを焼いたのもそれを食べたのも、それから何をしたのかも全て曖昧になる。
とてもまじめに、したたかに、本能だけみたいに過ごしていたい。
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