全てを掬う主題歌みたいな曲だらけのアルバムだった。

ここ最近は音楽を聴いて、格好良いミュージシャンを見てばかりいる。そんないけてる人を検索してばかりなのに、おすすめには全く出てきてくれない。賢いならもっと好みに合わせて勧めてくれよ。狂うほど溺れさせて廃人にしてくれよ。そうやって人間がみんなおかしくなればやりたいことだけできるのかな。食べるものがなくなって死ぬかもな。

今朝、寝しなに外を見た。薄明るい空に、透けるような月があった。久しぶりに月を見た。求めていたより、もっと完璧な画だった。

それから昼前には起きた。

やりたかったことを少し進められてだいぶいい日だった。何をしたわけじゃないけど、恥を少しだけ破るようなことを出来た。

邪魔な思考を振り解いて、振り返らずに逃げ続けたい。不安や悲しみや寂しさから距離を置いて、逃げ足だけ速くしたい。そのくらいの速さで進んでいきたい。1歩目は気持ちで2歩目は体が重いんだ。それを実感する前に3歩目へ進みたい。自分の番を待つくらいならひとりで駒を進めたい。

夕方買い物に行った。まだ聞き慣れていないアルバムをたくさん聞きたくて外に出た。帰り道の公園でベンチに座って詩を書いた。

帰宅してからはずっとライブ映像などを見ていた。そういえば昨夜、迷いに迷ってライブのチケットを買った。楽しみだ。行くまでにいろんなことが上手くいくように祈っておいた。

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