風に吹かれて遠くへ、もっと遠くへ。
朝早めに起きて着替えて部屋を出た。ご飯を食べに連れていってもらった。
昨日と同じような日だったけれど、こんな日がずっと続けばいいと思うような日だった。この数週間、こんな日だけで終わればいいと思うような日だった。
それも明日には終わる。現実か幻かどちらか分からない日々に飛ばされる。飛ばされると言っても自分で選んである生活が流れる。
全ての輝きを羨んで、全てこの手の中みたいな顔をしていたい。やりたいことをひとつも漏れなくやりたい。今以外全部捨て去る儚さで生きていたい。
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