![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15728078/rectangle_large_type_2_934b8d00feaa7a2e049b044cfa32365d.jpeg?width=1200)
【書評】自分の時間を取り戻そう
1.概要
少し前に発売されたちきりんさんの本。本書では、タイプの異なる忙しい4人(残業ばかりで限界の管理職、家庭と仕事の両立に悩む母親、働きづめのフリーランス、会社が伸び悩んできた起業家)が登場。
共通しているのは
・気が付くと1日が終わっている
・自分のやりたいことに時間がさけない
これを解決するには根本的に考え方、行動を変える必要があります。
時間を作る出すための「考え方」を身に着け、「行動」をしないと
いつまでも時間に追われた人生を過ごすことになります。
そのための考え方を提示してくれる本です。
2.なぜこの本を読もうと思ったか
第2子が生まれ、家族と過ごす時間を増やし仕事の生産性を上げたいと考えたことがきっかけです。(残業時間を増やすことはできない!)
3.面白かった点
生産性をあげる。この言葉はアウトプットだけに目がいきがちです。
残業時間が多い=頑張っているという評価をすることは売り上げを日本の企業では定番化してますね。
残業をして、その分成果を上げる。確かにアウトプット(成果)は増えていますが、その分インプット(労力と時間)が増えてしまっています。
・インプットを減らし、アウトプットを増やす
・インプットはそのままに、アウトプットを増やす
・インプットを減らして、アウトプットは維持する。
これが生産性を高めるアプローチの基本と書かれていました。
世間では給料は働いた時間の対価という考え方が根強く、
インプットを減らすという考えはなかなか出てこないと思います。
今後、労働時間(インプット)を減らしていかないといけないため
いかにアウトプットを増やしていくかを考える必要があると感じました。
4.その他
ちきりんさんのことは妻から教えてもらいました。
(妻がちきりんさんのブログの大ファン)
5.まとめ
生産性を高めるというと効率性を上げることを考えがちですが、インプットを減らしてアウトプットを増やすということが自分の時間を取り戻すことになる。