20241109
今日は映画の舞台挨拶を観に行った。
池松壮亮主演の映画『本心』の上映後舞台挨拶つき上映。
舞台挨拶には池松壮亮の他に三吉彩花と水上恒司も参加していた。
六本木の舞台挨拶はチケットが外れてしまったのだが、川崎の方は無事当選。
しかも前から4列目のどセンターだったので、間近でキャストのお話を聞くことができた。
最近行く舞台挨拶は、上映前のものが多かったのだが、今回は上映後の舞台挨拶。
映画を観た直後に行われるので、内容に踏み込んだ質問もOK、ネタバレでもなんでもOKな状態だったので、これはこれで自由な感じでいいなと思った。
何より念願の大好きな水上恒司を初めて生で拝むことができて、本当に嬉しかった。
もう彼のためなら早起きして川崎まで行く。(遠くて少しイラついたが笑)
なんかルッキズム至上主義みたいに思われたら癪だけど、私はメンクイなので、彼の顔面の造形美、本当に格好良いな…と見惚れてしまった。
彼がまだ岡田健史という名で活躍してた頃から、うわ!この世にこんなに自分のタイプにどストライクな顔面を持った人間がいるんだ!と驚嘆したことを、今でもはっきり覚えている。
映画『本心』は、AIで亡くなった人を甦らせるといった近未来的な内容だったのだが、もし手軽にAIを使って仮想空間に人間を創り出せるようになったとしたら、水上恒司くんをオーダーしてしまうかもしれない……。
なんか自分で書いていて怖くなってきてしまった。
でもやっぱり虚しくなったりもするのだろうか。
映画は数年後の世界を描いていたけれど、やけにリアルで、もしかしたら現実でも数年後にAIの発展で世界が変わってしまうのでは?と思ってしまった。そしてその世界に取り残されずに生きていけるのだろうか?という一抹の不安も。
あと思ったのは、人間の本心って複雑で、難しいよね、ということ。
本心を言うことで相手を傷つけてしまうことも少なからずあるだろうし、だからって全てを虚飾していても胡散臭くなってしまうし。
自分の本心を言うことが、はたまた相手の本心を知ることが、本当に良いことなのだろうか?と考え込んでしまった。
なんていうか、私は親しければ親しいほど、相手の本心を知るのが怖い。
本当はこう思いながらこう接されていたのか、とかを知ってしまったら、今までと同じ距離感でやっていけなくなってしまいそうな気がする。
私は今が楽しければ良い事勿れ主義なので、本心から目を背けることに慣れてしまっているのかもしれない。
でも時には自分の、または相手の本心にしっかり向き合うことも必要なんだろうな、とも思った。
生で観る水上恒司にキュンとしつつ、映画の内容は結構重ためだったので、感情の切り替えが忙しい。
でも観られて良かったと思う。
あなたは本心を誰かに打ち明けられますか?
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