子どもはみんな問題児。 | 書く習慣1ヶ月チャレンジDay15「誰かにオススメしたい本、映画、アニメ、ドラマ」

きのうを教訓に1つに絞ろう。

なにを挙げても「お前におすすめされなくてもおもしろいわ！」と思われそうなんだけど、最近触れたのだと「子どもはみんな問題児。」

『子どもはみんな問題児。』 中川李枝子 | 新潮社

育児系の本はあまり（というか全然）読まないのだが、これは「ぐりとぐら」生みの親である中川李枝子さんということもあり、自然に手が伸びた。

私は数年前に育児休業をとった。1年半。すごい貴重な時間だったと思う。
だけど、ふと世の中に追いていかれている感覚があった。取り残されている気分。孤独だった。

仕事を休んで育児育児育児…の毎日だったからだと思う。
同じように感じてるお母さん・お父さんは多くいると思う。

この本は孤独の真っ只中にいる時期に出会えるととても良いと思う。
結構直球的な内容だから、読んでいてちょっと心が苦しくなることも書いてあるんだけど、支えになってくれるはず。
「いま社会の先端に立っているのはお母さんたち」って言ってくれてる。そうそう、母親ってすごいよな！と思わせてくれる。

こんなダメダメな自分みたいな母親でも、まぁ良いのかな？って思える。
だって子供とはこんなに逞しい存在なんだもん。元気が出たよ。

ぜひ。

中川李枝子のご冥福を心よりお祈りいたします。