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【番外編】オランダと日本をつなぐ!クリスティーの成長日記🌷 vol.3「Doei Doei!👋😭」

こんにちは!
村田製作所の広報担当です。

今回のムラタのnoteは、番外編!
オランダから1年間、若手実務研修※で広報部に来ているクリスティーの成長日記🌷 第3弾です!

※若手実務研修とは:グローバル人材の育成のため、若手社員がムラタの海外拠点で実務を通した研修に参加するプログラム



第2弾はこちらから👇


早くも1年間の研修期間を終え、オランダへの帰国が目前となりました。
 
第2弾から約4ヶ月が経ちましたが、どのような学びや気づきがあったのでしょうか?👀
今回も彼女の成長日記をぜひお楽しみください!
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(本人が執筆した内容を、ほとんど原文のまま掲載しています。)


はじめに


皆さん、クリスティーです。
この成長日記シリーズをいつも見てくれてありがとうございます。🥰
皆さんお忙しいところ読んでくれて、たくさんの「いいね」や、応援してくれて本当にありがとうございました!
今回も学んだことや経験したことを共有したいと思いますので、読んでくれたら嬉しいです。😊

皆さん、前回の記事にオランダの言葉「Doei Doei」(ドゥイ ドゥイ)を紹介しましたが、覚えていますでしょうか?Doei Doeiは 「またね・バイバイ」という意味です!
実は、もうそろそろ研修が終わって、私はオランダに帰ることになりました。。1年間があっという間に経ちました。
最近、色々な振り返りしています。2024年1月の自分と、今の自分と、何が変わったか?を考えています。結構色々変わったと思います。この1年間のトレーニングをきっかけに、慣れた環境から離れて多くのことを学び、新しい経験をしました。

研修のおかげで、様々なロールモデルである素晴らしい人々と一緒に働く機会があり、それもまた私がどんな人になりたいかというビジョンを形作る機会となりました。自分がどんな人になりたいかまだ考え中ですが、人間は常に成長し続ける存在だと思うので、ずっと努力し続けますね。

さて、最近どのようなことを経験したかシェアさせていただきますね。

CEATEC出張

2024年10月15日から18日まで開催されていた、「CEATEC 2024」にムラタが出展しました。
今年のテーマはAI(人工知能)やIoT、ビッグデータなどを活用した超スマート社会「Society 5.0」です。
ムラタの製品・ソリューションが私たちの世の中をどのように変えていくのか考えながら、CEATECに参加しました。今年は、15万人以上が私たちのブースを訪れました!😲

ムラタのブース

私はメディア対応の担当として参加しました。
個人的に一番よかったのは、ムラタセイサク君(以下、セイサク君)のパフォーマンスでした!すごい人気でした。以下の写真からもわかるように、毎回大勢のお客様が私たちのブース前に集まりました。皆はセイサク君が静止している状態でも自転車でバランスを保つ能力(不倒停止)や、急勾配を登る能力に感銘を受けていました。

セイサク君は坂を登ってる!
小さなお子さんもセイサク君を見に来てくれました♡

このような大きな展示会に参加するのは初めてでした。
ムラタブランドや社名を広めるだけではなく、それぞれの商品の担当者が製品やソリューションについて説明し、将来のお客様とのつながりを作り、新しいアイデアやソリューションについて議論することの重要性を学びました。
参加できて嬉しかったです。^^

👇ご参考記事


SNSの取り組み

2024年10月15日は、ムラタの創業80周年でした。これを祝うため、バースデービデオを作成したいと思いましたので、広報部メンバーと一緒に世界中の10以上の拠点からのメッセージ動画をまとめました。各国の言語で「Happy Birthday、Murata」と表現し、ムラタのグローバル感・多様性が伝わる動画になりました!
私はこの動画もう絶対に20回以上みました(笑)皆さんも見ましたか?


ムラタには素晴らしい人々が本当にたくさんいます。みんなの素晴らしい活動に誇りを感じており、これらの活動を世界に共有できる立場にいるので、すごく嬉しいです。世界中のムラタメンバーの素敵な活動をこれからも世界に発信するために一生懸命頑張ります!

70Kのフォローをお祝い!😊


広報部の担当者として

広報部は、本当に会社の中に必要な部門なの?と、日本に来るまでは思っていました。最初は、広報部の業務について全く何も知らなかったです。正直、今も知らないことがまだ多いですが、この1年間色々な勉強をしました。
最近では、海外拠点の広報担当者とのグローバル広報会議を開催しました。そこで興味深い質問が提起されました。
「もしゼロから会社を立ち上げたら、どのようにして役員に広報部が必要だと納得させますか?」
私はどうやって彼らを納得させるだろうかと考えました。

発表中いつもハラハラドキドキ💦

私にとって、広報部はコミュニケーションのアンプ(増幅器)のような役割だと思います。世界に向けてムラタが良い会社であることを示し、その強みを伝えることで企業価値が向上していきます。

ムラタの企業価値を支えているのは従業員一人ひとりの存在です。そのため、いろいろなコミュニケーションを通じて従業員とのエンゲージメントを高めていくことが必要です。広報部は社内外に情報を広めるだけではなく、社内のそれぞれの部門をつなげる役割としても貢献します。

私はムラタのアンバサダーとして、ムラタの強みを世界に伝えるために、これからも頑張りたいとおもいます。

広報のファミリー♡


はじめての芋掘り

ムラタは2007年より環境保全活動として「ムラタの森」で地球温暖化を防ぐための森林づくりに取り組んでいます。この活動にはムラタの従業員やその家族、森林インストラクター、地域の住民が参加しています。
その「ムラタの森」で10月に開催された芋掘りに参加しました。大雨なのに、濡れたことを気にせずにデッカイさつま芋を掘りながら泥の中で遊んで、手を汚すのも楽しかったです!(笑) 
私ははじめての芋掘りでしたが、この活動に参加できてよかったです。

芋掘り活動。楽しかった!

オランダではポテト料理が多いので、じゃがいもの畑はありますが、日本のように芋ほりの経験をすることはできません。日本の子どもたちはみんな芋ほりを経験したということを聞いてビックリしました!

オランダの有名なポテト料理としては、フライの上に、サラダ、ケバブや鶏肉、焼けたチーズとソースがトッピングされている食べ物「Kapsalon(カプサロン)」が名物です。この料理は、美容院(オランダ語でKapsalon)のお客さんが夜遅くに軽食を求めていたことから名前が付けられました。最初は美容師が自分用に作ったものでしたが、友人たちもそれを試してみると大人気になりました。オランダの名物です♪

オランダの名物「Kapsalon(カプサロン)」

長岡京ガラシャ祭り

皆さん、ガラシャ祭りについて聞いたことがありますか?ガラシャ祭りは京都・長岡京市で毎年秋に開催される伝統的なお祭りです。 明智光秀の娘「玉」(のちの細川ガラシャ)の輿入れを再現した行列を中心に、総勢約1,000人が長岡第六小学校から勝竜寺城公園までの約3kmを練り歩きます。この祭りは、美しい風景と歴史的背景を体験できる貴重なイベントです。

行列でずっと真面目な顔をしてるは無理。。(笑)

ムラタはお祭りへの協賛だけではなく、従業員もボランティアとして行列に参加しています。このお祭りのおかげで、地元文化や歴史への理解を深め、人々が交流するきっかけとなっています。私も侍女役として行列に参加しました。😊
8人のムラタ従業員がボランティアとして参加して、伝統的なキャラクターとして行列を体験できました。凄く楽しかった、素敵な機会だと思いました!

ムラタ本社の前も通りました!

行列を見に来てくれた方も多かったので、すごく嬉しく、感動しました。
この日は良い天気で、とても賑やかな雰囲気で、長岡京の歴史と地域のコミュニティを経験できて、参加してとてもよかったです。長岡京、最高です♡

残念ですが。。本物の刀ではなかったT^T

1年間の研修を通じて

私は、日本に来て、ムラタの本社で1年間働く機会をもらえたことにとても感謝しています。
この研修を通じて、日本語を少し上達させたり、色々な優しい友達に出会ったり、たくさん新しいことを学んだり、大切な思い出をいっぱい作ることができました。

もちろん、新しい環境にはチャレンジもあります。でも、本当は自分が成長できる、素晴らしい機会です。
最近、周りの同僚たちも研修で海外に行ったり、新しい環境で働くチャンスが増えてきています。ムラタは、世界で80以上の拠点があるグローバル企業なので、このような交流はお互いの背景や文化を理解するためにとても大切です。
皆さん、海外で働く機会がなくても、自分のComfort zone(今の慣れた環境)から離れるチャンスを一回でも探してみてください。そうすれば、自分が必ず成長します。

広報部メンバーから、1年間の思い出をまとめたPhoto bookをもらった😭♡

海外で働くと、一番不安なところは言語の壁かもしれないですが、最近翻訳ツールが増えたので、正直に今のSociety5.0世代で言語の壁を超えることがそんなに大きいハードルではないと思います。
もちろん、生活のために、Basicな表現ぐらい喋ることができればいいと思いますが、周りの人もわかってくれると思います。なので、安心してください。

PS. ムラタはグローバ会社として、弊社の社是が10以上の言語に翻訳されていることをご存知ですか?

社是は10以上の言語翻訳されました!

 

オランダの文化:Sinterklaas

私はクリスマスにオランダに帰りますが、オランダには12月5日に「Sinterklaas(シンタクラース)」という祝日があるのをご存知ですか?

この日は、サンタクロースのモデルになった聖ニコラスをお祝いし、プレゼントを交換し、家族や友達と楽しい時間を過ごします。子どもたちは靴を外に出しておき、シンタクラースが来てお菓子や小さなプレゼントを入れてくれることを楽しみにしています。シンタクラースはオランダの大切な伝統となっています。

シンタクラースの限定お菓子もあります!小さいジンジャーブレッドクッキー「Kruidnoten(クラウドノーテン)」です。
あとは、自分の名前の頭文字のチョコレートをもらう習慣もあります。私のオランダにいる上司が出張で来た時に、「C」の文字のチョコレートをいただき、嬉しかったです。😊🍫 

Sinterklaasのお菓子🍫


プライベート

日本にいるうちに色々な素敵な、綺麗なところにいってきました😊❤

同僚たちと一緒に淡路島の日帰り旅行に行きました。まだ夏だったので、とても暑かったですが、海辺に行くのはとても楽しかったです。
大きなひまわり畑にも行き、名物の玉ねぎのお土産を探したり、アイスクリームを食べたり、海の上で日の入を見ることもできました。夕日を見ると本当に心が満たされますよね?🌅

海の上で日の入を見た😍

広島の宮島にも行きました。ずっと行きたい場所だったので、行くことができてとても嬉しいです。
皆さん、鹿がどうやってその島に来たか知っていますか?宮島には鹿が多かったですが、昔にどうやってあの島に来たのか不思議です。。ずっと気になりました(笑)

オランダの国旗と同じ色をつかった船を見つけた♡

岐阜県にある美しい村の白川郷にも行ってきました。白川郷は伝統的な建物 「合掌造り(がっしょうづくり)」と呼ばれる独特な形の家で有名です。

この家は、屋根が急勾配になっていて、まるで手を合わせているように見えます。冬に雪が降るので、雪が滑り落ちやすくなっていることを学びました。すごいと思いました!
雪の時に見たかったですが、夏でもとてもよかったです。私はやっぱりこのような伝統的な、歴史があるところが一番好きです。

きれいな山の景色

最近、ついに寒くなってきましたので、夢が叶ったように、京都の紅葉を経験できてめっちゃ感動しました🍁❤
秋の季節が一番好きで、ずっとパソコンの背景として京都の紅葉写真を設定していましたが、自分が撮った写真ではなかったので、ついに自分が撮った写真を使えるようになって嬉しいです!

友達と紅葉を見に行った🍁


最後に

皆さん、最後まで読んでくれてありがとうございます。この記事が長くなり、いっぱい共有してすみません💦💦

私は将来にこの成長日記を振り返ると、とても素敵な思い出になると思います。だから、自分自身の成長日記を始めて、自分の冒険を書き留めることをおすすめします!皆さんの成長日記を読むことを楽しみにしています。

この1年間たくさんの貴重な経験をしましたが、いま最も私が伝えたいのは周りの人々への感謝です。優しい人や理解してくれた皆さんがいる環境のおかげで、私は人として成長することができました。

私はいつも他人にお願いするのや頼るのが苦手でしたが、ここに来て、全部ゼロから学んだことばかりで、自分一人ではできないことがたくさんあると気づきました。チームワークはとても大切で、人に頼ることも重要です。

また、お互いを気遣って「最近どう?」や「何か手伝えることある?」と声をかけ合うことも大事です。それによって、お互いが大切にされていると感じます。私も困った時にいつも周りの人が心配してくれて感動しました。
お互いをただ黙って応援するだけでなく、オープンにお互いを励まし合うことも大事です。

日本にいるうちにずっと応援してくれた皆さん、本当に感謝しています。ずっと忘れません。私も皆さんのことをずっと応援します!

オランダに帰ってからも広報担当者としてSNS関連活動にも取り組むので、これは最後のお別れではない。だから、さようならじゃなくて、Doei Doeiだね、またね!😊

皆さん、本当にありがとうございました。❤

日本の妖怪、鵺(ぬえ)と一緒に♡

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