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焼き芋がこんなに手間がかかるものだとは知らなかった件🍠

思いつきで焼き芋作ることに

 ある日のお昼、八百屋でさつまいもが目に入り、ふと「そういや焼き芋、作ったことないし、作ってみようかな」と思った。

 私には、 10 年以上焼き芋を食べた記憶がない。作った経験でいうと1 度もない。

 ものは試しで、とりあえず1本だけさつまいもを買ってみた。

 今回私が買ったのは「シルクスイート」というさつまいも。選んだ理由は名前がかっこいいから!

焼き芋作り開始

 そろそろ 3 時のおやつの時間という頃、「よし、作るか!」と思ってキッチンへ。しかし、意気込んだはいいものの加熱温度や加熱時間、アルミホイルで包むのかなど作り方がわからない。

 そこで適当にネットで調べてみると、「アルミホイルで包む」「トースターで 240 度で 15 分加熱、その後 15 分間放置」という文字が目に入りました。

 そこだけ見て、「なるほど、完全に理解した」と心の中で確信を得て焼き芋作りを開始した。(せっかち失敗ポイント)

予想外の事態

 15 分の加熱後、きちんと 15 分間放置して、いざ、トースターから取り出して包みを開けてみると……うーん、焼けているのかわからない。

 外側が熱いのは確かだが、中身がの様子がわからない。そこで半分に切ってみることにした。

 包丁を入れてみると、刃がすごく通りづらい。すごく硬い!

 「あれ、焼き芋ってこんなに硬いものだったっけ?」 と疑問に思いながらも、切り終えて、断面を見ると明らかに熱が通っていない。

 焼き芋を表す、ホクホクや、ねっとりなどそこにはなかった。

 「おかしいな、なんでだろう」と思い、再度ネットで調べ直すと......なんと、加熱と放置を何度か繰り返すとあった!
(最初から書いてあるのだから驚くところではない......)

 まさか、繰り返す必要があるなんて思わず、 完全に見逃していた。最近トースターを買ったトースター初心者なため、「15分もトースターで焼けば十分だろう」という先入観があった。

完成までの道のり

 しかし、これは食べる上で取り返しのつかない失敗ではない。

 仕切り直しで、再び加熱と放置を繰り返す。追加で2 回繰り返したくらいで、甘い香りが漂ってきた。多分大丈夫そうだが、念のためさらに追加でもう 1 回。

そして......

ついに完成!

できた焼き芋

中がホカホカにできてる!
柔らかくて皮がむきやすかった

 箸を刺すとスッと入る感触があり、「あぁこれか、これでいいんだな......!」と焼き芋の完成を実感。そのまま、箸で一口大に切って口に運ぶと…...

 舌の上をあま~い味が駆け巡る。その瞬間、子供の頃に食べた焼き芋の記憶が蘇り、「ああ、この味!  このホクホクとした食感と、ねっとりとした舌触り…これが焼き芋だ!  」と懐かしい気持ちになった。

 気づけば、あっという間に完食。  焼いただけで、こんなに甘くて美味しいものができる。なんて…素晴らしい料理なのか!  秋や冬に焼き芋が人気なのを、今更ながらに納得した。 

思った以上に手間のかかる焼き芋

 焼いただけでこんなに美味しく食べれたのは良かったが、加熱 15 分 + 放置 15 分 を 4 回繰り返したため、焼き芋が出来上がるまでにかかった時間は 2 時間である!
 
 予定では 3 時のおやつとして食べるつもりだったのに、気付けば17時を過ぎて夕飯の時間が近づいていた。完全に見積もりを失敗した。

 焼き芋作りって思った以上に手間がかかるんだなーと思い知った。まぁ美味しくできたからヨシッ!。

 今度は他のさつまいもでも焼き芋やってみることにする。

おまけ

 今回私が失敗から学んだ、焼き芋の作り方のレシピをまとめておく。今後焼き芋にチャレンジされる方はぜひ、時間に余裕を持った上で参考にどうぞ。

かかる時間

2時間

材料

さつまいも(シルクスイート)

手順

さつまいもをアルミホイルで包んだ後、下記を4回繰り返す

  • トースターにて240 度で 15 分加熱

  • そのままトースター内で 15 分放置

焼けているかどうかをどのように判断基準

箸、または竹串を刺すと抵抗なくスッと入る

追記

「紅はるか」「甘太くん」というさつまいもでも、同じ作り方で美味しく食べれたことをここに記載しておく。

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