ロブ・ゼウス監督の短編映画「BRIDE ZOMBIE(ゾンビの花嫁)」レビュー「『ノケモノと花嫁』は死人が結婚する為に逃げ続け…『ゾンビの花嫁』は逃げるのを諦めて結婚し人生の墓場でふたりは死んだ魚の目になって生き続けるのだ…」
監督が死人(ゾンビ)なのは…
勿論「結婚は人生の墓場」だからですね!
真っ当に生きるってコトは…
監督にとって死ぬコトと同義で…
死んだ魚の目になって生き続けるコトが…
「所帯を持つコト」と描いて物語は閉じる。
監督には…いつまでも日和らないで…
結婚なんかに逃げないで欲しいですね…。
以前にレビューを書いた漫画「ノケモノと花嫁」では…
死人が結婚する為に逃げ続け…
本作…「ゾンビの花嫁」では…
「ハンパな生き方を止める」という大義名分のもと…
逃げ続けるのを諦め…結婚と言う人生の墓場で
ふたりが死んだ魚の目になって
生き続けると描いており…
死んだ人間が結婚する為に逃げ続けるか…
逃げるのを諦め結婚して
死んだ魚の目になって生き続けるか…
両者の違いは「逃げ続ける(ノケモノ)」か
「逃げるのを諦める(ゾン花)」かにあり…
僕には両作品が…
「対になっている」
様に思えてならないのである…。