日本語入力システムを使いこなす(1)

キーボードでの文字入力を効率よく行うには、日本語入力システムを効率よく使いこなすことが大切です。

文節(文のくぎり)で変換する習慣を!!

変換は文節の単位で行うと効率よく日本文を入力できます。
文節については、後で説明します。

文節の単位で変換、確定する理由

文節の単位で変換せず二つの文節をまとめて変換するとどうなるでしょう。
コンピュータが迷います。次の例を考えてみましょう。
「にわにはたけが」は、二つの文節を続けています。

これを変換すると「庭に畑が」または「庭には竹が」になります。
どのように入力したいかは、入力している人にしかわかりません。
文の区切りをコンピュータに教える必要があります。

「庭に畑が」 と入力したい時は、「にわに」と入力し
 変換し「庭に」として、次に、「はたけが」と入力し
 変換し「畑が」とします。

文節より短くても、非効率です。

 「白い」と変換する時に  
 「しろ」と入れて変換すると 城 代 白 などがでてきます。
 「しろい」と入れて変換すると「白い」だけがでます。
 このように文節の区切りで変換すると効率よく変換できます。
 文節は、文を「ね」で区切って自然に読める所で分けられます。

文節の例 1

1.       はじめまして、/たなかです。/
2.       わたしは、/はしります。/
3.       おおきな/こえで/あいさつを/しよう。/
4.       よる/ひらく/はな/
5.       ちいさな/て/
6.       よみかき/ソロバン/
7.       たびの/ラクダ/
8.       がっこうの/こうか
9.       そばうちの/めいじん/
10.   もりで/かぶとむしを/みつけた。/
11.   ごふん/はやく/ついた。/
12.   ピアノを/ひく。/
13.   びょうにんを/みる。/
14.   はなびに/ひが/つく。/

文節の例 2

1.    ともだちと/うみへ/いき、/すいへいせんを/みてきました。/
2.    ぶんしょうを/つくるのは、/けっこう/むずかしいものだ。/
3.    ちきゅうは/まるくて/たいようの/まわりを/まわっている。/
4.    この/じしゃくを/つかって、/きょうは/じっけんを/します。/
5.    すいそうの/なかには、/いけで/とってきた/めだかが/います。/
6.    いえに/かえったら、/てを/あらい、/うがいを/しましょう。/
7.    つかれていたので、/いえに/ついたら/すぐ/ねてしまった。/
8.    れんしゅうは、/なんども/くりかえして/こそ/いみが/ある。/
9.     これは、/まっすぐ/せんを/ひく/ために/つかう/どうぐです。/
10.この/さかを/こえれば、/あとは/くだりだ


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