様々な「依存」について
前回、「中毒」の手当の仕方について話しましたが、
今回は「依存」に関する話をしたいと思います。
前回の記事はコチラから
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(中毒と依存の違い)
毒に中る(あたる)という意味で、食中毒、ガス中毒、化学薬品による
中毒など、命の危険を引き起こすもの。
「毒が体内にあり、体に異常のある状態で、その薬物が身体から
消えれば治る。」
しかし依存症は、体内から薬物が消えても欲求が抑えられず、
症状がずっと続くことです。
(アルコール依存)
急性アルコール中毒について前回書きましたが、
「アルコール依存症」は、アルコール摂取に関するコントロールが効かなくなった状態のことです。
「アル中」とも言います。
ほどほどでやめることができず、酔いつぶれるまで飲んでしまう。(連続飲酒)結果的にお酒を飲むことをやめられなくなってしまいます。
(薬物依存)
大麻や覚せい剤などの薬物を摂取したいという欲望が強く、
自分自身の気持ちをコントロールできずに繰り返し薬物を使う状態のこと。
脳が薬物によって刺激され、欲求を抑えられなくなってしまい、
一度やめてもまたやりたくなってしまうことが多く、抜け出せなくなってしまうことがあるようです。
多量に摂取すれば死に至ることもある。
一時期話題になった「オーバードーズ」は、市販薬の過剰摂取です。
他にも大麻グミやMDMA、LSDと呼ばれるものがニュースで報じられることもあります。
さらには隠語で「チョコ」、「タブレット」なども言われているので、
気を付けなければ知らないうちに摂取してしまうかもしれません。
アルコール依存と薬物依存は治療を受ければ、症状を治すことはできます。
しかし、薬物依存に関しては犯罪なので、逮捕され5年以下の懲役を
受けることになります。
(近年よく耳にするようになった「スマホ依存」について)
スマートフォンの使用を続けることで昼夜逆転したり、成績が下がったりするなど様々な問題が起きても、使用をやめられず、
スマートフォンが使用できない状況が続くと、イライラし落ち着かなくなるなど精神的に依存してしまう状態のこと。
子ども以外にも大人でもスマホ依存に陥ることがあります。
中高生の受験期によく見られます。
治し方は特にありませんがアドバイスをしてくれる専門の方はいます。
しかし、まずは家族と話し合うことが大切になります。
(最後に)
次回は、「アレルギー」について話します。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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