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2024年|ミニマリストが買ってよかったモノ〜後編〜

2024年も色々と手放し、迎え入れ、モノと真剣に向き合った一年だった。
今年から料理が当番制になり、家族みんなが使いやすいキッチンを追い求めた年でもあった。

今回は以前お送りした後編(家電・雑貨編)の続きで、我が家の選りすぐりの「キッチン道具」たちをご紹介する。
それでは、行ってみよう!

昨年の買ってよかったモノは、こちら


1) イイホシユミコさんの急須

我が家では、夕食のときに緑茶を飲む。元静岡県民のわたしにとって、食卓に緑茶は欠かせない。
ここまで毎日緑茶を飲むのなら、いつか良い急須を買おう!と心に決めていた。

そんな中、4年前にイイホシユミコさんの急須「kyu-su (kuro) L」を知り、取扱店に行ってはうっとりと眺め続けた。そして、今年ついに迎え入れた。

ふたり分をいれるのにちょうどいいサイズで、お茶の抽出具合がバチっと決まる。
本体の一部がメッシュになっていて、お茶を入れるときは直接茶葉を入れるだけ。洗いづらい茶こしと格闘する必要がなくなった。
耐水性がある萬古焼(ばんこやき)なので、ふきんで拭くとすぐ乾く。
茶葉の匂いうつりがなく、いつもおいしいお茶がいれられて、心の底から買ってよかったと思うキッチン道具だ。

なによりも、4年間ものあいだ思いを馳せ続けた茶道具は、食卓に並ぶだけで気分が高揚する。

茶筒は開花堂のモノを愛用中

2) IKEAの鍋・フライパン用ふた

以前までは、T-falのふたを使っていた。調理時に使うガラスぶた、冷蔵保存に使う専用のふた。ただでさえ狭いキッチン下の収納に、ふたが多く並び、収納を圧迫していた。

そこで買ったのが、IKEAの「KLOCKREN」。調理時や冷蔵保存時はもちろん、電子レンジでも使える万能なふただ。

我が家では作り置きをするのだが、カレーを煮詰めるのに使ったふたを鍋に被せて、そのまま冷蔵庫にいれている。
シリコン素材なのでグニャリとしなり、狭いシンクでも洗いやすい。軽いから、洗い終わったあとは吊るして干せる。つまみ部分を重ねて、コンパクトにしまえてミニマム。
ふたを3in5outでき、課題だった収納スペースにゆとりが生まれた。

3) ニトリのサラダスピナー

サラダを作り置きし、毎朝食べている。しかし水切れが悪いのか、4日目になると水分でくたくたになっている。人間というのは欲が出るもので、毎朝シャキッとした野菜が食べたくなるのだ。

そこで、新たに買ったのがニトリのサラダスピナー「野菜水切り2(L)」だ。
一度にふたり分×5日分、つまり10人前のサラダをつくるのだが、これなら余裕で入る。まとめてつくって、ふたを外してラップをすれば、小さな我が家の冷蔵庫でもそのまま入れられる。

もちろん、水切れも抜群だ。
5日目でもシャキッとしたサラダが食べられて、一日のスタートを気持ちよく切れるようになった。
ごつごつとした見た目のサラダスピナーが多い中、洗練されたデザインにも満足している。

4) 無印良品のお弁当箱

今年の春から仕事を始め、お弁当をつくることになった。経験上、手入れがめんどうなパッキンがなく、レンジで加熱しても変形しづらいお弁当箱を探していた。

たどり着いたのが、無印良品の「蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ」だった。
その名のとおり、ふたをしたままレンジで加熱できる。本体もふたも分厚く、ガッシリとしたつくりで、今のところ劣化なく使えている。
高さがあるので、ブロッコリーが潰れることなく詰められる。パッキンがついていない分、汁漏れが心配だったが、無事に運べている。
お手入れしやすく、使い勝手のいいお弁当箱のおかげで、プチストレスから解放された。

5) 無印良品のドリンクボトル

週2でバイトしつつ、週の半分は個人で活動しているため、自宅での作業環境は大切だ。
今まではコップに水を入れ、作業中に飲んでいた。しかしコップだと容量が小さく、数時間おきに水を汲みに行く必要がある。集中力がピークになったときに、水が空になると少々やっかいだ。水を汲みにキッチンへ行くと、なぜか集中力がプツンと切れてしまう。

そこで買ったのが、無印良品の「目盛り付きドリンクボトル(500ml)」だ。
シンプルな形で机に置いても目立たず、ノイズにならない。午前中に500ml飲み終わり、昼食がてら給水して、午後にまた500ml飲み終える。

お風呂にも持っていき、湯船に浸かりながら水分補給している。就寝前に枕元に置いておけば、寝苦しくて目が覚めたときや朝起きたとき、すぐに水が飲めて便利だ。もちろん、職場にも持っていっている。

つねにそばにある状態なので、コップをひとつ手放した。家にいるときだって、水筒を使えばいいのだ。


まとめ

ミニマリストになってから、効率や手入れのしやすさも考慮しながら、モノを選ぶようになった。そして、ときには手入れのかかるモノをあえて選び、暮らしに彩りを与えてもらっている。

マキシマリストのときは、見栄で高価なモノばかりを選んでいた。でも、全て手入れが行き届いていたかというと…、できていなかった。
引き算するところは引き算、足し算するところは足し算。そうやって、個性やこだわりを大切にしながら、生活を楽しんでいる。

手入れの行き届いた道具たちが並ぶキッチンは、気持ちがいい。今年は、料理の時間を楽しめるようになった。
来年もあたたかい手料理に舌鼓を打ちながら、家族団らんの時間を大切にしていきたいと思う。


最後に

今年も記事を読んでくださり、ありがとうございました。
今年から有料記事の配信を始め、初めて東京で働き、ESSE onlineさんで寄稿も始めて…、個人的には挑戦の一年でした。
来年も引き続き、今のペースで執筆して参りますので、ふらっと気軽に立ち寄っていただけたら嬉しいです。

それでは、よいお年をお迎えください。

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村上 はな
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