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3分でつかむ『心理的安全性』
1965年に登場した『心理的安全性』という言葉。最近では、あらゆる場面で見聞きするようになりました。ただし、時折、誤用されていたり誤解されているなと感じることがあります。
本noteでは、『心理的安全性』の要諦を端的に整理します。
もともとは、組織に使われていた『心理的安全性』。ハーバード大学教授のエドモンドソン氏が、「対人関係のリスクをとっても大丈夫という、チームメンバーに共有される信念のこと」と定義。アメリカのGoogle社が、チームにとって圧倒的に重要と結論づけたことで注目を集めました。
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『心理的安全性』が高いとは、単にメンバーの仲が良いチームということではありません。仲は悪すぎるでもなく、良すぎるでもなく、「ゴールや成果のために、健全な意見の衝突(ヘルシーコンフリクト)が起こせるチーム」です。
『心理的安全性』をつくる4つの因子として、「話助挑新(わじょちょうしん)」があります。
「話」は話やすさ、「助」は助け合える環境、「挑」は失敗を恐れない挑戦、「新」は常識にとらわれない新奇歓迎を意味しています。この4つの因子は、原田らが約6,000以上の日本の組織を計測・検証して得たものです。つまり、「話助挑新」の視点で組織を見つめ、「話助挑新」に配慮した言動が『心理的安全性』を高めるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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