見出し画像

リーダーシップを学び直したい、という若手がいたら

心理的安全性やリーダーシップについて、
ちょこっとしゃべる(レクチャー)するチャンスがあった。
釜石のみなさん、「聞いたことはあるけど」、
言葉以上の中身を聞くのは初めて、だそうだった。

昨日は、2016年に1年生だった元学生たちとの食事会。
立教大学経営学部のBLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)の入門コースを春学期だけ担当してて、そのときのクラスの同窓会だった。

当時18歳だったみんなも、いまでは26歳。
結婚してたり同棲3年目だったり、
付き合って3ヶ月だったり、ライフステージの進展もそれぞれ。
でも共通しているのは、
「上司が……」
と、
「もう一回リーダーシップを学び直したい」
だった。

BLPでは、4年かけてじっくりとリーダーシップを学ぶ。
プロジェクトを動かしながら学ぶこともあるし、
リーダーシップを理論から学ぶこともあるし、
SA(Student Assistant)として下級生クラスのマネージメントもしながら、
インターンにでかけていくこともある。
同時に、マーケティングやコミュニケーションやファイナンスも学んでいく。

そのリーダーシップは、
グイグイ引っ張っていくタイプ、カリスマ的な伝統的リーダーシップではなく、
ポジションを持ってないときに発揮できるリーダーシップ、
誰もが身につけられるリーダーシップで、
「全員発揮のリーダーシップ」「Leadership without authority」
という種類のリーダーシップ。

昨日集まったメンバーたちは、
「上司がリーダーシップを知らない」
のではないかという、毎日の仕事でたまっている疑問やストレスもさることながら、
「自分のリーダーシップがちゃんとしてるかどうか、点検したい」
し、
「自分が冷静になれないときもある」
からもあって、
「最新の理論を学びたい」
と。

彼ら彼女らも、そろそろ部下を持つようになってきた。
自分のリーダーシップをアップデートしようとしている。

こんな部下がいたら、あなたならどう?
「理屈じゃないよ」
も正論だけど、
「理屈を知ってるか知らないか」
でもある。