私の被服費2021
2020年暮、私は『来年は洋服を買わない』と決めた。
まずは日頃のお洋服事情を説明しよう。
私は仕事には仕事用の服、お出かけにはお出かけ用の服、と分けている。
仕事にはおしゃれ不要。夏は涼しさを冬は暖かさを求める。
動きやすく脱ぎ着しやすいこと、そして日々のお手入れがストレスフリーなことが重要。
ユニクロ、しまむら、GUなどで仕事用の服を買う。
お出かけ用の服は多少の不便があってもいい。そんなことより着ている自分の気持ちが満たされることが大事。デザインが凝ったものや上質なカシミヤなんか着たら心躍ってしまうではないか。お手入れだってクリーニングに出せばいいとおもっている。少しばかり値の張る洋服も買ってしまう。
MARNIやsacaiなんかが好きな感じ。
閑話休題『来年は洋服を買わない』の決心に至るまで
この決心の背景には、パンデミックの影響がある。
この流れでだいたいわかる方もいると思うが、、、
全然出かけなくなった。
私は通常週6日仕事をしている。
1日中自由になるのは日曜日だけ。
土曜日、仕事が終わってから出かけることもるがそんなのは数か月に一回程度だ。
そしてパンデミックにより、外出がほぼなくなった。
お出かけ着が詰まったクローゼットを見るたびに虚しさを感じた。
以前から月に数回の為に私は一体いくら被服費に充てているのだろうと思うことがあった。
それはまさにクレジットカードの請求金額を見た時である。
それでも時間が経てばそんなことを忘れてお気に入りのお店に足が向いてしまう。素敵な洋服に出会ったならば買わずにはいられなかった。
しかし、コロナ渦では事情が違った。
以前なら、月に数回だろうとお出かけ着を着る機会があった。
それがどうなるかもわからなくなった。
そして、多くの人がしたように自粛期間中に片づけに勤しんだ。
片づけに取り組む中で自分の卑しい部分がみえてきた。
所有することで安心する私
いいものを着て見栄を張る私
ものの整理整頓ができていない私 etc...
ヒートテックとか、下着とか、私どんだけもってるねん。
捨て時が分からないが故にずっと使用しつづけヘロヘロになったヒートテックが何枚も出土した。なのに未使用のヒートテックが何枚も出土。意味不明。
ないと不安だし、あって困らないよね?と思ってどんどん買ってしまっていた。自分がどれだけ所有しているか把握もせずに・・・。
一旦、買うのやめよ
私は、そう思いました。折しもちょうど年末だったので2021年は洋服を買わない年と自分で決めました。
そして今、2022年です。私の2021年のチャレンジはどうだったかというと。
洋服は買いませんでした。しかし被服費に3000円ほどお金を使いました。
その内訳は・・・
しまむらでおパンツ3枚
生協でおパンツ1枚
美術館のグッズコーナーで靴下1枚
※おパンツは下着のおパンツ。ズボンじゃない方。
以上です。
被服費をゼロにはできなかったけれど、今まで所有していたものをうまく使えたと思うと達成感があります。洋服は買わなかったし!!
このチャレンジを始めるときに、我慢しないといけないタイミングが来るだろうなーとか、ストレスを感じる時があるかなーなんて思っていたけれど杞憂に終わりました。
おそらく私はファッションにそれほど興味がないのです。
そして今年について。
今、洋服を欲しいと思わない自分がいるので、このままの状態を続けていこうと思っています。
今後また私の感性が何か変わるのか自分でも楽しみです。
写真は2021年購入したゴッホの靴下。
3000円のうち半分くらいがこの靴下代です。
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